●蚊取り線香が、グルグルと渦を巻いているワケ
蚊取り線香トップシェアのKINCHOによると
蚊取り線香が、渦を巻いているのは、長持ちさせるため
 
130年前、開発当時の蚊取り線香は、
長さ20㎝の棒状で仏壇の線香に似た形をしていた
その燃焼時間は、40分程度
しかし、長さを伸ばそうとすると途中で倒れたり折れてしまう
そこで生まれたのが、渦巻き型線香
その持続時間は、約7時間
 
創業者の妻 ゆき夫人が、蛇がトグロを巻いているのを見て、
渦巻き型の蚊取り線香を思いついた

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●卵と野菜を一緒に摂ると栄養の吸収率が4~5倍上がる
アメリカのパデュー大学の研究によると
卵と一緒にトマト、ニンジン、ほうれん草などの野菜を食べると
カロチノイド系の栄養成分の吸収率が4~5倍上がることが分かった
野菜だけを食べた人、卵1.5個と野菜を食べた人、
卵3個以上と野菜を食べた人で血中総カロチノイド濃度を比較
卵3個以上と野菜を食べた人の方が、栄養吸収率が飛躍的にアップした
ビタミンには、水溶性と脂溶性の2つある
水溶性ビタミンは吸収されやすいが、脂溶性ビタミンは吸収されにくい
卵に含まれる油が吸収を手伝ってくれる
 
イギリスのケンブリッジ大学の研究によると
●卵の白身を食べると覚醒作用がある
卵の白身には、脳の活性を促すオレキシンを刺激する効果があることが判明した
白身は、加熱しているほど吸収率が高い
シャキッと目覚めたいときは、ゆで卵がオススメ

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卵ソムリエ:小林真作によると
●ゆで卵は、3日目の卵が一番美味しい
卵によってはパッケージに産卵日が記載されている
産みたての卵は、中に炭酸ガスをたくさん含んでいる
茹でたときにその炭酸ガスが、少しえぐみになったり、
剥きにくくボロボロになってしまう原因
卵には殻に1万個 穴が空いていて、そこから炭酸ガスが抜けていく
3日目に炭酸ガスは抜け、剥けやすく食感の良いゆで卵になる
産みたての卵は、卵かけごはんや半熟トロトロの目玉焼きに向いている
卵焼きは、産んでから1週間後の卵がベスト
 
●美味しい半熟卵を作るなら熱湯で6分半
水から茹でるのが常識だが、
火の強さや水の量で温度の上がり方が変わってしまう
沸騰しているお湯から茹でてベストな時間を知れば、失敗はしない
小林のベストは、6分半
お湯を少なめにして蓋を閉めて6分半蒸すだけ

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●表面がザラザラの梨より、ツルツルの梨の方が甘い
表面のザラザラは、水分の蒸発や害虫、
病気から守るコルクの栓のようなもの
実が熟すにしたがってザラザラがツルツルになる
 
●食べごろの梨の色は、黄緑色ではなく赤褐色
幸水や豊水などの赤梨は、褐色に近いほど熟している
 
●梨を美味しくする保存法
梨のを出荷する時は、へたを下側に 逆さまにして発送する
梨は、水分よりも糖分の方が重いため、甘みが下に偏っている
逆さまにすることで糖度がまんべんなく行き渡り、美味しく食べられる

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●飛行機の座席テーブルは、奥に向かって3度傾いているワケ
 
その理由は、飛行機は、水平に飛ばないから
 
飛行機が水平飛行している時も、
実は機首を3度ほど上げた状態で飛んでいる
機首を水平にすると十分な揚力が得られない
 
そのため座席テーブルは、水平飛行の時に水平になるように3度奥に傾けている

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炊飯器を使い終わった後、節電のために電源プラグを抜きがちだが、
●使い終わった炊飯器の電源プラグは抜かない方が良い
 
最近の炊飯器は、予約機能で使う時計が内部に入っている
電源プラグを抜いても内臓電池の電気を使っている
電源プラグを抜かなければ内臓電池は消費しない
内臓電池の交換は、自分では交換できないため
修理代が5000~8000円もかかる
 
1年間電源プラグを挿したままでも電気代は約250円

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太宰治は、子供の頃から成績優秀で東京帝国大学(現在の東大)に合格したエリート
そんな太宰が、学生時代に使っていたノートには、落書がの多数
憧れの芥川龍之介の名前を書き連ねていた
 
●落書きをすると記憶力が上がる
2009年のイギリスのプリマス大学の実験によると、
落書きをしながら記憶した方が、記憶力が高まることが分かった
同じ授業を受けた学生のうち、落書きをしながら聞いたグループは、
落書きをしなかったグループより、記憶テストの成績が3割も良かった
その理由は、楽しく落書きをするとドーパミンが出て記憶力を強化するから
真面目に板書するのが一番だが、集中できない時は、落書きをすると脳が活性化する

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●簡単な「一」と「壱」の使い分け
一二三以外にも、難しい漢数字は存在する
一=壱
二=弐
三=参
四=肆
五=伍
六=陸
七=漆
八=捌
九=玖
十=拾
 
先に誕生したのは、一二三四五六七八九十の方
しかし簡単で分かりやすい漢数字は、
一を三に、一を十に改ざんされやすい
そこで改ざん防止のために後から難しい漢数字を作った
法的文書に使用する漢字として法律で定められている
 
●ろくでなしの漢字は、「陸でなし」
平らな様の意味の「陸」を否定している例え

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古来 日本は、刀が生活に密着していたため
単刀直入、つばぜり合い、元のさやに収まるなど、刀由来の日本語が多い
 
●しのぎを削る の「しのぎ」とは刀の側面の高くなった部分
その部分を削るほどの激しい戦いが転じて、激しく競い合い意味になった
 
●焼きを入れる
刀を鍛えるために焼いた刃を水に浸ける
そこから緩んだ気持ちを引き締める意味で使われるようになった
 
●そりが合わない
刀とさやの反り具合が合わないことから転じて、相性が悪い意味になった
 
●土壇場
処刑場の盛り土を土壇場と呼んだことから差し迫った状況をさすようになった
 
●相槌を打つ
相槌は元々 刀鍛冶の師匠が弟子に叩く場所を指図する動作だった
 
●見当違いを表す とんちんかん
刀鍛冶の叩く音のテンポが良いと「とんてんかん」
テンポがズレると「とんちんかん」という間抜けな音になる

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紀伊国坂、芋洗坂、魚藍坂、於多福坂、帯坂、など
東京都心の坂には、やたらと名前がついている
 
●東京都心の坂に、やたらと名前がついているワケ
江戸時代、寺社や大名屋敷、武家屋敷が多い場所には、
町名がなかった
そこで不便を感じた江戸庶民は、坂に名前を付けて目印とした
 
例えば、
紀伊国坂は、坂の西側に紀州徳川家の屋敷があった
弥之助坂は、池上弥之助さんの家の前だった
芋洗坂は、諸説あるが坂下の朝日稲荷の前で芋が売られていたため
帯坂は、番町皿屋敷で有名なお菊さんに由来。お菊さんが、この坂を髪を振り乱して、帯を引ずって走ったことから
於多福坂は、坂の傾斜がお多福面のようだったから
魚藍坂は、坂の中腹に魚籃寺が存在することから

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