行政/政治/法律」カテゴリーアーカイブ

●出世払いは、出世しないと確定したら返済しないといけない
 
すでに出世払いについては判決が出ている
 
民法上、出世が条件なのか?出世が期限なのか?
これが裁判で争われたことがある
 
出世が条件だとしたら、出世しなかったら払わなくていい
 
出世払いというのは、払う意思はあるが、それは今ではない
いつか支払う意思があるとみなして、
出世しないと確定した時点が期限にあたると判決が出た

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東京23区には総務省が決めた順番がある
01:千代田区、02:中央区、03:港区、04:新宿区、
05:文京区、06:台東区、07:墨田区、08:江東区、
09:品川区、10:目黒区、11:大田区、12:世田谷区、
13:渋谷区、14:中野区、15:杉並区、16:豊島区、
17:北区、18:荒川区、19:板橋区、20:練馬区、
21:足立区、22:葛飾区、23江戸川区
 
●東京23区の順番は、渦巻き状になっている
 
千代田区の千代田は、江戸城の別名 千代田城に由来する
幕府は、江戸城を中心にのノ字状に江戸の町を造っていった
 
対し、京都や奈良は、縦横真っすぐの区画(条里制)を採用
しかし条里制で四方八方に広げてしまうと
新しく街を開いた場合、細かく監視の目が届かなくなる
のノ字に町を広げると開拓している部分だけ監視すればよい
1つ1つ確実に街を造っていった、その順番が、現代でも採用されている

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デンマークも郊外では飲酒運転が普通で
2007年時点、人口10万人当たりの飲酒運転の事故件数が、
日本5.8人に対し、デンマークは50.9人、
約10倍と深刻な問題となっていた
 
そこで2014年に悪質な飲酒運転者の車を
その場で没収すると法律を改正した
 
飲酒運転撲滅のシンボル的法律になった
 
没収された車は、オークションにかけられ、
売り上げは国の財政に充てられる
 
デンマークでは法改正前と比べて、
飲酒運転による死者は55%、重傷者は43%も減少した

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国会議員が身分を証明するひとつが議員バッジだが、
●議員バッジの他に、落選したぎ議員用のバッジがある
 
国会には、一般人や前議員が
本会議を見学できる傍聴席がある
 
議員を一度経験した人が前議員バッジを持っていると
手続きなしで傍聴席に入ることができる
 
参議院の前議員バッジは、緑色で14040円
 
衆議院の前議員バッジは、黄色で15000円

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公共の安全を維持するために警察内に設けられた公安
各都道府県の警察に存在し、
事件が起きてから捜査するのではなく
テロなど日本の安全を脅かすような大事件を
未然に防ぐために危険な団体の動きを日々追跡している
公安の捜査内容は機密性が重視されることから
全てが解決しても明らかにされない
そんな公安の中で特に秘密性の高い捜査を行う組織が、ZERO
もちろん通称、そんな名前の部署があるわけではないとされる
ZEROは警察庁 警備局という部署に存在するという
 
1991年夏、大阪府警本部の近くにある雑居ビルの302号
倒産した企業から大阪府が買い取ったビルの1室
招集がかかったのは大阪府警の公安課に属する6人の捜査官
「一度しか言わない。上から指令が下った。日本赤軍を日本国内で逮捕せよ」
学生運動から派生した過激派集団の日本赤軍
多数の無差別テロ事件を起こしていた
「日本赤軍の幹部が密入国している可能性があるとの情報が入った」
1991年に勃発した湾岸戦争
多国籍軍が入ってきた中東は、
日本赤軍の潜伏先として最適な場所ではなくなっていた
そこで新たな活動拠点として警察が睨んだのは日本
日本政府は日本赤軍幹部の帰国を極めて恐れた
捜査の拠点となったのは、日本赤軍の支援者が多い大阪
「日本赤軍の支援者になりそうな人間を徹底的に視察しろ。これまで視察しなかったような人間まで徹底的にすべて突き上げろ。君たち追求班にかかっている」
不審な人物を匿っていないか?膨大な数の候補者を徹底的に見張った
視察した数は、数百人にのぼる
そして、その中から浮かんできた人物がひとり
坂田(仮名)
日本赤軍との接触は確認されていないが、
学生時代、大学寮の賃上げ反対運動に参加
公安のリストに名前が載っていた
勤務態度もよく、真面目で人付き合いもよく問題が見当たらない
 
