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昔、イライラしたときは、
カルシウムを摂ると良いと言われてきたが、
●カルシウムと不足とイライラは関係ない
血液中のカルシウムが脳に運ばれると
脳の興奮を抑えるという作用がある
そもそも血液中のカルシウムが不足した際は、
骨のカルシウムから補給される
血液中のカルシウムが不足する状態は、まずありえない
 
もしも本当に血液中のカルシウムが不足すると
肌がボロボロになったり、最悪 痙攣状態に陥り、
イライラするだけでは済まない
 
カルシウム不足がイライラを招くという情報が出回ったのは、
1975年(昭和50年)、ある雑誌に
ストレス社会の原因は、カルシウム不足という記事が載ったことが原因
当時、高度経済成長も終わり、ストレス社会の真っただ中
日本中がイライラを強く感じていた
同じ頃、食の欧米化が進み、魚中心の食生活から肉中心の食生活に変わり、
カルシウムの摂取量が減少した
社会問題となっていたストレスとカルシウム不足が偶然重なったことで
ストレスの原因をカルシウム不足と断定した記事が出て、日本中が信じてしまった

(119)

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東洋英和女学院大学:山田和夫教授によると
●野菜を中心に食べる人の方が、うつ病を発症しやすい
2017年、イギリスとアメリカの共同研究チームが、
野菜を中心に食べる人の方が、
うつ病を発症しやすいことを突き止めた
野菜を中心に食べる人は、
肉などに含まれるビタミンB12の摂取量が少ないため、
それがうつ病につながると考えられている
 
●ストレス発散のために甘い物を食べると太る
甘い物を食べて血糖値を一時的に上げてイライラを軽減させても、
血糖値が下がるとまた甘い物が欲しくなる
適量を見極めて、血糖値をコントロールしないと太る
 
●ストレス発散のためにアルコールを飲んでも疲労は回復しない
アルコールは気分を高揚させるので疲労感を下げてくれる
疲労そのものは、解消できない
アルコールは脳細胞や肝臓にダメージを与え疲れやすくなってしまう

(179)

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがある
良いストレスは、アドレナリンの分泌量が急増し、集中力や自信が強化される
悪いストレスは、仕事への意欲や関心が薄れる無気力症や
持続して仕事したことで起きる燃え尽き症候群を引き起こす
2017年、北海道大学がストレスによる体への悪影響のメカニズムを解明した
ストレスは、胃腸や心臓に不調をもたらし、病気や突然死を招く
 
ストレスを与え続けると免疫細胞が脳内の血管に集まり、炎症を起こす
その影響で胃腸にも炎症や出血を引き起こすことが分かった
 
●息を止めるとストレスに強くなる
息を止めると前頭葉がリラックス状態になり、幸せホルモンのセロトニンが出る
ストレスを感じにくくなり、副交感神経が活性化する
その結果、緊張や興奮が和らぎ、リラックス効果が得られる

(417)

人間にとって37℃は、最も良い体温
人体には酵素が欠かせない
食べ物の消化や運動、呼吸、免疫機能に重要な役割を担っている
その酵素が最も効率よく働く温度が、37℃
それよりも体温が下がると酵素の働きが鈍くなる
体温が下がると新陳代謝が落ち、ダイエットや肌に悪影響を及ぼす
 
●体温が1℃下がるだけで免疫機能が30%も低下する
風邪をひくだけでない
特に35℃まで下がるとがん細胞の働きが
活発になり寿命を縮める要因にもなる
 
●ストレスが続くと体温が下がる
長時間のストレスが続くと血管が収縮し続け、結果として体温が下がる

(175)

アメリカの臨床栄養学会誌の発表によると
160人の女性を10日間 追跡調査
●外食の多い人は、家庭で食事をする人よりもストレスが多いことが分かった
 
マサチューセッツ工科大学の研究によると
●糖質は、精神の安定に欠かせないセロトニンレベルを上げることが分かった
 
サンフランシスコ州立大学の研究
ハウエル准教授が学生を対象に行った調査によると
●様々な体験をすると幸せ感がアップすることが分かった

(159)

