昔は耳かきはこまめにした方が良い、とされてきたが、現在は
 
●耳かきは月に1回で良い
 
昔は耳垢が溜まっているとかゆみが出たり、不潔なので
こまめに耳かきをした方が良い、と言われていた
しかし耳垢には殺菌、抗菌作用があり、
さらに表皮を保護する役目があるので、こまめにとってはいけない
 
耳垢には、自然に排出される能力はあるので耳かきは必要ない

(107)

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早朝の運動は体に良い、とされていたが、
現在、早朝の運動はしてはいけないが常識
 
●早朝の運動は体に良くない
 
昔は、朝早く起きて運動することで血液の循環が良くなり、
その結果、脳が覚醒すると考えられ、
早朝の運動は体に良いとされてきた
 
しかし心臓をコントロールしているのは、脳の中にある自律神経
脳が覚醒していない早朝に激しい運動をしてしまうと
必要以上に心拍数が上がり、心臓に負担がかかってしまう
心筋梗塞などの突然死のリスクが高まる
 
起きたらまず脳を覚醒させるためにゆっくりと朝食をとる
朝食後、最低でも1時間以上空けてから運動するほうが良い

(241)

●1日に30品目食べるのが良い、は間違っている
 
1日に30品目食べるのが良い、とされていたが、
食品の数は関係ないことが分かった
 
「1日に30品目」が広まったきっかけは、
1985年、厚生労働省が、健康づくりのための食生活指針に
「1日30食品を目標に」と記載しため
食品に含まれる栄養素は、食品ごとにそれぞれ異なっており、
異なる食品から幅広く栄養を摂るべき、と当時は考えられていた
 
しかし、1日に30品目を摂取するとかなりカロリーオーバーになり、
肥満や生活習慣病につながる可能性があることが分かった
現在は、1日に15品目を摂取するがベスト

(169)

●腕の悪い医者のことをヤブ医者というようになったワケ
明治大学 小野正弘教授によると
諸説あるが、ヤブ医者の語源は、兵庫県の養父市からきている
その養父市に、ヤブ医者のモデルがいたと言われている
その医者が、江戸時代にいた長嶋的庵
長嶋的庵は、名医だった
 
●元々 ヤブ医者は腕の悪い医者ではなく、名医を指す言葉だった
長嶋的庵は、他の医者がさじを投げた病人も治してしまうほどの名医だった
養父には凄く腕のいい医者がいるという評判は、
江戸にも伝わり、徳川綱吉の耳にも入った
ただの村医者から将軍家のお抱え医者に大出世
そのことは瞬く間に知れ渡り、
的庵のことを世間では養父医者と呼ぶようになった
 
当時、長嶋的庵の下には、医学を学びに多くの弟子が集まった
そして弟子たちも立派な医者になったことで
養父医者の評判はうなぎのぼり
名声が上がれば上がるほど、養父医者の弟子を装う偽医者が続出
それによって、養父医者の評判が急落
現在の意味となる養父医者=腕の悪い医者となってしまった

(112)

アメリカ メソジスト大学の研究によると
●イライラしたときの深呼吸は逆効果
 
イライラすると呼吸が小刻みになり呼吸の回数が増える
イライラしたときは、二酸化炭素を出しすぎの状態
二酸化炭素で出しすぎているのに、
さらに深呼吸で出すと体に必要な二酸化炭素が足りなくなる
呼吸が浅く早くなり息苦しくなる過呼吸のような状態になってしまう
 
●イライラしたときは深呼吸ではなく息を止めるべき
イライラしたときは、少し呼吸を止める、
もしくは穏やかな深呼吸を心掛けるべき

(342)

