内閣総理大臣」タグアーカイブ

どちらも同じ意味だが、
首相は、中国にならった呼び名で
総理は、日本で作った呼び名
 
江戸時代、日本に外国人がやって来た時、
「そなたの国では誰が政治を行っている?」
「プライムミニスター」と答えた
自分の国で政治を行うトップをプライムミニスターと呼んでいた
それを日本語に訳す際、昔から中国で
使われていた政治を行うトップをさす首相という言葉を当てはめた
 
首相は、外国の政治のトップの人
プライムミニスターを指す言葉
 
その後、明治時代となり、外国にならって内閣が作られた
そして内閣のトップの呼び名を決める時、首相にしようとしたが、
首相は外国の政治のトップという意味があったので
その呼び名に反対する者が多くいた
 
そこで生まれたのが、内閣総理大臣という呼び名
内閣の総てを理める、という意味
昔から使われていた大臣を付けた日本独自の呼び名
 
戦後の国際化に伴い、国のトップ同士が会談する時、
他国のトップが首相と呼んでいるのに、
日本は総理と呼んでいるのでは分かりにくい
そこで日本でも首相という呼び名が徐々に使われるようになり、
現在、2つの呼び名が存在する
公の場では内閣総理大臣と呼ばれている

(117)

スポンサード リンク
A級戦犯で裁かれることが決定していたが、
直前に服毒自殺した第34 38 39代 内閣総理大臣:近衛文麿
 
その異母弟である近衛秀麿は、
ドイツのベルリンフィルで活躍する指揮者だった
 
ドイツ国内にいたユダヤ系の
音楽家をナチスの迫害から助けるため、
演奏会を理由に日本に招待させ、そのまま亡命させた
 
世界的ピアニスト:レオニード・クロイツァーをはじめ、
指揮者:ジョゼフ・ローゼンストック、
マンフレート・グルリットなど
約50名を亡命させて救出させた

(1621)

スポンサード リンク