10万人あたりのすい臓がんの患者数、
女性は25.5人、男性は29.1人と男性が多い傾向にある
すい臓がんになる原因のひとつが肥満
 
●BMIの数値が30を超える人は、正常値の人に比べて、すい臓がんの発症リスクが3.5倍も高い
 
●タバコを1日40本以上吸う人は、吸わない人に比べ、すい臓がんの発症リスクが3.3倍も高い
 
医師は、すい臓がんを診断する時、患者の目を診る
●すい臓がんになると白目が黄色くなる黄疸が出る
すい臓に腫瘍ができると消化液を運ぶ胆汁の管が圧迫される
すると胆汁が流れなくなり、血液の中にあふれ、
黄色い色素が全身に広がり、白目が黄色くなる
白目が黄色いと感じたら、病院に行った方が良い

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●女性は男性よりも2.7倍もアルツハイマー病を発症しやすい
アルツハイマー病の患者の脳を調査したところ
女性ホルモン:エストロゲンが、普通の人よりも少なかったことが分かった
エストロゲンは、アルツハイマー病の原因物質から脳を守っている
女性の方がアルツハイマー病になりにくいと思われがちだが、
女性は、閉経後、エストロゲンの量が一気に減少、
男性よりも量が少なくなってしまう
 
軽度認知障害(MCI)と言われる認知症予備軍の段階で発見できれば
対応次第で発症を防げる可能性がある
 
●家庭でチェックできるスマヌ法
スマヌを背中に書き、何が書かれたかを当てるテスト
MCIの特徴として感覚の情報が脳に届きにくくなる
そのため似た文字も正しく判断できなくなる
6回行って半分以上間違えたらMCIが疑われるレベル
 
●卵を1日1個以上食べると認知症のリスクが低下する
認知症の原因の一つとして考えられているのが、
記憶と関係が深い神経伝達物質アセチルコリンの減少
卵には、アセチルコリンのもとコリンが豊富に含まれている
最新の研究によると、
1日1個 卵を食べたグループは、食べていないグループに比べ、
認知症発症リスクが22%も低下したことが分かった

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●肝機能が低下した男性は、胸が大きくなる可能性がある
男性にも女性ホルモンが作られ、骨の強化や抜け毛予防など様々な働きをしている
体内で作られた女性ホルモンは、最終的に肝臓で分解される
肝機能が低下すると女性ホルモンが分解されず体内に蓄積する
溜まった女性ホルモンによって乳腺が発達し、胸が大きくなることがある
 
●男性は長期間 強いストレスを受けると肝臓がんの発症リスクが高まる
 
決められた容量以上に薬を飲む、病気が治っているのに薬を飲み続ける など
薬の間違った使い方をする若者が増えている
体内に入った薬は、最終的に肝臓で分解される
しかし決められた以上の薬を飲むと肝臓に負担がかかってしまう
最悪の場合、急速に肝細胞が壊死していく劇症肝炎になることも
そうなると肝臓移植しないと助からない場合が多い

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日本人女性の11人に1人が乳がんにかかっている
●背の低い女性より、高い女性の方が、乳がんになりやすい
国立がん研究センターが、5万人以上の女性を対象に行った調査によると
身長148㎝未満の女性に比べて、160㎝以上の女性は、
閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍も乳がんのリスクが高いことが分かった
背の高い女性は、成長ホルモンの分泌が多いからと考えられている
 
●胸の大きさと乳がんのリスクに相関関係はない
 
●毎日お酒をいっぱい飲む人は、乳がんになりやすい
アルコールを分解した際に発生するアセトアルデヒドに
発がん性があると考えられている
 
●乳がんは、痛みを感じない場合が多い
胸が痛くて病院に来る人がいるが、ほとんどの場合、女性ホルモンの影響
 
●運動すれば乳がんのリスクは下がる
毎日適度な運動をしている人は、そうでない人に比べ、
乳がんのリスクが10~20%減少することが分かっている
 
●座っている時間が長い人は、乳がんのリスクが上がる
海外で女性約2万9000人を対象にした調査によると
座っている時間の長いデスクワークの多い女性は、
立ち仕事の女性より、乳がんのリスクが高くなる
 
●みそ汁を毎日食べると乳がんの発生率が40%低下する
国立がん研究センターが、日本人を対象に行った調査によると
みそ汁を飲む頻度が1日1杯未満の人に比べ、
1日2杯の人は26%、3杯以上飲む人は40%も乳がん発生率が下がることが分かった

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肺の病気の種類を確認するには、痰の色を見ることが大切
赤茶色の場合、血液を含んでいて肺がんや結核の可能性が考えられる
 
●非喫煙者の場合、男性よりも女性の方が1.3倍も肺がんになりやすい
その原因は、女性ホルモン:エストロゲン
エストロゲンには、肺がんのがん細胞を増殖させる作用がある
 
