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●鳩時計の鳴き声は、ポッポーではなくカッコー
鳩時計ではなくカッコー時計が正しい
カッコー時計は、1640年ころ、ドイツのシュヴァルツヴァルトで誕生した
カッコー時計を鳩時計と呼んでいるのは、世界で日本だけ
 
●日本で鳩時計と呼ばれるようになったワケ
日本では、カッコーを別名、閑古鳥と呼び、店などに置くには縁起が悪かった
 
日本で初めて作られたのは、終戦後の1945年
日本を元気にしたいという思いから、
平和の象徴 鳩をモチーフにポッポ時計として販売された

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●世界初の腕時計は、戦場で死なないために誕生した
 
1890年頃、腕時計のルーツとなった時計は、
懐中時計を腕にはめるために作られた革製のケースとバンド
その時計を使ったのは、戦場の兵士
懐中時計をポケットに入れておくと
ポケットから出すのに手間取り、撃たれてしまう
さらに懐中時計の裏面が反射し、相手に居場所がバレてしまう
そこで兵士が工夫して懐中時計を腕に巻いた
 
現在、スイスにあるオメガ ミュージアムに展示されている

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●線香が、どのメーカーも同じ長さになった理由
その理由は、商家の若旦那と芸者の人情噺の
たちぎれ線香という上方落語のネタにある
 
江戸時代は、庶民にとって時計が無い時代
遊郭の芸者が線香に火をつけ、
線香がたちきれるまでが、若旦那の時間
 
線香の長さが同じなのは、
線香が時間を測る道具だった名残り
 
●一本立ちの由来
芸者も一人前になると
線香一本分の時間を客が飽きずにいられることから
一本立ちするという言葉が生まれた

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