1996年、赤軍逮捕の指令から5年
ある日、坂田の行動に変化があらわれた
お盆や年末年始などの休みのたびに何度も中国への渡航を重ねるように
坂田の視察レベルをあげた
さらに不審な行動が見受けられた
度々、銀行でドイツマルクを買い求めている
そして尾行を続けているうちに、
かつて公安がマークしていた左翼系の集会にも参加した
情報を提供してくれるだけでなく捜査官の
思い通りに行動してくれる協力者(作業玉)に依頼
1997年、作業玉から情報が入った
坂田は1991年に結成された日本赤軍の
活動を支援するナンバー2だという
しかし日本赤軍との接触は見受けられない
 
2000年5月末、坂田は銀行のATMで現金の振り込み作業を行っていた
同じ光景は翌月も続いた
そこで面を動かさず180度以上 手の動きが
見える公安捜査官の横目技術により
坂田が振り込んでいる先を割り出した
振込先は とあるマンションの管理会社だった
そして振り込んでいたのは、その会社が
管理するマンションの401号室の賃貸料であることも確認
追求班は401号室とマンションの玄関が
見渡せる向かいの部屋を視察拠点とし、
出入りする人物を24時間 カメラでチェック
だが、どれだけ待っても誰も現れない
張り込んでから10日が経った日、坂田が現れた
続いてすぐ薄いサングラスをしてバッグを持った女性が現れた
しばらく観察すると、坂田はその女性に
何度となくペコペコと頭を下げている
「重信房子!」
日本赤軍リーダー:重信房子 本名:奥平房子
明治大学在学中、学生運動に参加
赤軍派と呼ばれる過激派に加わったが、
内部での争いに嫌気がさし、1971年、
仲間と共に日本を脱出、中東の地で日本赤軍を結成した
撮影された画像は、警察庁のZERO本部にも送られた
すぐに顔認証分析が行われた
結果、本人の可能性が限りなく高いと判明
作業玉から情報が入る
重信はパイプを吸うように手の平を上に向けてタバコを吸う
尾行を始めて10日、本人と断定する証拠を掴めなかったが、
ようやくタバコを吸った
そうパイプを吸うように手の平を上に向けて
その瞬間、追求班 全員が確信した
残された確認は指紋確認
 
2000年11月7日、缶コーヒーを飲みながら重信が外出
捨てた缶コーヒーを回収、鑑識課によって指紋を採取
2000年11月7日 午後6時、高槻市のホテルにチェックイン
2000年11月8日 午前2時、指紋の一致が認められた
「明朝 チェックアウトを待って被疑者を確保せよ」
逮捕を任されたのは、同じ公安でも謙虚班と呼ばれる捜査官たち
2000年11月8日 午前10時、重信房子 逮捕

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●細かすぎるEUのルール
EU法は、8万ページ、規則は2万6000個にも及ぶ
枕カバーには規制が5つ、枕には違う規制が109個
ラジオ目覚まし時計には11個
牛乳の規制は、1万2653個も存在する
 
例えば、風船
 
●8歳未満の子供は風船を膨らませてはいけない
という規制がある
保護者がいない場合
理由は、割れたら危ないから
 
●カカオが95%以上でなければチョコレートと呼んではいけない
94%以下は、お菓子ではあるが、
チョコレートと呼んではいけない
 
●かつお節は、熟成させるために使うカビが、毒になると規制されている
なので かつお節は輸入禁止
 
●ハイパワーの掃除機は禁止
ハイパワーの掃除機をみな使うと電気消費量が伸びる
消費電力を900ワット以下に規定されている

(1923)

●義援金と支援金の違い
 
義援金は、被災者に渡るお金
 
支援金は、支援機関や団体を支援するお金
 
集まった義援金は、日本赤十字社などを通じて
その地域の義援金配分委員会へお金が渡され、
対象者の範囲、配分金額を決めるまでに少し時間がかかる
 
支援金は各団体などで集めるため
被災者に渡るわけではないが、即効性があると考えられる
 
そのためどんな団体で、どんな活動を行うのか、見極めが必要

(106)

