教育」カテゴリーアーカイブ

海外の研究によると
●朝食を食べる生徒は、平均以上の成績をとる確率が高い
 
児童5000人を対象に6か月間 朝食御内容や量を調査
 
朝食を食べている子供は、食べていない子供に比べて
平均以上の成績評価を受ける確率が2倍以上高かった
 
脳のエネルギー源であるブドウ糖
朝食で撮ったブドウ糖をゆっくりと吸収し、
長時間 脳にブドウ糖を送り続けるのが大事

(177)

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●親にお年玉を預けるべきか?
 
統計学者:鳥越規央によると
子供が親にお年玉を預けても大丈夫
 
●保護者が回収したお年玉の使い道
預貯金に回した:76.9%
すべてお子様が自由に使った:12.1%
文具や洋服など必要なモノを買った:3.0%
保護者の方が貰った:1.1%
その他:6.9%
 
親が自分のために使ったという事例は、たったの1.1%しかいない

(111)

●現在 学校で英語の筆記体は教えていない
 
中学校で50年ほど前に
ブロック体と筆記体の両方の学習が始まった
 
2002年度より筆記体を教える義務がなくなった
 
1979年4月以降に生まれた人は、
学校では筆記体を習っていないことが多い
 
現在、英語圏では、筆記体を読めない 書けない若者が大多数をしめる
筆記体が衰退したきっかけは、ワープロだと言われている

(252)

●国家予算の約2割を教育に投入するシンガポール
2007年、国民一人当たりのGDPが、日本を抜きアジア1位に
人材こそ重要な資源と考える徹底したエリート選抜教育
それが振り分け教育
 
小学校の卒業前に試験:PSLEが行われ、
毎年11月に各学校の体育館などで発表される
この結果によって中学校は、エクスプレスコース、
アカデミックコース、テクニカルコースの3つのコースに分けられる
大学進学を目指すエクスプレスコースに進めるのは、全体の約60%
高校入学時にもふるいにかけられ、
最終的に大学に進めるのは、わずか30%
エリートコースに進めるか否かが小学校の時にほとんど決まってしまう
 
中学卒業後、エリートコースに
進めなかった多くの子供は、専門技術を学ぶ学校に通う
飛行機の整備士や半導体の製造など様々な職業訓練コースがある
その授業料は年間わずか2万円
政府が約300億円の補助金を出している

(179)

フィンランドは、世界有数の教育立国
15歳の子供を対象に行われる学習到達度調査で
フィンランドは常に上位にランクイン
しかし ほんの20数年前までは教育に熱心ではなかった
きっかけは1991年のソ連崩壊
隣国ソ連への輸出に頼ってきたフィンランド経済は急速に悪化
街には失業者があふれた
 
そんな国家の危機を救ったのが、
元中学校教師:オッリペッカ・ヘイノネン、当時29歳
1994年にヘイノネン氏が教育大臣に就任後、
わずか6年でフィンランドは学習到達度調査で世界一に
すると経済も活性化、ノキアを筆頭にIT産業が躍進
2001年から4年連続 国際競争力 世界一に
 
●子供の未来に先行投資したフィンランドの教育革命
・学校教育を全て無料にした
・教師の資格を取るのを難しくした
大学院を出ていないと教師の資格が取れないようにした
・教育のやり方を各学校に任せた
フィンランドの目的は、良き納税者を育てること

(268)

慶応義塾大学 教育経済学者:中室牧子によると
●学生時代にスポーツをやっていた子供は、将来 年収が高くなる
 
中室は、遺伝的環境も家庭環境も同じ一卵性双生児のデータを大量に集めた
学生時代に片方がスポーツをやっていたが、
片方はやらなかったケースを大量に観察することによって
スポーツをやったことが収入を伸ばしたか?
という因果関係が明らかにできる
 
中室の研究では、スポーツをしていた方が、正社員になる確率が高かった
 
スポーツによって忍耐力や
リーダーシップを獲得しているからと考えられている

(175)

