●マヨネーズの絞り口が星型になったワケ
 
19925年3月に日本で初めて販売されたマヨネーズは瓶入り
1958年にポリボトル容器で売られるようになった当初、
絞り口は丸い大きな穴だった
マヨネーズを出した際の見栄えが悪かった
そこで星型、十字型、波線型、日本線型など
色々な形の絞り口のキャップをおまけとして付けたところ
サラダにデコレーションするマヨネーズが流行
おまけキャップで一番人気だった星型を絞り口に採用し、
半世紀近く絞り口は変更されていない

(251)

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●高速道路のSAの駐車場スペースが、斜めになっているワケ
それは車の逆走を防ぐため
 
一般的な駐車場の場合、車は左右どちらも出やすさは変わらないため
逆方向にでてしまい逆走になる可能性がある
斜めに止めると進行方向と逆向きに出づらくなるので逆走が起きにくくなる
 
斜めの角度は、進行方向に対して60度
車を出し入れする際、ハンドルの操作が最小限で済むので
駐車場内での事故も減らすことができる

(260)

明治維新後、位が上がった薩長の武士は政府に正式な名前を登録することに
その際、西郷本人に確認せずに同じ薩摩出身の友人 吉井友実が、
西郷の父の名前である隆盛を登録してしまった
その後、西郷は「隆盛でもよかよか」と受け入れてしまったという
 
●西郷隆盛は、本名ではない
明治4年、東京で出会った西郷と庄内藩出身の菅実英
実英の優秀さに惚れ込んだ西郷
2人はすぐに意気投合
実英が山形に変えることを知った西郷は、実英の宿所に出向いた
しかし実英は留守
西郷は「ご帰宅ならばこれを」と手紙を託した
“明日は君がたって 遠いところへ 離れてしまうかと思うと胸が痛む”
その最後に書かれた名前が、西郷隆永
西郷の本名は、隆永
 
1877年の西南戦争で西郷は罪人扱いとなった
明治政府は西郷のことを公に語ることを禁止していた
1889年、西郷の死後12年が過ぎ、西郷の名誉が回復
菅実英が中心なり西郷の教えを本にまとめ出版した
 
西郷の本名が書かれた手紙は、山形にある菅家に保管されている

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昔 京都では、うなぎを開かず、ぶつ切りにして串焼きにしていた
 
●蒲焼きの由来は、ガマの穂
 
円柱状のうなぎを串に刺した形が、ガマの穂に似ていた
ガマの穂とは、茶色い円柱状の穂がついた植物
ガマの穂を漢字で書くと、蒲の穂
円柱状のうなぎを串に刺した形が、蒲の穂に似ていたため
蒲焼き(がまやき)が転じて、蒲焼き(かばやき)となった
この京都のうなぎの食べ方が、蒲焼きの始まり

(325)

1909年、東京帝国大学 理学部教授 池田菊苗は、
湯豆腐を食べているとき昆布だしから感じる美味しいけど
表現できない味に疑問を持った
研究した結果、昆布だしからグルタミン酸を発見し、
美味いと感じる成分だと突き止めた
この発見により、人の舌で感じる甘味、苦味、酸味、
塩味の4つの他に、うま味も感じることが分かった
 
●味の素の原材料は、サトウキビのみ
元々昆布から抽出して作っていたグルタミン酸だったが、
サトウキビの糖を微生物で発酵させることで
グルタミン酸を抽出できることが分かり、味の素はサトウキビから作られている

(273)

醤油の誕生は、偶然の産物だった
 
●醤油が誕生したのは、1254年 鎌倉時代
中国に渡り 禅宗を学んだ僧侶 心地覚心は、
径山寺味噌の製法を日本に持ち帰った
径山寺味噌とは、今も和歌山県などで生産される金山寺味噌
キュウリなどをつけて食べるもろみ味噌の一種
その味噌を作っていると、味噌樽から垂れる液体を見つけた
舐めてみると驚くほど美味しい
醤油は、金山寺味噌の副産物として誕生した
 
●醤油が庶民に普及したのは、江戸時代
醤油の一大産地が、今の千葉県野田市にできたことで江戸に醤油が一気に広がった
醤油の普及により、握り寿司、うなぎの蒲焼き、天ぷら、そばが食べられるように

(297)

噛む力は生物界でもトップクラスのワニ
最大級の大きさを誇るイリエワニの噛む力は、最大1.5トン
 
そんなワニだが、口を開ける力は驚くほど弱い
●ワニの口は、輪ゴムで閉じると開かなくなる
口を閉じる力が1トンに対し、開ける力は30㎏ほど
 
進化の過程で口を開ける筋肉より、
閉じる筋肉が発達したため

(913)

世界中の海に生息し、約200種類もいるというタコ
最も賢い無脊椎動物であるとされる
8本の腕を器用に動かし、
瓶の蓋を開け、エサを取り出すことも可能
 
●タコには脳が9つある
その動きを司るのが、9つの脳
タコには脳のような働きをする部分が、
8本の腕に存在している
大脳からの命令がなくても8本の腕が個別に判断し動くことができる

(289)

●ゾウは耳だけでなく足の裏でも音を聞く
 
ゾウは、人間には聞こえない低周波でコミュニケーションをとっている
その低周波を感じるのは、足の裏がメイン
地面の振動を足の裏で受け取り、骨を伝って脳で感じる
それにより10㎞以上離れた仲間とコミュニケーションをとったり、
離れた土地の天変地異を察知することができる
 
2004年に発生したスマトラ沖地震では、遠く離れたタイで海の異変を察知し、
背中に人を乗せたまま高台に避難し人命を救ったことも
耳でも音は聞こえているが、風を起こして体温調節に使っているのが大きな役割

(451)

色が濃いサングラスの方が、より紫外線をカットできると思われがちだが、
同じUVカット率の場合、カットできる紫外線の量は同じ
それよりも色が濃いサングラスの方が、
瞳孔が大きくなり、目に紫外線が入りやすくなる
そのため色が薄くUVカット率が高いサングラスの方が、
目に入る紫外線の量を少なくしてくれる
 
●サングラスのUVカット機能には、寿命がある
UVカットには、2つの種類がある
1つ目は、レンズの表面に紫外線を反射するコーティングがされているモノ
使っているうちにコーティングが剥がれていく
2つ目は、レンズそのものに紫外線吸収剤を練り込んだモノ
紫外線と化学反応して吸収する紫外線吸収剤は、
吸収を繰り返すうちに紫外線を吸収する機能が鵜砂われる
どちらのタイプもUVカットの機能は、劣化する
約5年の寿命と言われている

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