フィンランドのヘルシンキ国立公衆衛生研究所の調査によると
●リンゴを1日1個食べると肺がんのリスクが低くなる
リンゴに含まれているポリフェノールの抗酸化作用によって
肺がんのリスクを下げると考えられている
フィンランドで1万人を24年間追跡調査した結果、
リンゴを1日1個食べている人は、全く食べない人に比べて、
肺がんのリスクが58%も下がることが分かった

(155)

2016年、女性の胃がん死亡者数は、1万5677人
対し、男性の胃がん死亡者数は、2万9854人、約2倍
これは喫煙習慣が影響する
発がん性物質を含む、タバコのヤニは、唾液と共に飲み込まれることで
がんが起こりやすくなると考えられている
●タバコを吸わない人と比べて、1日21本以上吸う人は、胃がんになる確率が2.5倍高い
また胃がんの大きな原因になっているのが、ピロリ菌
日本人は2人に1人がピロリ菌を持つ世界でも有数のピロリ菌保有民族
ピロリ菌は、胃の表面を覆うように棲みつき、
胃酸を中和するアンモニアを出す
感染したまま放置しておくと慢性胃炎、胃潰瘍、
最悪の場合 胃がんを引き起こす危険性がある
ピロリ菌は、大人になってからの日常生活では感染は起こらない
ほとんどが幼児期に感染すると言われている
特に5歳以下の子供のいは、酸性が弱く、ピロリ菌が生き延びやすい
ピロリ菌を保有している大人からの食べ物の口移しは、注意が必要

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●40歳以下の男性は、女性よりも動脈硬化のリスクが、4倍も高い
動脈硬化のリスク(40歳以下 1000人あたり)
女性:1.3人
男性:5.7人
男性は、女性よりも女性ホルモン:エストロゲンが少ないため
女性ホルモンのエストロゲンには、血管をしなやかにする作用がある
男性は、その恩恵をあまり受けられないため血管が硬くなる動脈硬化になりやすい
 
●心臓病の予防に効果的なのは、緑茶
イギリスのランカスター大学とリーズ大学の研究によると
緑茶の苦み成分であるカテキンは、
動脈硬化を引き起こすタンパク質を減少させることが分かった
 
東北大学の研究によると
緑茶をほとんど飲まない人に比べ、緑茶を1日5杯以上飲む人は、
心臓病の死亡率が、男性で22%、女性で31%減少することが分かった
 
2018年8月、フランスのトゥールーズ大学が発表
●額のシワが深いと心臓病の死亡率が10倍
年のわりに深いシワを持つ人は、シワが全くない人の心臓病の死亡率が約10倍
シワも動脈硬化も酸化ストレスが関係していると考えられている

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JR東日本が販売しているミネラルウォーターは、
上越新幹線のトンネルの掘削途中で出た湧き水
 
出てきた水の量は、毎分38トン
当時、作業員が湧き水を飲んで、美味しいと評判になった
 
トンネルの湧水をくみ取るには、
トンネルの外までパイプを通さなければいけなかった
職場の活性化につながるとの理由で
作業することになったのが、当時の国鉄社員
電車の整備士など専門でもない社員が、約16㎞のパイプを敷いた
 
そんな苦労の甲斐あって1984年に商品化された
 
現在は「From AQUA 谷川連峰の天然水」という商品名だが、
その前は「大清水 谷川連峰の天然水」という商品名だった
湧き水が出たトンネルの名が、大清水トンネルだったため

(140)

夜に食べてもいい果物と、食べてはいけない果物がある
●ブドウとリンゴは、夜に食べない方が良い
 
グレープフルーツ:1.8g(100gあたり)
イチゴ:2.1g(100gあたり)
ブドウ:7.3g(100gあたり)
リンゴ:7.7g(100gあたり)
ブドウとリンゴに含まれる果糖は、
グレープフルーツやイチゴの比べ、3倍以上
 
血液を巡りエネルギーとして使われる他の糖分に比べ、
果物の糖分 果糖は、肝臓で代謝され、中性脂肪を多く作る性質がある
朝食べれば日中エネルギーとして消費されるが、
エネルギーを消費しない夜に食べすぎると中性脂肪が体内に溜まる

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●民間旅客機の多くが白なのは、塗装のコストと重量を下げるため
 
白が最も安く、軽いため
ジャンボジェットの全てを塗り替えると
塗料を200㎏(ドラム缶3個分)使う
赤や青を塗る場合は、下地に必ず白を塗る
白の下地の上に、赤や青を塗るため、重量が重くなってしまう
重さが変わると燃費に大きく影響する
 
他にも機体が白いと熱を吸収しにくく客室の温度上昇を抑えられたり、
整備の際、オイル漏れや塗装の腐食などを発見しやすいなど様々なメリットがある

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