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●雨のニオイの正体
 
雨の日には、何となく雨のニオイがするもの
 
その匂いをペトリコールという
ギリシャ語で石の香りという意味
1964年にオーストラリア連邦科学産業研究機構の鉱物学者Isabel Joy BearとR. G. Thomasがネイチャーに発表した論文の中で作られた造語
 
特定の植物から生じた油が地面が乾燥している時に粘土質の土壌や岩石の表面に吸着し、雨によって土壌や岩石から放出されることにより独特の匂いが発生する
 
他にも雷によって発生するオゾンや土壌中の細菌が発生させるゲオスミンもにおいの原因とされている

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夏の午後から夕方にかけてよく見られ、
激しいにわか雨を伴う「夕立」
 
気象学的には、にわか雨、集中豪雨といった現象にあたり、
「夕立」という独立した現象があるわけではない
そんな夕立には、対となる「朝立」という言葉も存在する
 
●早朝のにわか雨を「朝立」と言う
 
夕方⇔朝方 夕焼け⇔朝焼け 夕霧⇔朝霧 夕顔⇔朝顔
基本的に日本語は、夕と朝が、対となっている
 
早朝のにわか雨は、朝立(あさだち)と言う

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●ツバメが低空飛行すると雨が降る
自然現象や生物の行動の様子などから
天気の変化を予測する観天望気のひとつ
 
ツバメの主食は、飛んでいる昆虫
 
湿度が高く雨が降りそうなとき、
昆虫は羽が湿って重くなり高く飛べなくなる
 
それに合わせてツバメも低く飛ぶので、
雨が降ると言われている
 
●雨の日の独特なニオイの正体は、アスファルトの表面の埃
カビ、微生物、排ガスを含む埃が水と混ざると
アスファルトの熱により、ニオイ成分が気体になる

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