尻尾が真っすぐな猫が多い関西に比べて、
関東では尻尾が曲がっている猫が多い
 
●関西より関東に尻曲がり猫が多い理由
 
江戸時代、庶民に可愛がられていた猫
そのころの猫は、尻尾が真っすぐだった
 
しかし化け猫の噂が広がり嫌われることに
それは尻尾が真っすぐな猫は年をとると
尻尾が二股に分かれて化け猫になる、という噂
佐賀で実際に起きた史実を
基にした怪談「鍋島化け猫騒動(1670年)」
主人の無念を背負い化け猫となったその姿を恐れた江戸の人々は、
尻尾の真っすぐな猫に尻尾を捨てたり、
ちょん切ったりと ひどい仕打ちをしたという
 
そのうち江戸の町から真っすぐな尻尾の猫がいなくなってしまう
 
日本にはいなかった尾曲がり猫は、長崎の出島から入って来た
猫を船に乗せないと航海の保険が下りない
運搬する生糸や砂糖を食べるネズミを退治する役目を担っていた
オランダ船は統治していたジャカルタで生糸と砂糖を積み、
ジャカルタの猫を乗せて、長崎の出島に
尾曲がり猫は、ジャカルタ生まれ
 
このころ、珍しい動物を江戸に持っていって売る動物商がいた
今、江戸の町では尻尾の真っすぐな猫が嫌われている
江戸で尾曲がり猫を売れば儲かると尾曲がり猫を大量に江戸で売り始めた

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●レンコンは花粉症の症状を抑える
 
花粉が体内に入るとIgEという抗体ができる
IgEが多いほど、鼻づまりなど花粉症の症状が多く出る
花粉症を予防するには、IgEができないようにすればいい
 
レンコンに多く含まれるポリフェノールには、
IgEを増やさないように抑制する働きがある
埼玉医科大学 和合治久 教授の研究で
花粉症患者にレンコンを摂取してもらうと
9週間でIgEの量が減少したことが分かった
 
さらに花粉症患者623人にレンコンと
乳酸菌を合わせて摂取してもらうと
2週間後には、70%の人が効果があると答えている
 
他にもレンコンに含まれるムチンは、
粘膜のバリア機能が高まり、花粉の侵入を防ぐ効果もある

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●イライラしやすい人は、花粉症になりやすい
 
実はイライラすると年齢に関係なく加齢臭が出る
そのニオイが出ると、
ハウスダストアレルギーの原因であるダニが体に集まってきてしまう
近年の研究で、ハウスダストアレルギーの抗体を持っている人の
約8割がスギ花粉症の抗体を持っていることが分かった
イライラするとダニが集まり、
ハウスダストアレルギーにその8割が花粉症になる
ストレスを溜めないことも花粉症の対策のひとつ
 
●点鼻薬を使いすぎると大変なことになる
市販の点鼻薬の多くは、血管収縮剤が入っている
血管を縮めことで鼻づまりを一時的に抑える効果がある
しかし使い過ぎると、逆にパンパンに
腫れ上がってしまうリバウンド現象が起きる
完全に気道がふさがってしまう

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●カイロの原料の2~3割は塩水
 
鉄粉を急激に錆びさせ発熱させるためには水分と塩分が必要
カイロの中身の2~3割が、塩水
 
大量の水をが漏れないように、
園芸用の土:バーミキュライト、木の粉、
オムツにも使われる吸水性ポリマーなど
保水力のある材料が入っている
 
酸素を通さない袋からカイロを出すことで
酸素を取り入れ、鉄粉の酸化が始まり、発熱する

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東京医学校(現 東京大学医学部)の講師として招かれ、
明治天皇の主治医を務めたドイツ医師:ベルツが行った実験がある
 
●幕末の日本人は、強靭な肉体だった
ベルツが上野から日光へ旅行に行った時のこと
日光まで約110キロ、当時の旅人で3日かかる移動距離
さっそく人力車で向かったベルツだったが、
到着したのは14時間半後
たった半日で人力車夫は走破した
 
