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●ビジネスクラスは、エコノミークラスの人の怒りから誕生した
 
1970年代に大型のジャンボジェット機が導入され、急に輸送量が増えた
直後にオイルショックが起き、日本は大不況に陥った
もちろん海外に行く意欲も下がる
そのためジャンボジェット機導入時に大量の空席が出た
その空席を埋めるために団体割引などのエコノミー席を格安で販売
しかし正規料金を払っている客から同じ席なのに、
あまりにも値段が違うとクレームがきた
そのクレームに対応しようと旅行会社が、
正規料金を払っている客を特別扱いする中間的な席を用意した
その席が、現在のビジネスクラスに発展した

(178)

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●飛行機の座席テーブルは、奥に向かって3度傾いているワケ
 
その理由は、飛行機は、水平に飛ばないから
 
飛行機が水平飛行している時も、
実は機首を3度ほど上げた状態で飛んでいる
機首を水平にすると十分な揚力が得られない
 
そのため座席テーブルは、水平飛行の時に水平になるように3度奥に傾けている

(199)

●民間旅客機の多くが白なのは、塗装のコストと重量を下げるため
 
白が最も安く、軽いため
ジャンボジェットの全てを塗り替えると
塗料を200㎏(ドラム缶3個分)使う
赤や青を塗る場合は、下地に必ず白を塗る
白の下地の上に、赤や青を塗るため、重量が重くなってしまう
重さが変わると燃費に大きく影響する
 
他にも機体が白いと熱を吸収しにくく客室の温度上昇を抑えられたり、
整備の際、オイル漏れや塗装の腐食などを発見しやすいなど様々なメリットがある

(188)

●100mℓ以上のマヨネーズは、飛行機内に持ち込めない
 
100mℓの液体量は、爆発物が作れるか作れないかの基準となっている
 
わずか100mℓの液体化学品があれば、
強力な爆発物が作れるため飛行機内に持ち込みが制限されている
マヨネーズの場合は、中に化学品を混ぜても
見た目で分かりにくいので持ち込みは禁止されている
ケチャップやジャムも同じ理由で持ち込み禁止となっている
 
100mℓ以下のモノならジッパー付きの透明な袋に入れて持ち込みは可能

(226)

●飛行機のタイヤには、空気ではなく窒素が入っている
 
空気には、水や酸素が含まれる
高い場所を飛ぶ飛行機のタイヤに空気が入っていると
急に水蒸気になったり、凍ったり、様々な状態に変化する
反応性に乏しい気体として窒素ガスが使われている
また酸素が含まれない窒素ガスは、
爆発や火災のリスクを軽減できる

(211)

●ライト兄弟より先に飛行機を考えた日本人
 
それは二宮忠八(1866~1936年)
伊予国宇和郡八幡浜浦矢野町(愛媛県八幡浜市矢野町)出身
 
陸軍従軍中、1889年に鳥型飛行器を考案
カラスが羽ばたかずに飛んでいる姿を見て思いついた
1890年には、ゴム動力による模型飛行器を製作
明治24年(1891年)4月29日、3mの自力滑走の後、
離陸して10m飛行、日本初のプロペラ飛行実験を成功させた
 
明治26年(1893年)10月に、
有人飛行を前提にした玉虫型飛行器の翼幅2mの模型を作成
それはライト兄弟が初フライトを成功させる10年前
この玉虫型飛行器を飛ばすためのエンジンの費用を
工面している間にライト兄弟が先に有人飛行に成功した

(216)

●ミニトマトは、食卓ではなく 元々 飛行機の機内食で食べられる野菜だった
40年前 ミニトマトは、日本には馴染みがなく、
アメリカやヨーロッパなど海外の飛行機で機内食として食べられていた
機内食にカットした大きなトマトを使うと
トマトから出る水分で他の野菜が傷んでしまうため
一口で食べられ、カットする必要がないミニトマトを使用していた
そんな機内食のミニトマトを見て
感動した日本の農業関係者が栽培を始め、
日本の飛行機の機内食でも使われ始めると、
「かわいい」「食べやすい」と乗客から大好評
このことがきっかけで一般家庭にも知られ、食卓に定着した

(9426)

●飛行機の非常口座席は、大人しか座れない
 
この非常口座席は、満15歳未満は座ることができない
緊急時など脱出時は、他の乗客の補助も求められる
知らずに座席を指定して購入すると
国交省の規定を承認したことになる
 
以下の人しか座れないことになっている
航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる人
脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、
他の客へ口頭で伝えられる人
緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない人
搭乗に付き添いの方や係員の手伝いを必要としない人も

(197)

飛行機が離陸した時に耳がキーンと痛くなる経験ある人は多い
その理由は、
赤坂山王クリニック:梅田悦生によると
●飛行機が離陸した時に耳がキーンと痛くなる人は鼻が詰まっている
 
鼻が詰まっているとは、風邪や鼻炎などで
鼻の奥が炎症を起こし腫れている状態
 
鼻をかんでも詰まっている人は、
鼻の粘膜が腫れて狭くなっている
飛行機が離陸すると気圧が下がる
すると鼓膜の奥が膨張するため、
鼓膜を押して痛みを感じる
普通の人は、膨張した空気が
スッと鼻から抜けて痛みが無くなる
しかし鼻が詰まっている人は、
空気が抜けづらくなっているので
鼓膜が圧迫されて耳が痛くなる
 
●飛行機で耳が痛くなった時の対処法
・温かいおしぼりを鼻に当てる
お風呂に入ると鼻がスッキリすると同じ理屈

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