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2016年、女性の胃がん死亡者数は、1万5677人
対し、男性の胃がん死亡者数は、2万9854人、約2倍
これは喫煙習慣が影響する
発がん性物質を含む、タバコのヤニは、唾液と共に飲み込まれることで
がんが起こりやすくなると考えられている
●タバコを吸わない人と比べて、1日21本以上吸う人は、胃がんになる確率が2.5倍高い
また胃がんの大きな原因になっているのが、ピロリ菌
日本人は2人に1人がピロリ菌を持つ世界でも有数のピロリ菌保有民族
ピロリ菌は、胃の表面を覆うように棲みつき、
胃酸を中和するアンモニアを出す
感染したまま放置しておくと慢性胃炎、胃潰瘍、
最悪の場合 胃がんを引き起こす危険性がある
ピロリ菌は、大人になってからの日常生活では感染は起こらない
ほとんどが幼児期に感染すると言われている
特に5歳以下の子供のいは、酸性が弱く、ピロリ菌が生き延びやすい
ピロリ菌を保有している大人からの食べ物の口移しは、注意が必要

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国立がん研究センター:牛島敏和は、
何度も 胃がんになる患者の胃を検査
そのDNAを調べると がんになった場所だけでなく
胃全体にメチル化という錆のような変化が起きていることを分かった
DNAが錆びることで正確に遺伝子情報が、
発信されなくなり がんができやすい状態になる
錆が少ない人と多い人と比べると胃がん発生率は、3倍もあった
 
●ピロリ菌に感染していると胃の遺伝子が錆びる
 
胃の粘膜に棲みつくピロリ菌は、胃の炎症を引き起こす
その慢性的な炎症によってDNAが錆びる
さらにピロリ菌に過度のアルコールや塩分を加わると
DNAの錆びがひどくなることも分かってきた
錆びが、どれくらい進んでいるかで胃がんのリスクがわかる可能性がある

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