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●羽田空港は昔、アジア最大級のプールだった
 
そこは、今の羽田空港の滑走路あたり
羽田穴守浄化海水プールの大きさは、長さ70m、幅30m
使用していたのは、海水
満潮になると海水がプールに入り、
干潮になると、一定量残して営業ができる仕組み
 
周辺には、野球場や陸上競技場などあり、
明治49年のストックホルム五輪の陸上競技予選会も行われた

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●プールを満水にするワケ
満水でないと波が収まりにくいが、
満水だと波がたっても水が溢れてすぐに収まりやすい
大会などで記録に影響がないように
プールを満水にして波を防いでいる
 
●プールの温度
スイミングクラブの水温は、28〜29度くらい
その温度で水泳大会を行うと水温が高すぎて水の中で汗をかき、
体力の消耗が激しくなってしまう
オリンピックなどの国際大会では、水温は24〜25度と決められている

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●ベッドで寝ていた少年が溺死するメカニズム
 
2008年6月、アメリカ家族と近所のプールで遊んでいた10歳の少年
帰宅すると疲れたのか、ベッドで眠りについた
約20分後、気になった母親は、子供の様子を確認した
すると口から泡を吹いていた
反応はなく母親は救急車を呼び、緊急搬送された
医師は懸命に処置を続けたが、少年は亡くなった
死因は、溺死
少年の肺は、水で一杯の状態だったという
 
富山大学附属病院 種市尋宙 医師によると
これは遅発性の溺水
体重10㎏の場合、たった10ccの水が肺に入るだけで起こりうる
何らかの原因で少量の水が肺に入り込み、
体のメカニズムにより、肺一杯に水が溜まり、
水を吸い込んでから数時間後に呼吸困難になる場合がある
急性呼吸窮迫症候群と言われている
 
プールの中に含まれる薬品が
肺の組織に触れることで異常反応をきたし、
周りの血管から水運が肺の中へ流れ込むことにより窒息してしまう

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●国際大会で使用される50mプールの長さは、50m2㎝
 
その余計な2㎝は、タッチ板のため
 
タッチ板とは、プールの両サイドにつける自動審判時計装置
競泳の国際大会では、プールのゴール地点にタッチ板を設置
それに触れた瞬間にタイムが自動で表示され、正式な記録となる
 
そのタッチ板の厚さが、1㎝
厚さ1㎝のタッチ板を両サイドに付けることを前提として
公式プールの長さは50m2㎝になっている
 
●タッチ板が初めて採用されたのは、東京五輪
1960年のローマ五輪の競泳協議で判定を巡るトラブルがあり、
それをきっかけに、東京五輪から正式にタッチ板が採用された

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