国立がん研究センター:牛島敏和は、
何度も 胃がんになる患者の胃を検査
そのDNAを調べると がんになった場所だけでなく
胃全体にメチル化という錆のような変化が起きていることを分かった
DNAが錆びることで正確に遺伝子情報が、
発信されなくなり がんができやすい状態になる
錆が少ない人と多い人と比べると胃がん発生率は、3倍もあった
●ピロリ菌に感染していると胃の遺伝子が錆びる
胃の粘膜に棲みつくピロリ菌は、胃の炎症を引き起こす
その慢性的な炎症によってDNAが錆びる
さらにピロリ菌に過度のアルコールや塩分を加わると
DNAの錆びがひどくなることも分かってきた
錆びが、どれくらい進んでいるかで胃がんのリスクがわかる可能性がある
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