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●女性は男性よりも2.7倍もアルツハイマー病を発症しやすい
アルツハイマー病の患者の脳を調査したところ
女性ホルモン:エストロゲンが、普通の人よりも少なかったことが分かった
エストロゲンは、アルツハイマー病の原因物質から脳を守っている
女性の方がアルツハイマー病になりにくいと思われがちだが、
女性は、閉経後、エストロゲンの量が一気に減少、
男性よりも量が少なくなってしまう
 
軽度認知障害(MCI)と言われる認知症予備軍の段階で発見できれば
対応次第で発症を防げる可能性がある
 
●家庭でチェックできるスマヌ法
スマヌを背中に書き、何が書かれたかを当てるテスト
MCIの特徴として感覚の情報が脳に届きにくくなる
そのため似た文字も正しく判断できなくなる
6回行って半分以上間違えたらMCIが疑われるレベル
 
●卵を1日1個以上食べると認知症のリスクが低下する
認知症の原因の一つとして考えられているのが、
記憶と関係が深い神経伝達物質アセチルコリンの減少
卵には、アセチルコリンのもとコリンが豊富に含まれている
最新の研究によると、
1日1個 卵を食べたグループは、食べていないグループに比べ、
認知症発症リスクが22%も低下したことが分かった

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アルツハイマー病は、診断される20年前から発症している
40歳ころから密かに病気が進行していることもある
●早期発見のカギを握るのは、物忘れよりもニオイが分からなくなること
アルツハイマー病を発症すると、記憶を司る海馬よりも先に
嗅覚に関わる嗅内皮質が委縮する
そのため記憶障害よりも先に嗅覚の低下が表れる
 
●睡眠時間が短い子供は、将来 アルツハイマー病になりやすい
睡眠時間が6時間以下の子供は、
大人になっても記憶をつかさどる海馬が成長せず、
将来 アルツハイマー病になりやすいことが分かった
脳の成長に関わる12歳までは、最低9時間の睡眠をとった方が良い

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元カルフォルニア大学 教授 デール・ブレデセンによると
●初期のアルツハイマー病は、リコード法で90%が治る
このリコード法により認知機能が35%から、
わずか1年で98%まで回復した人もいる
アルツハイマー病の改善だけでなく、
脳の処理能力や集中力を上げる効果がある
 
●アルツハイマー病とは?
アルツハイマー病とは、炎症などの脳のダメージによって
アミロイドβと呼ばれる脳のゴミが蓄積し、
健全な神経細胞を破壊、脳が委縮し、働きを低下させてしまう
 
●アルツハイマー病の治療法:リコード法とは?
アルツハイマー病には36の原因がある
今まではアミロイドβの発生原因が分からなかったため、
薬で1つの原因を解消しても進行を遅らせることしかできなかった
リコード法は、36個の原因を生活習慣によって防ぐという方法
 
1、食事
・鮭、ブロッコリー、きのこは、
アミロイドβなどの毒素を排出し、
脳の情報伝達をスムーズにしてくれる食材
・チーズ、キムチ、納豆などの発酵食品を食べることで
体内の菌のバランスを正常化し、脳に栄養が行きやすくする
・オリーブオイル、アボカドなどの不飽和脂肪酸は、
脳の機能を向上させ、さらに活性化させる効果がある
・焼くよりも蒸す、煮る方が、アミロイドβの増加を抑制する効果が期待できる
・夕食を食べてから朝食の間を12時間空けることで
脳を飢餓状態にし、アミロイドβを掃除してくれる
 
2、睡眠
1日の睡眠は、7~8時間
それ以下の時間だと脳へのダメージが蓄積され、
アルツハイマー病のリスクが高まる
音楽を聴くなど寝る前に30分間のリラックスタイムを作ると質の高い睡眠が得られる
寝る前のスマホ、パソコンなどの使用は控えた方が良い
 
3、運動
有酸素運動以外に、筋トレが必要
筋肉の量を増やすとテストステロンが作られ、
記憶を司る神経ニューロンが活性化し、認知機能のアップが期待できる
 
食事、睡眠、運動以外に、サプリメントの服用や脳のトレーニングも必要

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●ボケる人とボケない人の違い
アメリカ ラッシュ大学:デビット・ベネットによると
脳にアルツハイマーの病変があっても、
症状が出ない人が1/3もいることが分かった
1986年に研究が開始され、
生前の認知機能テストと死後の脳の解剖を繰り返した
アルツハイマー病患者の脳に多く見られる脳の
神経細胞に障害を与えるアミロイド斑があっても
発症する人と発症しない人の違いを調査した
 
●ボケるボケないの違いは、ライフスペース
ライフスペースとは、人が生活する範囲を意味する
発症した女性は、他人との交流をあまり持たず、家から出ることも稀
症状が出なかった女性は、積極的に外出し、
広いライフスペースを持っていた
広く豊かな社会的つながりは、
アルツハイマー病の進行を遅らせるために重要
 
●ボキャブラリー豊かな人は、ボケにくい
研究が行われた修道会には、
修道女たちが若き日に書いた自伝があり
それらを調べ上げた結果、アルツハイマー病になった人と
ならなかった人の文章に大きな違いがあることが分かった
表現が乏しい女性は、アルツハイマー病に
表現豊かな女性は、記憶力などの衰えがなかったという

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白澤抗加齢医学研究所:白澤卓二によると
卵を1日2個以上食べるとコレステロール値が上がると言われていたが、
2015年、厚生労働省が下記のように報告した
●食べているコレステロールと血液中のコレステロールは関係ない
 
別の報告では、まったく卵を食べない人と
1日に5~10個の卵を5日間連続で食べた人の
血液中のコレステロールを調べたところ、
ほとんどコレステロール値は変わらなったという
現在は、1日2~3個食べたほうが良いと言われている
卵には、ほとんど糖質が含まれていないので血糖値が上がらない
 
●卵のタンパク質は、肉や魚より良質
黄身の中に含まれるコリンは、アルツハイマー病を予防する働きがある
2017年4月に117歳で亡くなったイタリア人女性:エマ・モラーノさんは、
若い頃から1日3個以上の卵を食べ続けており、
100歳超えても認知機能が下がらなかったという

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