森田によると、呼吸は1日3万回もするんです
ちょっと呼吸の質が変わるだけで3万回の呼吸の質も変わる
結果、未来が変わってくる
下腹ぽっこりの原因は、浅い呼吸にある、という
 
●うずくまり呼吸
1、イスに浅く座る or 正座
2、手を前に出し、手のひらを外側に返して肘をお腹につける
3、そのまま体を前に倒す、両手の間に顔を入れるように
4、顔をうずめたまま鼻から息を吸い込む
背中の方に空気が入るように意識するのがポイント
5、口から息を吐きながら体を伸ばす
息を吐ききるまで体は伸ばしたまま
1回7秒×5セット行う
体を丸めることで呼吸の逃げ場を無くし、
体の中心で深く息を吸うことができる
 
●背中の緊張をほぐす手ゴロゴロ
1、仰向けに寝て、左手を右手に沿うように伸ばす
2、右に横になった上半身をおしりから順番に元の体勢に戻す
背中の緊張がとれ、取り込む空気が増える
左右10回ずつ行う

(134)

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こんにゃくは、時間をかけて煮込まないと
中まで味が染み込まないのが、当たり前だが、
 
丹野こんにゃく会長:丹野益夫によると
●こんにゃくは、煮込む前に砂糖で揉むと味が染み込む
こんにゃくの約95%は、水分
砂糖で揉むと浸透圧で、こんにゃく内の水分が外に出てくる
脱水状態でこんにゃくを煮込むと
スポンジのように出汁を吸い込む
 
割合は、こんにゃく100gに対し、砂糖小さじ1杯ほど
1分ほど揉むと驚くほど水が出てくる

(262)

山梨県民は、マグロが好きすぎて
ラーメンにマグロ、トンカツにもマグロ、ウナギにもマグロを付ける
スーパーにはマグロ専用の売り場が存在する
結婚式の披露宴では、マグロの解体ショーまで
マグロの消費量は、静岡県に次いで全国2位
 
●海がない山梨県民が、マグロ好きなワケ
江戸時代、山梨の甲州商人は、江戸や横浜に生糸などを売りに出た
その帰り、荷を空で帰ることはなく、
マグロのヅケなどを持ち帰り、食べる習慣が広まった
他の魚より大きいマグロは、比較的 腐りにくく、鮮魚のまま運べる
生の魚を内陸に運んでいた魚尻線という言葉がある
魚尻線とは魚が腐ることなく運べる限界のこと
甲府は、駿河湾から生の魚が運べる終着地だった
 
その名残りか、山梨県の寿司屋では、マグロに煮切り醤油をつけて提供している
煮切り醤油とは、江戸前寿司で使われていた醤油とみりんで作る甘いタレ
マグロの変色を隠すために、煮切り醤油を塗っていたとも言われている
 
ちなみに魚尻線は、日本全国に存在する
江戸→高崎→沼田、直江津→長野、糸魚川→東岩瀬→松本など

(530)

●そば屋の発祥は、大阪
1583年、豊臣秀吉が大阪上の建築を始めた頃、
大阪の街に5万人以上の土木関係者が集められた
彼らの腹を満たすために様々な食事処が開店した
砂利などの資材置き場で開店したのが、日本初の蕎麦店
通称「砂場」
大阪市西区新町二丁目の新町南公園に砂場発祥の石碑がある
 
●大阪にうどん文化が生まれたのは、大阪城の築城後
巨石を運ぶのに昆布の滑りを利用していた
大阪に大量の昆布が流通したことで昆布出汁が一気に浸透
うどんとの相性がよく、蕎麦をしのぐ人気メニューとなった

(133)

●バッテラは元々サバではなくコノシロを使った寿司だった
江戸時代にサバ寿司が誕生して100年以上経った明治24年
そのきっかけが、大阪湾で大量に獲れたコノシロ
コノシロとは、コハダが大きく育った出世魚
コノシロが大量に獲れ過ぎてしまい困った漁師は、
寿司常という寿司屋に買ってもらえないか、頼んだ
寿司常の店主は、酢でしめたコノシロの上に酢飯をのせ、
布巾で一つ一つ巻いて形を整え、コノシロの姿寿司を作った
この寿司が美味しいと評判となり、注文が殺到
一つ一つ巻いていると時間がかかってしまう
悩んだ店主は、コノシロの形に合わせた木型を作り、
コノシロと酢飯を入れて上から押して作ることを思いつく
 
