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●心臓が止まっても20秒くらいは意識がある
 
心臓が止まっても脳には酸素が残っているので20秒は意識が存在する
 
ニューヨーク大学のサム・パーニア医師が、
危篤状態から蘇生した63人を調査
 
心肺を停止した後も、意識があり周囲の会話や
死亡宣告まではっきりと聞いていた事が確認された
その証言は、現場に居合わせた医師や看護師も認めるほど正確だった

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ロンドン大学とリーズ大学がアメリカの医学誌に発表
●貧乏ゆすりは、女性の死亡リスクを下げる
 
1日の平均座位時間、貧乏ゆすりの程度、
食事・喫煙・飲酒など生活習慣、身体的活動、
教育程度や就労の有無などのライフスタイルの情報を入手し、
平均12年間の追跡調査を行った
 
貧乏ゆすりに関して、まったくしないのレベル1~
常にするのレベル10まで10段階で評価
 
1日7時間以上座っていて、貧乏ゆすりをほとんどしない女性は
座っている時間が1日5時間未満の女性よりも死亡リスクが30%アップ
 
しかし座っている時間が7時間でも
貧乏ゆすりをある程度行う女性の死亡リスクは25%も低下
貧乏ゆすりを頻繁に行う女性では、24%低下した
 
貧乏ゆすりを頻繁に行う女性で座位時間が5~6時間であれば
その死亡リスクは、37%も低下した

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2010年、オーストラリアでの研究によると
25歳以上の成人における余暇の座位時間が
1日2時間未満の成人と比べて
4時間以上の成人は、総死亡リスクが1.46倍、
心血管疾患死亡リスクは1.8倍高くなる
 
さらに2012年のオーストラリアの研究では、
1時間座り続けるごとに平均余命が
推定で22分間も短くなることが指摘された
 
2015年には、カナダの各国で実施された研究を統計的に統合し、
心臓や血管の病気やがん、糖尿病などと
座り過ぎの習慣との関連が確認されたと結論付けた
 
2016年にノルウェーなどのグループが、
健康リスクを減らすのに必要な運動量を検証
軽いジョギングやテニスの練習のような中等度強度の運動を
1日60分~75分すれば、座り過ぎによるリスクをほぼ相殺できるという
 
下肢の筋肉を長時間 使わない事の関係が有力視されている
立ったり歩いたりすると下肢の筋肉が収縮する
これに伴って体内で糖を運ぶ糖輸送体が移動し、
血液から細胞への糖の取り込みを促す
また筋肉組織にある酵素を活性化させることで
血液中から中性脂肪の取り込みが促進されることが分かっている
座っている時は筋肉収縮がほとんど起きないため、
糖輸送体や酵素の働きが弱くなり、
血液中の糖や中性脂肪の濃度が高まると考えられている

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