鳥取のずわいガニコロッケ、気仙沼のホルモンコロッケ、
江の島のしらすブラックコロッケ、山梨の富士山コロッケなど
全国には様々なご当地コロッケが存在する
 
●全国800種のご当地コロッケは、たった一軒の大阪の工場が製造している
 
それは合同食品(大阪府豊中市)
大手のコロッケ工場の場合、1万個以上でないと発注を受けてくれないが、
合同食品では、最低500個からでも発注可能
ご当地コロッケは、奇抜な食材を入れるので、市場に出してみないと分からない

(1927)

●食べ放題で元を取るには、3時間前にとんかつを2切れ食べる
 
彩の国東大宮メディカルセンター:市原広太郎によると
食後時間が経つと体内にある脂肪が分解され、
遊離脂肪酸に変化し、血液中に流れる
遊離脂肪酸が脳の摂食中枢を刺激することで空腹感を感じる
とんかつの衣にも遊離脂肪酸が含まれるため、
さらに摂食中枢を刺激し、空腹だと錯覚する
 
食べ放題の3時間前、2切れほどの量が効果的
他にも鶏のから揚げや天ぷらなどの揚げ物でも同じ効果が期待できる

(323)

アメリカの大学生548人を対象にした実験(2017年)
1つの群は、スマホを机の上に置く
もう一つの群はスマホをポケットに入れる
もう一つの群は、スマホを別の部屋に置く
記憶力検査を行った結果
スマホを机の上に置いた群が最も成績が低く、
スマホを別の部屋に置いた群が最も成績が高かった
 
●スマホが近くにあるだけで集中力が散漫になり記憶力が低下することが分かった
 
この論文のタイトルは「脳からの資源流出」
人間の脳は、元々一つのことに集中するようにできている
何か集中しているものがあれば、その他の情報は自動的に抑制がかかる
ながらスマホは、脳の動きにそぐわない行動を引き起こしてしまうため
色々な低下がみられるのではないか、と考えられている

(322)

仙台市の小中学生7万人以上を対象に調査によると
(平成26年 仙台市標準学力検査 仙台市生活・学習状況調査)
●スマホの使用時間が延びれば延びるほど、数学の平均点が下がる
勉強時間30分未満と勉強時間2時間以上の生徒の比較によると
2時間以上勉強するが、4時間以上スマホを使用する生徒の方よりも
勉強30分未満でスマホを1時間未満しか使わない生徒の方が
数学の平均点数が高かった
 
●勉強時間が短くてもスマホを使っていない人の方が成績が良い
さらにコミュニケーションアプリ使用時間と数学のテスト結果も
明らかにアプリを使えば使うほど、数学の成績が下がっていた
 
ちなみに、
●女子高生のスマホ使用時間は、1日平均6.1時間に及ぶ
(デジタルアーツ 第10回未成年の携帯電話・スマートフォン利用時間実態調査(2017年)
 
●学力低下の原因が、勉強中にスマホを使う「ながらスマホ」

(253)

♪母さん お肩を叩きましょう タントン タントン タントントン
1923年に発表された童謡「肩たたき」
リズミカルな繰り返しで楽しい歌だが、2番の歌詞は
♪母さん 白髪がありすね タントン タントン タントントン
「白髪がありますね」に作詞家:西條八十の悲しくも切ない思いが込められている
 
作詞家:西條八十の実家は、代々続いたお金持ち
しかし大正3年、八十の兄が実家から勝手に金品を持ち出し、芸者と失踪
親に迷惑をかける兄に腹を立てた八十は、短刀を手に殺害を企てる
だが兄を殺すことはできず、仕方なく八十が一人で家計を支えるが、
収入が安定せず、生活は苦しくなるばかり
そんな折、母親が緑内障を患い、失明した
苦労と心労の絶えない母の頭にいつしか白髪が生えくるように
自分ら子供が母に苦労をかけ、白髪を増やしてしまった、
そんな反省の気持ちが込められているという
 
童謡「肩たたき」が完成したその年、八十の2人目の娘が4歳で急死
亡くなった娘は、童謡「肩たたき」を歌うのが大好きだった

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