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日本人一人当たりが年間カレーを食べる回数は、平均73回
 
●カレーが日本の国民食になったきっかけは、食品偽装事件
 
昭和初期、カレーは高級料理の一つで、
庶民の口には入らない特別な料理だった
当時のレストランでは、イギリスのC&B社の高級カレー粉が主に使われていた
もちろん国産のカレー粉も造られていたが、
カレー粉はイギリス産というイメージが強く、
C&B社の2/3の価格でも全く売れなかった
1931年、密造団がC&B社の缶に
安い国産のカレー粉を詰めて販売する食品偽装事件が発覚
この事件は大きなニュースとなり、C&B社のカレー粉の流通はストップ
コックたちが仕方なく国産のカレー粉でカレーを作ったところ、
C&B社のカレー粉に遜色がない美味しさであることが分かった
この偽装事件により国産カレーが、安くて美味しいことが日本中に知れ渡った
手ごろな値段で食べられるようになるとカレーライスは、人気爆発
日本の国民食に成長した

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●カレーの作り置きを1日置くと翌日 菌は約5200倍 増殖する
作りたてのカレーライスには、菌は約5000個
 
●鍋のまま常温で24時間 放置した場合
鍋のまま常温で24時間 放置すると約5000個の菌が、
約5200倍、約2600万個に増殖する
菌が1gあたり10万個以上で食中毒の危険性があると言われている
鍋のまま常温で放置して菌が10万個に達するのは、4~5時間程度
放置したカレーを食べる前に加熱すると、かなりの菌は死滅するが、
ジャガイモやニンジンなど具材についているウエルシュ菌は、
熱しただけでは死滅しない
 
●鍋を冷ましてから冷蔵庫に入れるよりも鍋が熱いまま冷蔵庫に入れた方が菌が少なかった
鍋を冷ましてから冷蔵庫に入れた場合、
24時間後、約5000個の菌が、約74000個に増殖
鍋が熱いまま冷蔵庫に入れた場合、
24時間後、約5000個の菌が、約6600個にしか増殖しなかった
 
●カレーの中にいる食中毒菌は、30~50℃で最も増殖する
冷ますのに時間をかけない方が良い
熱いまま冷蔵庫に入れると冷蔵庫の故障の原因や他の食材への影響があるため
濡れたタオルなどで鍋を包んで冷蔵庫に入れた方が良い
保存容器などで小分けにするとより早く冷ます

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●カレーのシミは、洗剤で洗う前に天日干しするとキレイになる
 
カレーのスパイス:ウコンに含まれるクルクミンは、
黄色いシミの原因である黄色ポリフェノール化合物
黄色の着色料としても使われるほど
クルクミンは、太陽の紫外線である程度分解する
 
天日干しの前に洗剤で洗ってしまうと
洗剤とクルクミンが反応してしまい落ちにくくなる可能性がある

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カレーを作るには、玉ねぎを飴色になるまで炒めるのが常套と思われがちだが、
実は、炒めても そこまで甘くならない
 
●玉ねぎの甘さを引き出すには、炒めずに丸ごと煮た方が良い
 
玉ねぎを飴色になるまで炒めると香ばしくなるが、甘くならない
玉ねぎの辛み成分 硫化アリルは、加熱することで甘み成分に変わる
炒める方法だと、熱を加える前に玉ねぎを切り、
揮発性の高い硫化アリルが飛んでしまい、
甘み成分に変わる量が減ってしまう
 
2/3ほど浸かるくらいの水で30分煮るだけ
30分経ったら玉ねぎを取り出し、乱切り
カレーの材料として使用するだけ

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大塚食品が開発した世界初のレトルトカレーの「ボンカレー」
機械でレトルトパックに詰めて造られているが、
その開発には、点滴液の殺菌技術が使われている
 
ボンカレーを商品化する際、
最もネックとなったのは殺菌処理の方法
殺菌のため、直接パックを熱湯の中に
入れてしまうと中の空気が膨張し破裂する
 
そこで目をつけたのが、
大塚グループが持つ点滴液の加熱加圧の殺菌技術を応用した
熱と共に圧力を加えるレトルト釜を開発
これによって袋を破裂させない殺菌処理が実現した

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カレーのシミは、洗濯しても落ちないモノ
 
ハウス食品:軽木希によると
●カレーのシミは、洗った後に天日干し
 
カレーに含まれるスパイス:ターメリックが、
落ちない黄色いシミの原因
 
その黄色い色素にあたるクルクミンは、
紫外線に弱いという特徴がある
 
太陽の光に当てて天日干しすると黄色いシミは落ちる

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