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●刺身のツマが死の危険を招くオゴノリ食中毒
東京海洋大学:藤田大介 准教授によると
海藻のオゴノリは、刺身のツマとしてよく用いられている
本州から九州にかけてごく当たり前に見られる海藻
食品として流通しているオゴノリは、業者が加工を施したもの
 
東京医療保険大学大学院:野口玉雄 教授によると
オゴノリを生で食べると食中毒の危険がある
だがオゴノリ自体には毒はない
オゴノリ食中毒の原因は、食べ合わせ
オゴノリの持つ酵素が、
一緒に食べた魚の脂質の成分と体内で反応し、
プロスタグランジンE2という中毒を起こす物質を作る
採れたての新鮮なものほど酵素の働きは活発
さらにプロスタグランジンE2は、
女性に強く影響し、死に至る可能性もある
国内で3件起きているオゴノリ食中毒の死者は、すべて女性
市場に出回っているオゴノリは、
石灰水に浸け、酵素の働きをなくしてある
その過程でオゴノリは緑色に変わる

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