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世界で初めてカニカマを発売した株式会社スギヨによると
そもそもカニカマは、カニに似た商品を作ろうとして開発したわけではない
 
●カニカマは、人工クラゲを作る途中で偶然誕生した
 
昭和43年、中国との国交が悪化し、クラゲの輸入がストップしていた
スギヨは社運をかけて人工クラゲを開発した
ワカメなど海藻から出るヌルヌル成分 アルギン酸に
卵白を入れてよく混ぜるとジェル状になる
塩化カルシウム溶液に浸すと、まるでクラゲのようなコリコリ食感を生み出す
しかし開発した人工クラゲを調理すると
コリコリ食感のクラゲが醤油などの調味料と
反応してバランスを崩し、ふにゃふにゃになり弾力を失ってしまった
人工クラゲの開発を断念し、別に活かす方法を模索
人工クラゲを刻んで試食したところ、カニ肉に似ていることを発見
人工クラゲに、安くて癖のないスケトウダラ、
カニの甲羅などからとったカニエキスを加え、
食紅で表面を赤くすることでカニ肉に似た商品を開発
その商品に「かにあし」と名付けた
カニ一杯が約6000円だった時代に1パックわずか200円で売り出した

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●スケトウダラを食べると衰えた筋力が取り戻せる
立命館大学の藤田聡教授と日本水産 食品機能科学研究所がヒト臨床実験を実施
65歳以上の女性19人に、
3か月間 毎日スケトウダラ30gを摂取してもらったところ、
脂肪と骨を除いた筋肉量の目安となる部分が増加することを確認
筋トレなど特別な運動をしないでも
筋肉量が増えていることが分かった
 
また愛媛大学と東京大学で実施したラットを使った実験では、
白身魚を食べた若いラットは、たった3日間で筋肉量が増加
若者への効果も期待されている

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