普通の消しゴムは、良く消えるのに
シャープペンについている小さい消しゴムは、消えにくい
●シャープペンの消しゴムが消えにくいワケ
ぺんてる株式会社:岡井禎浩氏によると、
普通の消しゴムとシャープペンの消しゴムは、素材が全く違う
普通の消しゴムは、プラスチック製
ゴムが繊維の隙間に入り、鉛筆の粒子をくっつけて取り除く
一方、シャープペンの消しゴムはゴム製
紙の表面ごと削り取っているため
隙間に入った鉛筆の粒子を上手く取れない
プラスチック製の消しゴムには、
可塑剤が入っているため他のプラスチックを溶かしてしまう性質を持つ
消しゴムを裸で置いていると定規にくっついたりする現象が、それ
さらに普通の消しゴムは柔らかいため、
シャープペンの消しゴムに使うとすぐに折れてしまう
そのためシャープペンは、どれだけ進化しても
可塑剤の入っていない消えにくい消しゴムを使わざるを得ない
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