重さ10~20g程度の小さなトマトをミニトマトという
プチトマトは、ミニトマトの品種との一つ
小さなトマトは、昭和初期に すでに日本で栽培されていた
当時は、小形トマトや小さなトマトと呼ばれていた
しかしトマトといえば、大きなトマトという固定観念があったため、
小さなトマトは市場に出回っていなかった
昭和50年ころ、タキイ種苗が、プチトマトと名前を付けて、
小さなトマトの種を販売したところ、爆発的に売れた
●プチトマトとは、店で売られる小さなトマトのことではなく種の商品名
高度成長期以降、都市部に人が集中し、
マンションや団地で暮らす人が一気に増加
自宅のベランダでも植物を育てる人が現れた
そこに目をつけてプランターでも栽培できるトマトの種を
プチトマトと名前を付けて発売された
そして人々は、小さなトマトのことをプチトマトと呼ぶようになった
プチトマトのヒット以降、
全国の農家が様々な品種の小さなトマトを栽培
小さなトマトも小売店などに出荷するようになった
そして小さなトマトの総称としてミニトマトと呼ぶように
甘くて美味しいミニトマトが次々販売されるようになり、
●2007年に、プチトマトは販売を終了していた
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