Bluetoothとは、無線で音楽データなどを通信する機能
Bluetoothと日本語に訳すと、青い歯
 
●無線機能 Bluetoothが、青い歯と名付けられたワケ
 
由来は、北欧のデンマークとノルウェーを無血統一した王様の名前
10世紀の北欧の王様ハーラル王の異名が「青歯王」
ハーラル王には、神経が死んで青くなった歯があり、
その見た目から青歯王と呼ばれた
 
Bluetoothは、北欧の会社が開発した無線機能なので
ハーラル王のようにいくつもある無線技術を統一したいと Bluetoothと名付けた

(353)

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●くっついたガムテープを剥がすと青白く発光する
 
摩擦ルミネッセンスという
引き離す、剥がされる、引掻かれる、砕かれる、
擦られるなどによって物質中の化学結合が
破壊された際に光が放出される現象
 
この現象には未解明な部分が残されているが、
電荷の分離、再結合によって発生すると考えられている
 
巻いてあるテープを真空中で剥がすとX線が発生することが、
1953年にソビエトの科学者によって初めて観察された

(300)

紅葉シーズンになると大渋滞になる日光のいろは坂
日光市街と中禅寺湖を通り、全長15.9㎞、高低差440mもある坂
この坂は、元々 中善寺坂という名前だったが、
昭和初期に いろは坂と呼ばれ始め、のちに正式な名前になった
 
●日光のいろは坂の名の由来は、カーブの数
実際に いろは坂を走ってみると1つ目のカーブに「い」、
2つ目のカーブに「ろ」、3つ目のカーブに「は」と看板がある
カーブの合計は、上り下り合わせて48
48といえば、いろは48文字
数が同じなので、いろは坂と呼ばれるようになった
初めに いろは坂と言い始めたのは、ケーブルカーのガイドさん

(1312)

●国の中国とは、現在の国名 中華人民共和国の略ではない
中国という言葉は、中華人民共和国ができるはるか昔、
紀元前の頃からあった言葉
それは、中華思想に由来している
紀元前2000年頃に誕生した最古の王朝 夏王朝
その後を継いだ殷、周…
それら王朝は黄河中流域の中原と呼ばれる平原に栄えた
その周辺勢力を蛮、戎、狄、夷などと呼び、
文化の劣った野蛮な人々だとして排除した
自ら文明を夏の中心と名乗り、中華と名付け、
のちに夏は、発音と意味が近かった華に置き換え、中華となった
中華思想とは、自らは文明の中心にいるという考え方
そして中心の国であるため、中国と呼ばれるようになった
 
●日本の地方名の中国は、国の中国と全く関係ない
日本の地方の中国は、平安時代頃から呼ばれるようになった
当時の政治の中心は、京都と太宰府
大宰府は、大陸や朝鮮半島と外交を行う場であり、九州全体を治める西の中心地
京都と太宰府の中間にある現在の岡山県東部、兵庫県西部、
島根県、香川県、徳島県あたりを中間の国、中国と呼ぶようになった
明治に入り、日本を8つの地方に分ける際に
中国地方を現在の山口県、広島県、鳥取県、島根県、岡山県を組み込んだ

(324)

●そうめんの相場は、占いで決められている
 
毎年2月、奈良県桜井市にある日本最古の大神神社の占いで、
三輪そうめんの相場が決められている
奈良時代の大神神社の神主の次男がご祭神のご神意を得て、
そうめん作りを始めたことから、
ご祭神はそうめん作りに携わる人々から崇められている
 
三輪そうめんの相場を占う儀式を卜定祭という
高値、中値、安値の3種類の札を取る
その札がそうめんの卸値になるので業者は高値になるように願う
 
かつて三輪の町には市場があり、穀物の相場を占っていた名残り

(358)

●蕎麦屋にはうどんがあるが、うどん屋には蕎麦がない理由
 
室町時代、うどん屋はあったが、蕎麦屋はなかった
当時は、まだ麺状の蕎麦は存在せず、
蕎麦粉をお湯で捏ねて作る蕎麦掻きが一般的だった
うどん屋は、蕎麦を麺状にしてメニュー化し、
うどんと蕎麦を両方販売し始めた
そんな蕎麦は、江戸時代に入ると次第に人気となり
いつの間にか、うどんより蕎麦の方が人気となり、
江戸中で大流行
すると蕎麦の爆発的人気に乗っかってうどん屋が続々と蕎麦屋に転身
江戸ではうどん屋と蕎麦屋の数が逆転
しかし蕎麦屋になったとはいえ、
うどんのニーズはあったので、
メニューを蕎麦に特化することはなく、
現在のように蕎麦とうどんの両方を出していた
 
昔から続いている蕎麦屋ほど、うどんを出している店が多い
 
現在のうどん屋は、うどんの専門店が多く、
あえて蕎麦を出す必要がないと考えている

(229)

海外の幽霊には足があるが、日本の幽霊には足がない
●日本の幽霊に足がない理由
 
日本で初めて足の無い幽霊の絵を描いたのは、
江戸時代に活躍した絵師 円山応挙
 
中国の焚くと煙と共に死んだ者の姿が現れる伝説のお香 反魂香の図には、
煙で足が隠れているため死んだ者の足は描かれていない
その図は、日本にも伝わっている
 
ある日 円山の枕元に亡くなった妻が現れ、
慌てて描いたので足まで描写できなかったから
その円山の描いた足の無い幽霊画が広まったことで日本の幽霊は、足を無くした

(279)

パンツをアルファベットで表記すると「PANTS」
トランクスは「TRUNKS」
どちらも単体なのに、なぜか複数形の「S」がついている
 
●下着の名前に複数形の「S」がつく理由
 
それは、元々2枚の布で作られていたから
 
今の下着の原型が作られたのは、19世紀初頭
当時は、2枚の布で足を包む簡易的なモノだったが、
その布をカウントしたため複数形の「S」がついた

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●脳に電気刺激を与えることで人を笑わせることに成功
2019年2月、アメリカ エモリー大学の神経科学者は、
脳の感情や規則を司る部位に電気刺激を与えることで
人を笑わせたり、不安を軽減でことを発見した
 
慶應義塾大学理工学部:満倉靖惠 教授によると
感情は電気信号
人の感情を電気信号でコントロールする研究を行っており
●一瞬でやる気が出る気持ちスイッチを開発している
すでに完成している試作品は、専用のヘッドセットを装着し、
感情を司る前頭前野に微弱な電気刺激を与えることで
集中力の上昇、ストレスの軽減、眠気の低下などを誘発できる
現在、臨床テストを行っており、約8割の人に効果が見られている

(284)

●クリームパンがグローブ型になったワケ
 
クリームパン発祥の新宿中村屋によると
シュークリームの味に感動した創業者が、
クリーム入りのパンを作ったのが始まり
1904年(明治37年)に発売されたクリームパンは、
柏餅のような形で切れ目がなかった
焼きあがった後にクリームを入れるシュークリームと違って、
クリームパンは発酵段階で大きな空洞が生じてしまう
空洞のせいでクリームが少なく見られないように、
あらかじめ空気抜きとして切れ目を入れたところ、結果的にグルーブ型になった

(118)

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