●バッテラは、ポルトガル語
バッテーラは、ポルトガル語で小舟という意味
コノシロ寿司は、小舟のような形をしていたことから
バッテーラと呼ばれ、その後バッテラと呼ばれるようになった
 
バッテラを販売して、すぐにコノシロが獲れなくなり、
値段が上がったためサバで代用するようになった

(314)

タコの足には、他に呼び名がないが、
イカの足は、ゲソと呼ばれる
 
●イカの足をゲソと呼ぶようになったワケ
イカの足をゲソと呼ぶようになったのは、江戸時代
ゲソを漢字で書くと「下足」
ゲソとは、「下足(げそく)」の略
下足の「下」は、上下の「下」ではなく、脱ぎ捨てるという意味
「足」は「履物」を意味する
「下足」は、脱ぎ捨てた履物のこと
 
イカをさばく時は、イカを足を胴体から外す
胴体は、キレイに切られて寿司や刺身として食べられる
外した足は今でこそ食べているが、
昔は硬くて美味しくない部分として捨てていた
そのためイカの足に元々呼び名はなかった
捨てていたイカの足は、まかないとして食べられることもあった
まかないとして食べていたイカの足を見た客が、
食べたいと要望し、提供すると人気となり、
メニューとして出すように
元々イカは胴体を指す呼び名だったため、
胴体と足を区別するために足を指す別の呼び名が必要になった
そこで捨てられていたイカの足が、
脱ぎ捨てられた履物に似ていたことからイカの足を下足と呼ぶように

(282)

和食は大抵、箸を使って食べるのが当たり前
しかし寿司は、手づかみで食べるのが、ツウと言われている
 
●寿司を手づかみで食べるようになったワケ
江戸時代、屋台寿司が大流行
当時の寿司は、おにぎりくらい大きかった
そのため箸で持ちづらく、手づかみで食べざる得なかった
その手づかみで食べる習慣が、現代にも残ったという
 
当時の江戸は、建設ラッシュで全国から労働者が集まっていた
ゆっくり昼食をとってられず、サクッと食べられる寿司が人気に
彼らに来てもらうために寿司は、大きくなった
大きい寿司は人気となり、女性や子供も食べるように
その時にどうしても食べづらいということで、
大きい寿司を半分に切って出すようになった
現在、2貫ずつ提供される寿司は、この名残り
 
●江戸時代の酢飯
現在の寿司には、透明な米酢が使われているが、
江戸時代では酒粕からできた茶褐色の粕酢を使用していた

(379)

●頼み事は、相手の右耳へ話しかけると成功率がアップする
 
イタリアの学者が行った実験
調査員がクラブで「タバコを一本ください」と客に頼んだところ、
左側から頼むより右側から頼んだ方が、成功率が2倍だった
 
人は右耳で聞いたことは左脳に、
左耳で聞いたことは右脳に伝わると言われている
右耳から左脳に伝わった情報は受け入れやすく、
左耳から右脳に伝わった情報は一旦拒否的に伝わる

(201)

●立ち食いそばは、ほぼ茶色いうどん
 
乾めん類品質表示基準(消費者庁)によると
そばを乾めんの状態で販売する際には、
そば粉が30%未満のものは、その割合の表示義務がある
しかし飲食店には、表示義務がない
 
立ち食いそばは、値段を抑えるため、
そば粉よりも小麦粉が多く使われている
もしそば粉を10割で作ると値段が2~3倍に跳ね上がる
 
近年、企業努力により、そば粉を5割以上入れる立ち食いそば屋もある

(123)

●炭酸水は、ちびちび飲まない方が良い
 
再石灰化は、一旦溶けたカルシウムが、歯に戻って歯を作る
その際に、炭酸飲料に含まれる酸が、
再石灰化を妨害し、歯のミネラル成分を溶かす原因になる
 
その結果、第3の疾患と言われる酸蝕歯を引き起こすことになる
酸が口内にとどまらないように、ぐびぐび飲む方が良い
 
この症状は、ワインでも起こる
炭酸水やワインを普通に飲む分には、
唾液に含まれるたんぱく質が歯を守っている
しかしダラダラ、ちびちび飲んでいくと、その効果がききにくくなる

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