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自然に存在する毛のアンゴラウサギを調査したところ、
遺伝子的にFGF5が変容して働かない状態になっていることが判明した
 
哺乳類の毛の成長サイクルは、
成長期になり生え始めた毛は、どんどん長くなり、
退行期に成長が止まり、休止期に入って抜け落ちる
この退行期に入るきっかけを作っているのが、FGF5という遺伝子
 
アンゴラウサギは、このFGF5を持っていないため、
毛の生長期間が他のウサギよりも長く、
毛が抜けずに伸び続け、モフモフになる
FGF5が活発になると成長期が短くなり、
太い毛が伸びる期間が短くなってしまうため薄毛になる

東京理科大学 生命医科学研究所では、
FGF5の働きを抑える成分を探している
3000種類の植物から4つ、FGF5の働きを抑える成分を発見した

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