野口英世は巨額のお金を借りる借金王
お金が入ると日頃の欲求不満を解消しに
人を連れて飲み屋に行ってしまう
清国にペスト予防に行く時、
国から渡航手当96円(現在の14万円くらい)を借金の返済にあててしまった
結局、渡航の為の資金は、別の人に借金したと云う
野口英世は、研究のためアメリカに行きたいと考えていた
そこに斉藤ます子と婚約すれば
600万円の渡米費用を提供してくれる縁談話が舞い込んできた
英世はこれに飛びついた
その気もない婚約をし、渡米費用を手に入れた
しかし、結局は結婚には至らなかったと云う
その気もない婚約で手にした渡米費用
さらにその大切なお金をあろうことか
友人と盛大なお別れ会をし、一晩で使い切ってしまった
途方に暮れた英世が頼ったのは一人の恩師
英世に頼られた恩師は生まれて初めて
高利貸しから多額の金を借り渡米の資金を作った
このほかにも英世は恩人知人から
お金を借りまくり、それらはほぼ踏み倒している
小学校の校長から200円(約28万円)
アメリカで後輩から毎週30ドル(約4万円)
帰国のため友人から5000円(約700万円)
彼らは、英世の非凡な才能を見抜き
「埋もれさせてはいけない」と援助を惜しまなかった
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