パン屋のセルフサービスは、広島アンデルセンの苦肉の策から生まれた

●パン屋のセルフサービス
 
昭和42年、パン屋のセルフサービスを
日本で初めて導入したのは、広島アンデルセン
 
旧三井銀行だった被爆建物を買い取り、
ベーカリーとレストランの複合施設としてオープン
そこでローマの老舗洋菓子店「モッタ」の
大きなショーケースを現在の600万円相当で購入
店の目玉にしようとしていた
 
しかし搬入当日、建物の中に柱が多すぎて入らないことが発覚
オープンまで時間がない
たまたま中南米の視察した創業者が、
柱と柱の間に板を張って商品を陳列していたことを思い出し、
それをヒントにパンを並べた
 
それはやろうとした訳ではなく苦肉の策だった
結果、功を奏し、売り上げが上がり
客がパンを選んでトレイにのせる販売方式は日本中に広まった

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