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江戸時代、鍵屋という有名な花火職人がいた
そこの番頭さんは あまりにも
腕が良いので独立を認め、玉屋の屋号を名乗った
 
鍵屋の守り神である鍵屋稲荷(東伏見稲荷神社)
向かって左側に鍵をくわえた狐様、
右側に擬宝珠をくわえた狐様が本殿を守っていることから、
鍵屋と玉屋という名前になった
 
隅田川の花火大会では、
両国橋よりも上流を玉屋が担当、下流を鍵屋が担当した
上流に「たまや~」、下流に「かぎや~」と叫ぶのが正しい
 
実際、“橋の上 玉屋玉屋の声ばかり”といった川柳が
詠まれるほど玉屋の人気が圧倒していた
 
ちなみに鍵屋は、(株)宗家花火鍵屋として現在も残っている
玉屋は、1843年の火事が原因で一代で廃業した

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花火の総合商社 株式会社オンダ:恩田郷子によると
●線香花火は斜め45度で持つと長持ちする
 
花火を45度に傾けると、真っすぐ持つよりも
火薬が少しずつ燃えていくため
燃え尽きるまでに時間がかかり長持ちする
 
実際にオンダで生産されている花火には、
斜め45度で持つように書かれている
 
●火薬を支える付け根部分を、少しひねると
紙がこよりのようにしっかりし、燃えにくくなり長持ちする

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