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●こどもの日は、母に感謝する日
国民の祝日に関する法律 第二条によると
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、
母に感謝する、と記されている
 
ちなみに5月第2日曜の母の日は、アメリカから入ってきた風習
 
●端午の節句とは?
昔の日本は、日付を干支で表していた
節句とは、季節の節目となる日
なので端午の節句とは、最初の午の季節の節目の日
奈良時代から続いている風習で、江戸時代は祝日をなっていた
5月5日は、季節の節目を祝う日なので今でも こどもの日を端午の節句とも言う
3月3日の雛祭りや7月7日の七夕も節句の一つ
 
●子供の日に鯉をあげるワケ
急流を登りきると龍になるという中国の伝説から鯉は出世の象徴
子供の成長と出世を願って鯉をあげる
 
鯉のぼりの上についている回転球と矢車
回転球は、神様を呼ぶ目印
矢車は、魔除け
鯉のぼりとは、神様に ここに男の子がいますとアピールするためのもの
 
5色の吹き流しは、陰陽五行説で万物を表している
 
江戸時代、武家の家では家紋入りののぼりをあげて子供を祝っていた
しかし町人には、それが許されなかったため、
代わりに鯉のぼりをあげたのが鯉のぼりのはじまり

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●祝日と祭日の違い
祝日とは、土日以外の休みの日
祭日という休みは、戦前にあったが、現在、祭日という休みはない
祭日を廃止したのは、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)
 
●祭日とは、皇室の大切な祭事が行われる日
祭日は明治時代に定められた休みの日
元始祭(1月3日)、孝明天皇祭(1月30日)、春季皇霊祭(3月21日頃)、神武天皇祭(4月3日)、秋季皇霊祭(9月23日頃)、神嘗祭(10月17日)、新嘗祭(11月23日)
GHQは、当時の日本国民の極端な天皇崇拝思想が戦争を悪化させたと判断し、
その思想を取り除くために皇室の祭事に関心を呼び起こす祭日を廃止した
休みの日が減ってしまうので新たに国民からアンケートを取り、祝日を設けた
それが、元旦(1月1日)、成人の日(1月15日)、春分の日(3月21日頃)、天皇誕生日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、こどもの日(5月5日)、秋分の日(9月23日頃)、文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)

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