疫病退散のお守りに貼られる蘇民将来

昔、宿が見つからず困っていた旅人を家に泊め、
貧しいながらも食事までふるまった男がいた
旅人の正体は、病の神様
もてなしに感謝し、男に約束する
「お前の家だけは助けてやろう」
その言葉通り、男の一家は、
どんな病にもかからず子々孫々繁栄
その男こそ、蘇民将来
以来“蘇民将来の子孫なり”と書いて戸口に貼っておけば、
疫病にかからないと信じられてきた
 
地方によっては、正月のしめ飾りに書かれていたり、
岩手県黒石寺で行われる蘇民祭では、
真冬に裸で水をかぶり、1年の無病息災を祈願したり、
実は、日本中に浸透している名前

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