●「つくね」と「つみれ」の違い
 
同じ材料から「つくね」も「つみれ」も作ることができる
「つくね」と「つみれ」の違いは、調理法
 
つくねは、捏ねと書き、手で捏ねて丸くする
つみれは、材料からつみとって、入れる
 
なので材料が同じイワシの場合でも、
つみとって鍋に入れたら「つみれ」
手で捏ねて丸めて鍋に入れたら「つくね」となる

(161)

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●「するめ」も「あたりめ」も同じ食べ物
 
昔から イカの内臓を取り除いて乾燥させた するめは、
結納や棟上げなどの供え物として使われることが多かった
 
するめの「する」が「賭け事でする」や「お金をすられる」と
江戸時代の商人から嫌われ、「する」の部分を
縁起の良い「当たり」に変え、
「あたりめ」と呼ぶようになった
 
しかし、するめと言う呼び名も馴染みがあり、
現在まで残り、2つの呼び名が存在している

(460)

日本三古湯の一つである有馬温泉
この有馬温泉の付近には、火山が存在しない
 
●火山が近くにない有馬温泉に温泉が湧くワケ
フィリピン海プレートが、ユーラシアプレートに
沈み込む際、海水も一緒に引き込まれる
引き込まれた海水は、マントルの熱で蒸発し
水蒸気となって地上に噴出する
その場所が、有馬温泉
 
●有馬温泉の歴史は古く、昔から皇族・貴族らに愛されてきた
 
日本最古泉とも言われる
631年に舒明天皇が3か月滞在したことが日本書紀に見られる
奈良時代には、僧 行基が温泉寺を建立
清少納言は、枕草子で有馬温泉に言及している
1176年に、後白河法皇と建春門院が御幸
1192年に、僧 仁西が戦乱で荒廃した有馬温泉に、
熊野十二神将に準え、十二軒の湯治宿を建て、
湯治場としての原型を作った
豊臣秀吉は有馬を愛し何度も訪れ、
更に温泉や周辺の改修を行った

(259)

モアイ像で有名な絶海の孤島:イースター島は、
文字のない時代、
●イースター島のコミュニケーションや伝承は あやとりで行われていた
 
あやとりの様々な形に意味があり、文字の代わりに、
あやとりを お互いのコミュニケーションに使っていた
体を使って覚えるあやとりは、
子供への教育や生きていく上の知識を伝えるのに最適な手段だった
 
●あやとりは日本発祥ではない
モンゴロイドを祖先に持つ環太平洋圏に残っている文化
そのためオーストラリアのアボリジニも
ネイティブアメリカンも あやとりを使う

(476)

●氷河に覆われ緑が少ない島が、グリーンランドと名付けられたワケ
 
大部分が北極圏に属し、
島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われているグリーンランド
巨大なフィヨルドが多く、
氷の厚さは3000m以上に達する所もある
 
982年頃、アイスランドのバイキングで
殺人を犯した赤毛のエイリークが、
追放の旅の最中に島を発見した
赤毛のエイリークは、入植を促すために
氷河に覆われた島をグリーンランドと名付けた
アイスランドに帰還後、グリーンランドへ植民する仲間を募る
伝承では985年に25隻の船で出発し、
14隻が辿りついたとされている
 
逆に緑が多くあるアイスランドは、
その名前のために入植者が集まらず、人口が少ない

(172)

東京都市大学 人間科学部:早坂信哉 教授によると
●旅館の茶菓子は、湯あたり防止のために置いてある
 
温泉旅行に行くと長風呂で気分が悪くなりがち
その湯あたりを予防するために茶菓子が置いてある
湯あたりの原因のひとつが、低血糖
温泉に入ると体の代謝が上がり、血糖値が下がる
血糖値が60まで下がると、立ちくらみなどの症状が起きる
糖分を摂ってから30分後に入浴した場合、湯あたり予防になる
 
さらに茶菓子の横にある緑茶を入浴前に飲むと美肌効果が高まる
緑茶に含まれるカテキンには、体の老化を抑える抗酸化作用があり、
吸収率は、入浴30分前に飲むのと後では、7倍もの差がある

(576)

毛髪診断士:高橋栄里によると
●人間の頭には、約10万本の髪の毛が生えている
黒髪は平均して約10万本、赤毛は約9万本、
金髪は約15万本、個人、髪の色、人種によって異なる
 
●髪の毛は、1日に約80本抜ける
1日100本程度であれば心配ない
どんな毛が抜けているか?が重要
細くて短い毛が抜けていると薄毛が進行している可能性がある
 
●健康な人の場合、ひとつの毛穴から2~3本 生えている
1本しか生えていない毛穴が多い場合は、薄毛になる可能性がある

(222)

●虫歯菌は、キスをしただけで うつる
虫歯菌だけでなく歯周病菌もキスでうつる
他にも箸の共有、回し飲み、
熱いものをフーフーと冷ますだけでも虫歯菌がうつる可能性がある
歯が生えるまでは、菌が口の中に残りにくいので虫歯菌は生着しない
なので0歳の子にキスをしても唾液と一緒に流れてしまう
 
●虫歯菌は遺伝しない
しかし家族で生活習慣が一緒なので、同じように虫歯になることがある
歯磨きの時間や磨き方なども親の真似をするので負の連鎖になることも
 
●虫歯菌は遺伝しないが、歯並びは遺伝することがある

(244)

●おじいちゃんの耳毛が生えるワケ
 
しのぶ皮膚科:蘇原しのぶによると
耳の毛が生えてきたわけではなく、
産毛が伸びすぎてしまったせい
老化による毛周期の乱れが原因
 
体毛は全て体を保護するために生えている
その部位を守るための必要な長さまで伸びたら抜け落ち、
また新しく生えることを繰り返している
そのサイクルと毛周期という
髪の毛だと3年以上かけ、1m程度伸びて抜け落ちる
耳毛は2週間かけ、1㎜程度伸びて抜け落ちる
 
おじいちゃんの耳毛が抜けずに生え続けているのは、
老化に伴い耳毛を抜けさせる機能が壊れ、
産毛が伸び続けた結果
 
耳毛は基本的に男性ホルモンが強く関わってくる
個人差はあるが、耳毛は50~60代から長くなり始める

(526)

●元々 バタフライは、平泳ぎだった
 
1950年頃、平泳ぎのルールは、
左右対称の動きをするだけだった
もっと速く泳ぎたい当時の選手が、バタフライの動きを発明
その結果、当時の選手は、皆こぞってバタフライで泳いだ
 
1952年、ヘルシンキオリンピック
金メダリスト:ヘルベルト・クラインは、
平泳ぎなのにバタフライだった
その後、正式にバタフライが正式種目として追加された

(271)

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