●事故現場に急行しているパトカーでもスピード違反を取られる
 
2014年2月2日、京都府警高速隊員が運転するパトカーが、
兵庫県内の高速道路で緊急走行中、
オービスに速度45キロ超過と測定され、
兵庫県警に道路交通法違反容疑で検挙された
 
パトカーは高速道路で発生した当て逃げ事故の通報を受け、
通報者がいる中国自動車道のサービスエリアに向けて急行
 
高速道路での緊急時走行速度は
時速100キロだが、45キロも超過して走行
 
道路交通法では交通違反車両の取り締まりや凶悪犯の追跡など
警察車両の緊急時最高時速の超過を例外的に認めているが、
兵庫県警は、他県警と連携すればよいことで
速度超過の正当性はないと判断し、3月14日に書類送検した

(320)

●もし逮捕状を持った警察官が自宅に来たら…
・家族や会社に連絡できるのか?
仕事の連絡だと言って共犯者に知らせる恐れがあるので、
本人には連絡させずに頼めば警察が代わりに連絡してくれる
・着替えやお金は持っていけるのか?
数日分の着替え程度であれば、留置所に持ち込み可能
足りなくなれば過去にいた人が置いていった服を貸してくれる
お金も持っていけるが、警察が管理する
週に1回くらいで金額も制限があるが、
石鹸、便箋、雑誌、歯ブラシ、下着などが買える
食事は、3食無料
1食400円程度の栄養バランスが考えられた弁当が出る
足りない人は、カレーや焼きそばなど後清算で注文できる
逮捕されても容疑者(被疑者)なので、まだ疑われているだけ
拘束されるが、最低限の生活は保障されている
・ペットがいる場合は、弁護士と相談
 
●警察から検察庁に送検されるまでは48時間以内
取り調べを受けて、調書を作成
容疑者と調書を検察庁に送るのを、送検という
この取り調べで疑いが晴れれば釈放
 
●留置所から弁護士を呼ぶ
当番弁護士制度、1992年に全国で導入
1つの事件に1度だけ無料で、
地元の弁護士会に所属する弁護士が担当してくれる
「弁護士を呼んでください」と普通に言うと
当番弁護士がやってきて権利について説明してくれる
知り合いの弁護士を頼みたい場合は、警察にお願いすること
検察に送られる48時間以内は、
弁護士以外 家族でさえ面会できない
この時点で頼めるのは、当番弁護士か、私選弁護士だけ
 
●送検後
警察で受けた取り調べと同じような質問が続き、
身柄拘束の必要と判断されたら、裁判所に連れて行かれ、
裁判官から取り調べ不十分として拘留が言い渡される
風呂は週2回程度、洗濯は週1、2回程度 監視されながら自分で
検察から起訴されると、経済力が無い人は、
国選弁護人を付けることができる
そして裁判が始まるまでは、拘置所に入るが、
留置所をそのまま使うことも多い
検察官から起訴を言い渡されると、99.9%の確率で有罪となる
 
●起訴後の保釈の条件
・重罪ではない
・過去に長期の懲役、禁固刑を受けていない
・常習性が無い
・証拠隠滅の恐れが無い
・被害者や証人に危害を加える恐れが無い
・氏名、住所が明らかである
原則、現金一括払い、国債での支払いは可能
保釈金の代わりに弁護士が保釈保証書を
裁判所に提出して保釈されるケースもある

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●ハワイで フカヒレを食べると犯罪になる
サメを獲ると ある魚が増えたり減ったりと
生態系が崩れてしまう
 
2011年、ハワイでフカヒレの取り扱いが禁止された
食べることはもちろん、取引や調理、所持などは、
5000ドル(53万円くらい)の罰金が科せられる
事情を知らない観光客が食べてしまっても大丈夫
 
●ハワイでは、横断歩道以外の道路を渡ってはいけない
横断歩道がないところで道路を横断する、
信号が点滅し始めてから渡るなどの行為は
70~95ドルの罰金が科せられる

(1243)

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