元カルフォルニア大学 教授 デール・ブレデセンによると
●初期のアルツハイマー病は、リコード法で90%が治る
このリコード法により認知機能が35%から、
わずか1年で98%まで回復した人もいる
アルツハイマー病の改善だけでなく、
脳の処理能力や集中力を上げる効果がある
 
●アルツハイマー病とは?
アルツハイマー病とは、炎症などの脳のダメージによって
アミロイドβと呼ばれる脳のゴミが蓄積し、
健全な神経細胞を破壊、脳が委縮し、働きを低下させてしまう
 
●アルツハイマー病の治療法:リコード法とは?
アルツハイマー病には36の原因がある
今まではアミロイドβの発生原因が分からなかったため、
薬で1つの原因を解消しても進行を遅らせることしかできなかった
リコード法は、36個の原因を生活習慣によって防ぐという方法
 
1、食事
・鮭、ブロッコリー、きのこは、
アミロイドβなどの毒素を排出し、
脳の情報伝達をスムーズにしてくれる食材
・チーズ、キムチ、納豆などの発酵食品を食べることで
体内の菌のバランスを正常化し、脳に栄養が行きやすくする
・オリーブオイル、アボカドなどの不飽和脂肪酸は、
脳の機能を向上させ、さらに活性化させる効果がある
・焼くよりも蒸す、煮る方が、アミロイドβの増加を抑制する効果が期待できる
・夕食を食べてから朝食の間を12時間空けることで
脳を飢餓状態にし、アミロイドβを掃除してくれる
 
2、睡眠
1日の睡眠は、7~8時間
それ以下の時間だと脳へのダメージが蓄積され、
アルツハイマー病のリスクが高まる
音楽を聴くなど寝る前に30分間のリラックスタイムを作ると質の高い睡眠が得られる
寝る前のスマホ、パソコンなどの使用は控えた方が良い
 
3、運動
有酸素運動以外に、筋トレが必要
筋肉の量を増やすとテストステロンが作られ、
記憶を司る神経ニューロンが活性化し、認知機能のアップが期待できる
 
食事、睡眠、運動以外に、サプリメントの服用や脳のトレーニングも必要

(227)

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中野信子によると
●女性よりも男性の方が、見栄を張る
 
男性ホルモン テストステロンは、競争心を高め、
周囲に比べて1番になりたいという心情を生み出す
 
女性ホルモン エストロゲンは、協調性を大切にする心情を強くするので
みんなと一緒であることに安心する
同窓会で女性がいい服を選ぼうとするのは、見栄を張るのではなく
みんなと同じレベルのものを身に着けたいと思うから
 
男性は、時計や車などステータスを示すものを欲し、
女性は、みんなが持っているものなど流行りものを持ちたがる

(162)

中野信子によると
●喧嘩をしたとき男性よりも女性の方が感情的になりやすいワケ
 
女性は喧嘩で嫌な気持ちを抱いたとき、脳の前帯状皮質が働く
この前帯状皮質が働くと、痛みを感じるのと似た感覚を覚え、
痛みを癒すために涙を流すと言われている
女性は男性に比べ、前帯状皮質の機能が高いので
心の痛みや不条理を感じやすく、感情的になりやすい
 
男性は喧嘩をすると、テストステロンが分泌される
テストステロンが分泌されると、誰かといるより1人でいることを好ませる
 
女性は男性に対し、できるだけ感情を抑える努力をし、
男性は女性に対し、話をなるべく聞いてあげる努力をすると良い

(230)

中野信子によると
●男性よりも女性の方が、勘がするどいワケ
理由は、男性よりも女性の方が不安になりやすいから
 
女性の方が不安になりやすいのは、
安心させるホルモン:セロトニンの量が少ないため
女性はセロトニンを男性の約2/3しか作れない
そのため比較的 男性は楽観的、女性は不安になりやすい
いつもと違うことが起きたとき、
女性は不安により注意深く観察し、その結果 女の勘が働く
 
またセロトニンの合成能力は加齢により下がっていく

(296)

中野信子によると
●女性よりも男性の方が他人の不幸を喜ぶ
ロンドン大学の調査で
自分の嫌いな人が苦しんでいるのを見たとき、
女性は脳の痛みの共感を感じる前帯状皮質が反応したのに対し、
男性は快楽を感じる側坐核が反応した
 
●男性よりも女性の方が脳の成長が早い
脳の大きさは、女性よりも男性の方が大きいが、
脳の成長や成熟は、女性の方が早い
思春期を迎えるころには、男性よりも女性の方が1~2年早く成熟する