フロリダ大学の研究によると
最もストレス解消ができる家事は、皿洗いであることが分かった
 
・皿洗いは、水を使用する
人は自然のものに触れると自律神経が安定する
水の感触、流れる音でリラックス効果がある
 
・皿を洗うリズム感
一定のリズムを続けると呼吸が整い、自律神経が安定する
 
・達成感
目に見えて皿がキレイになるのを実感できる

(443)

●背筋をピンとするとストレスホルモンが減る
 
ハーバード大学のエイミー・カディ准教授らの実験によると
背筋を伸ばす群と猫背の姿勢を続ける群に分かれ、
2分間続けてもらい、
唾液中のストレスホルモン コルチゾール値を測定
すると猫背の姿勢を続ける群は、
ストレスホルモンが15%増えたのに対し、
背筋を伸ばした群、ストレスホルモンが25%減少した
背筋を伸ばすことで積極性が増し、自信を強く持つなど
脳や体に大きな影響を与えることも分かっている

(232)

片頭痛の患者数は、約840万人
原因は、ストレスや刺激
天候や気圧、温度にも敏感に反応して片頭痛になることも
 
東京女子医科大学:清水俊彦によると
●女性は男性より片頭痛になりやすい頭痛原因物質多く持っている
片頭痛患者は、男性1:女性4の割合
 
脳の血管には三叉神経がはびこっている
ストレスなどを受けると血小板からセロトニンが急激に放出される
それに反応して脳の血管が一時的に縮まる
時間と共にリラックスするとセロトニンは消えて無くなる
するとその反動で脳の血管が拡張し、三叉神経を刺激する
 
女性の場合は、日常の家事から解放されるとき、
一気にリラックスすることで片頭痛が起こりやすい
 
女性ホルモンのエストロゲンがセロトニンに構造が似ている
そのため月経前後など女性ホルモンが多く出る時には、
セロトニンも勘違いして放出されてしまう
結果 片頭痛が起こってしまう
 
女性は香水や芳香剤など匂いを身につける
匂いの刺激は、片頭痛を悪化させる一つの要素
派手なアクセサリーや洋服など色の刺激も脳を刺激して片頭痛を起こしやすい
 
●片頭痛の人は、旅行で新幹線に乗る時、通路側に座った方が良い
定期的に目の前で物が動くのを見ると脳が刺激されて片頭痛が起こりやすい

(205)

●朝食を食べない人は、食べる人と比べて肥満になる確率が5倍
空腹時が長くなると昼食時 血糖値が上昇
次いつ食べられるか分からないからと
白色脂肪細胞が脂肪を溜めておく
こうして太りやすい体になってしまう
 
●朝食を抜いて空腹によるストレスを抱え続けると脳出血のリスクが3割増加する
空腹によるストレスが脳出血の
要因である血圧を上昇させてしまう
 
●朝食を食べないと低体温になる確率が2倍
朝食を週4日以上 食べないと
食べる人と比べて、低体温になる確率が2倍に増加する

(200)

脳科学研究家:中野信子によると
●女性は男性よりも心配性
精神を安定させ幸福感をもたらす
脳内ホルモンのセロトニンの分泌量が、
男性よりも女性の方が少ないので心配性になりがち
なので旅行の時、心配性な女性は、より荷物が増えがち
 
一方でトラブルが起きた時、
●男性は女性よりストレスに弱い
怒られた後、いつまでも落ち込んでいるのは、男性
女性はすぐに気持ちを切り替えることができる
ストレスを感じた時に出るストレスホルモンのコルチゾールが、
男性の方が多く分泌されるから
コルチゾールが多くと不安や緊張が高まる
男性は気持ちを切り替えにくいためか、
●男性は女性より約2.2倍も自殺している

(236)

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