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内臓脂肪が基準値の100㎠を超えると、
1、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病を招く危険性がある
 
2、心筋梗塞、脳梗塞などの突然死につながるリスクが高くなる
 
3、ハーバード大学の研究によると、ガンの30%が内臓脂肪が原因
 
4、40歳から内臓脂肪が基準値以上だと認知症になる確率が3倍高まる
 
内臓脂肪が多い人が、水を飲まず脱水を起こすと
心筋梗塞や脳梗塞など血管の重篤な疾患を起こすリスクが高まる

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東京医科大学病院:小田原雅人によると
近年、内臓脂肪を減らす画期的な方法が明らかになってきた
それは体の中にあるBATという細胞群を刺激して内臓脂肪を燃やす方法
 
●内臓脂肪を燃やす細胞:BAT
通常、筋肉を動かした場合の燃焼効果は、数字でいえば4程度だが、
BATが活性化した場合の燃焼効果は、300~400
筋肉の70~100倍の燃焼効果があるという
 
●BATとは?
脂肪を燃やして体温を保持するために細胞
燃料として内臓脂肪を多く使う
全身の脂肪燃焼と大きな関係があることが分かってきている
 
●BATは、年を取ると減ってしまう
以前は減ってしまったらもう戻らないと考えられていたが、
最新の研究でまた増やせることが分かった
 
●BATと増やす方法
1、身体の皮膚に寒冷刺激を与える
人の身体には寒さを感知し、BATを増やすセンサーがある
長期間、センサーが寒さを感知し続けるとBATが増えることが分かった
 
2、BATを増やす3グループの食材を摂る
・とうがらし、ショウガ、黒コショウ、青魚
・わさび、にんにく、たまねぎ、からし
・ミント

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京都大学:奥田昌子 医学博士による内臓脂肪を落とす方法
 
●脂質を抑える
脂質の代表 肉は、下処理で無駄な脂身をとったり、鶏肉の皮は切り落とす
調理は、揚げるよりも焼く、焼くよりも煮ることで脂肪の量が少なくなる
青魚に含まれるDHAやEPAは、内臓脂肪をつきにくくする働きがある
お酒と果物は脂質がほとんど入っていなくても脂肪を増やす要因となる
お酒は初期欲を高めるホルモンを胃と脳から分泌させ、内臓脂肪がたまるのを手伝う
果物に含まれる果糖は血糖値を上げないため脳に満腹シグナルが送られない
その結果、ついつい食べ過ぎてしまい肝臓で中性脂肪に変わる
内臓脂肪がつきにくい果物は、イチゴ
イチゴは果糖が少なく、ブドウ糖と果糖が結びついてできるショ糖も少ない
どうしてもフルーツが食べたいときは、イチゴがオススメ
 
●アディポネクチンを増やす
脂肪を燃やしてくれるのが、脂肪細胞から分泌される善玉物質アディポネクチン
しかし日本人の40%がアディポネクチンの量が少ない
アディポネクチンを増やす食べ物が、玄米と大豆
 
●生活の中で落とす
1、十分な睡眠をとる
睡眠が足りていない人ほど、肥満度が高いことが分かっている
睡眠不足になると胃から食欲を高めるホルモン:グレリンが分泌される
反対に食欲を抑えるホルモン:レプチンが
少なくなるので食べても食べても満腹感がない
 
2、運動する
内臓脂肪を減らす男性ホルモンは、運動をすると確実に増える
運動すれば女性でも脂肪は燃やせる
有酸素運動をする前に筋トレを10分間 汗ばむ程度 行うと
内臓脂肪が落ちやすくなる

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京都大学:奥田昌子 医学博士によると
内臓脂肪の危険な目安は、、男性なら85㎝以上、女性なら90©以上
●外国人より日本人の方が、内臓脂肪がつきやすい
おへそ周りが同じ日本人と白人を比べると
日本人は内臓脂肪が多く、白人は皮下脂肪が多いことが分かった
 
脂肪細胞がエネルギーに変わるとき、
脂肪細胞の中から大量の脂肪酸が出て、
静脈に取り込まれて全身に流れていく
最初に流れ込むのが肝臓
肝臓は脂肪を分解するが、
大量に流れ込んでくると作業が追い付かなくなり、脂肪肝になってしまう
脂肪肝は、肝臓がんを誘発するため、
●内臓脂肪がついている人は、肝臓がんになるリスクが2倍もある
 
●世界の肝臓がんの3/4が、東アジア、中央アジア、東南アジアに集中している
日本人を含むアジア人が、内臓脂肪がつきやすいためと考えられている
 
ハーバード大学がん予防センターの調査によると
がんの原因は、食事や肥満が全体の30%で喫煙夜も多い
●40代の中年期に肥満の人は、認知症の発症率が3倍以上も高い
実際にアルツハイマー患者の60%が、内臓脂肪の面積が基準を超えている
 
●内臓脂肪が多い人は、便秘になる
内臓脂肪がつきすぎると腸が自由に動かず、
食べ物をスムーズに送り出せず便秘になる
また内臓脂肪が胃を圧迫して食べ物と胃酸が
食道に上がってしまう逆流性食道炎もよく見られる

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