脳科学者:中野信子によると
視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚…
●五感の嗅覚は、記憶と密接に関係している
・視覚の記憶は、書き換わりやすい
海外で起きた強姦事件で、
どの人が犯人ですか?と被害者に聞いた
この人です。と指さした写真は、
よくテレビ出ていた心理学者だった
パニックになって よく見ていた人の
顔に書き換わってしまったケース
 
●匂いが脳に起こすプルースト効果
ある特定の香りを嗅ぐことで、
その香りに結びついている記憶が呼び起こされる現象のこと
人の記憶は、海馬に貯蔵される
海馬に一番近い五感こそ、嗅覚
 
ドイツの大学で行われた 知らない単語を40個覚えさせる実験
バラの匂いを嗅がせながら覚えさせた群と、そうでない群
さらにバラの匂いを嗅ぎながら覚えさせた群に、
寝ている部屋にもバラの匂いを漂わせた
翌朝、バラの匂いを使った群の方が、成績が良かった
寝ている間にバラの匂いを嗅がせることで、
記憶を定着させようと脳が頑張る
 
Tシャツを男子学生に1日中 着させておく
女子学生の44人分のTシャツを嗅がせ、どれが一番いい匂いですか?と聞く
すると順位の高い人は、女子学生と遠い遺伝子の人だった
自分と一番 遺伝子的に子供を作るのに最適な人を匂いで選んでいる
 
●ヒノキの匂いが脳の神経新生を促す
神経新生→脳内で新しい神経細胞が生まれる現象
ヒノキの香りには、αピネンという物質が含まれており、
記憶を司る海馬に刺激を与え、脳を活性化させると言われている

(9915)

脳科学者:中野信子によると
●物忘れを防ぐ
会ったことがあるのに名前が思い出せない
相手の名前を聞いて知っているはずと言うことには気づいている
それをメタ記憶と言う
メタ記憶がある状態とは、記憶そのものは まだ脳の中にある
それを思い出せていないだけ
記憶力そのものは悪くなっていない
記憶を思い出す、引き出す能力が衰えている
年をとるとともに記憶が多くなるので、探す時間がかかる
前頭前野の一部分にあるワーキングメモリを鍛えると
記憶を思い出す、引き出す能力が高まる
そしてワーキングメモリは、何歳になっても鍛えられる
 
●ワーキングメモリの鍛え方
1、何でも記録する携帯電話に頼らない
2、人の名前を工夫して覚える
3、街で広告を見た時、書かれている言葉を覚える
そして広告から目を離し、何が書いてあったかを思い出し、
印象に残った言葉を挙げてみる
4、人と話をするときも、その中で大切だと思う言葉を記憶して、
後ほど思い出してみる
イメージやエピソードを結び付ける、
自分が体験したことや感情を伴うことは忘れにくい
 
●女性は男性よりも感情を伴う記憶を覚えやすい

(625)

繰り返し声に出しても、付箋引いたりしても
暗記できない人は少なくない
 
それらをクリアしてきた東大生の意外な共通点が
アップテンポの曲を聴きながら勉強することだった
 
●アップテンポな曲を聴くと脳の働きが活発になる
 
京都大学:久保田競 教授によると
アップテンポの曲などで
快感を得られ、ドーパミンが分泌される
したがって処理能力が上がり、考えることがはかどる

(371)

●とりあえず机にむかえば集中力が出る
 
諏訪東京理科大学:篠原菊紀によると
何か行動を始めると、やる気に関係する線条体が活性化する
始めさえすれば、やる気のスイッチが入るようにでている
 
少しの間、集中するだけで
作業興奮という状態になり、スムーズに作業ができる
やる気が出るまでマツ、というのは、
手順として頭の良い方法ではない
最初の始めができるかどうかが、成功の分かれ目かもしれない
 
●長時間の勉強で集中力が低下した時は、片足立ちする
バランス感覚を保とうとする行動が、
集中力を復活させる効果があるという

(243)

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