(182)

東洋英和女学院大学:山田和夫教授によると
●野菜を中心に食べる人の方が、うつ病を発症しやすい
2017年、イギリスとアメリカの共同研究チームが、
野菜を中心に食べる人の方が、
うつ病を発症しやすいことを突き止めた
野菜を中心に食べる人は、
肉などに含まれるビタミンB12の摂取量が少ないため、
それがうつ病につながると考えられている
 
●ストレス発散のために甘い物を食べると太る
甘い物を食べて血糖値を一時的に上げてイライラを軽減させても、
血糖値が下がるとまた甘い物が欲しくなる
適量を見極めて、血糖値をコントロールしないと太る
 
●ストレス発散のためにアルコールを飲んでも疲労は回復しない
アルコールは気分を高揚させるので疲労感を下げてくれる
疲労そのものは、解消できない
アルコールは脳細胞や肝臓にダメージを与え疲れやすくなってしまう

(189)

1923年、関東大震災で職を失った東京の寿司職人が、
大阪に移ったことをきっかけに大阪にも寿司文化が広まった
 
●回転寿司は、職人を辞めさせないために開発された
 
日本で初めて回転寿司を導入したのは、元祖 廻る元禄寿司
立ち食い寿司を始めた元禄寿司は、人気店となり繁盛した
あまりにも繁盛すると忙しさから職人が腱鞘炎になり、みな辞めていく
職人が楽に働けるように回転寿司が誕生した
回転寿司の仕組みは、ビール工場のベルトコンベアを見て閃いた
その閃きから実用化までには10年もかかり、
 
1958年、回転寿司1号店をオープンさせた
東京に回転寿司が開店したのは、大阪より20年後だった
回転寿司のベルトコンベアーに特許があったため

(602)

●自動改札機は、東京ではなく大阪で生まれた
1967年、世界で初めての自動改札機は、
怪我人を防ぐために大阪大学やオムロンの共同開発で作られた
高度経済成長の真っただ中、
殺人的な朝の通勤ラッシュでケガ人が続出していた
ピーク時の乗車率は、300%以上
そんな状況に通勤客をホームに
入れない改札制限という非常手段がとられたことも
通勤地獄を何とかしたいと
大阪の北千里駅に日本で初めての改札機が導入された
 
その後、1990年代に東京でも大規模導入された
大阪よりも東京が20年遅れたのは、国鉄の労働組合が反対していたから
1987年の国鉄の民営化により、大規模導入が始まった

(260)

●カプセルホテルは、映画 2001年宇宙の旅をイメージして造られた
1979年、日本で初めてカプセルホテルが誕生
現在も大阪にあるカプセルイン大阪
スリープカプセルと呼ばれる筒状のボックスが383室
室内は宇宙船をイメージさせる白いプラスチックに丸みをおびた造り
コントロールパネルには、アラーム機能付きの時計
照明の明るさも自由に調整できる
各室内に空気口とスプリンクラーが完備
 
1970年代、大阪万博を機に景気がピークに
大阪の街はサラリーマンで溢れかえった
カプセルイン大阪は、元々サウナ店
連日連夜、足の踏み場のないくらい床に客が寝ていた
その繁盛ぶりを見ていた社長が、ホテルを造ることを決意
大阪万博でカプセル住宅をデザインした黒川紀章に
映画 2001年宇宙の旅のようなホテルのデザインを依頼した

(318)

2011年3月11日、東日本大震災
●携帯アプリ LINEは、東日本大震災がきっかけで開発された
この震災による犠牲者は1万9630人、行方不明者は2569人
固定電話 約120万回線、携帯電話 約1万5000の基地局が停止した
ニュースを見ていた技術者が、こんな災害でも
連絡が取れるシステムを作ろうと1か月半で完成させたのが、LINE
安否確認をするために既読機能を付加した
 
1995年1月17日、阪神淡路大震災
犠牲者 6434人、負傷者 4万3792人
救急医療の現場では、命の選別ともいえる治療中止の判断が下されていた
災害が起きると病院に最初に来るのは、歩ける負傷者、
その対応に追われていると次々と重傷患者が運び込まれてくる
この経験をきっかけに誕生したのが、トリアージ
●治療する順番を決めるトリアージは、阪神淡路大震災がきっかけで誕生した
トリアージとは、誰から治療するのか順番を決めること
助かる見込みなし、最優先治療、非緊急治療、
軽処置の4段階に分けられトリアージタグを患者の腕に巻く
トリアージは、東日本大震災で活用され、多くの命を救った

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