あまりの速さに驚いたベルツは
「いったい何を食べているの?」と聞いた
すると「玄米、ジャガイモ、味噌、麦、粟、百合根です」
余りの質素な食事にベルツは驚いた
 
ならば、その車夫たちにドイツで
食べている肉を与えればもっと速くなるのでは?と考え、
ベルツは、車夫たちに3週間 肉を食べて毎日40キロ走る実験を行った
しかし結果は、車夫は速くなるどころか たった3日でダウン
その後、元の食事に戻した途端、
元気に人力車を引っ張れるようになった

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東京歯科大学:奥田克爾 名誉教授によると
●口の中が清潔な人は、インフルエンザにかかりにくい
 
インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスが、
口や鼻から入り込み、上気道の粘膜に付着する
口の中に細菌がたくさんいると
インフルエンザウイルスのサポーターとなり
気道の粘膜の中に押し込み、インフルエンザを発症する
 
口の中の細菌が少なければウイルスが細胞内に入ることができなくなる
インフルエンザにかかるリスクは減少する
 
●舌磨きも必要
口の中で歯の面積は25%、舌などの歯以外の場所は75%も占めている
したがって歯磨きだけでは細菌を取ることはできない

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●明日の「あす」と「あした」の意味は違う
 
「あす」の意味は、次の日
「あした」の意味は、次の日の朝を指している
 
昔、昼間を中心とした時の表現方法と
夜間を中心とした時の表現方法があり、
「あした」は、夜間を基準にした「ゆうべ」
「よい」「よなか」「あかつき」「あした」の最終部
 
夜が終わり、明るくなってしばらくの間のこと
 
次の日の朝を「あした」と表現していたが、
徐々に次の日の朝の「朝」が省略され、
次の日に広がり、
「あす」と同じ、明日という漢字を当てられた
 
●明日の「あす」「あした」「みょうにち」の使い分けは、TPO
あした⇒普通の言い方
あす⇒やや改まった言い方
みょうにち⇒改まった言い方

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肉を売る店は、肉屋、魚を売る店は、魚屋
●野菜を売っている店を野菜屋と言わずに八百屋というワケ
 
名古屋大学 町田健 教授によると
昔はビニールハウスがなかったため
季節や天候の影響を大きく受け、
一年中、野菜を収穫することができなかった
 
そのため野菜の他に、シイタケのような乾物、
木の実、卵、海藻など数多く売っていた
 
数が多いという意味の八百を用いて、
店を八百屋と呼ぶようになった

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戦後、日本は大変な食糧不足で配給制になった
さらに1947年にGHQが一括管理し、
配給された外食券が使える食堂や旅館、
喫茶店以外の飲食店を全て営業停止にした
 
その中で寿司屋も営業停止になった時期があった
 
GHQの統制に逆らって営業できないので寿司屋は、
米を持って来れば加工します、鮨の委託加工として営業を続けた
 
●カッパ巻きは、戦後の食糧難の中に誕生した
そのころ、明治元年創業の早稲田 八幡鮨の安井さんは、
その辺にあったキュウリを鉄火やかんぴょうの代わりに巻いてみた
発案したのは、カッパ巻き
カッパ巻きは、戦後の苦境の中で生まれた

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つまらない親父ギャグは、その場の空気を壊しがち
 
医学博士:吉田たかよしによると
●親父ギャグを言ってしまうのは、脳の老化と疲労が原因
 
小学生くらいの子供は、ダジャレをよく言うモノ
それは語彙が増えていく過程で脳が
言葉と言葉の間に関係性を見出すと嬉しくなるから
しかし成人になるにつれ思いついた関係性を、
むやみやたらに言うのを理性が止め、ダジャレを言わなくなる
しかしその後、中年になるにつれ、
理性を司る前頭前皮質が老化することで
思わず親父ギャグを言ってしまう
 
深夜になると親父ギャグを言う人が多くなる
脳の前頭前皮質が疲労することで起こる
いわゆるナチュラルハイ

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