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夏の風物詩 スイカ割り
でもキレイに割れず、食べずらいもの
 
●スイカ割りでキレイに割るには、ヘタを下にして置く
スイカは、ヘタよりも底のほうが、
日光が当たりにくいため皮が薄い
 
スイカのヘタ周辺は、栄養を送る管が密集しており、
叩く力が分散してしまう
底は、管の切れ目になっており、
叩く力がまっすぐに伝わりやすくキレイに真っ二つになる

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現在、スーパーで売られているスイカの祖先は、
アフリカ南部の砂漠に育つカラハリスイカ
スイカが誕生したのは、2500万年以上前
その中身は、種は黒いのに、果肉は真っ白
果肉は、甘くなく、固くて少し苦い
カラハリスイカの種が、エジプトやギリシャに運ばれ、
地中海沿岸で栽培され、品種改良を重ね、世界に広まった
 
スイカが日本に伝わったのは、本能寺の変の少し前の1579年
ポルトガル人が長崎に持ってきた
江戸時代になるとカットしたスイカが
水菓子として露店で売られていた
 
●スイカの赤色は、リコピン
トマトで有名なリコピンを入れ、品種改良したため赤くなった

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千葉大学大学院:丸尾達によると
スイカの種は、元々 全て白い
黒くなる種と白いままの種の2種類 存在する
●スイカの種は、すべて白から黒になるわけではない
 
受精して発達してきた種が黒くなり、
受精しなくて発達しなかった種が白いまま
 
スイカは種を蒔いてから約3~4か月で花が咲く
雄花の花粉が雌花に付着し、実が膨らみ始める
雌花で受粉した花粉は管を伸ばす
実の中にある種に受精する
そのときに全ての種に受精するわけではないので
白いままの種と黒くなる種に分かれる

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JA富里市スイカ部:榊原忠夫氏によると
●スイカを冷蔵庫で冷やしてはいけない
 
冷蔵庫は温度が低すぎるので、長時間入れておくと
スイカの果肉の劣化により水分と共に甘みが失われる
スイカを冷やすのは、食べる3時間前
冷蔵庫ではなく氷を浮かべた水に浸けておくと甘みを失わない
スーパーなどで売られているカットされたスイカも
冷蔵室では冷やし過ぎになる
せめて野菜室など少しでも冷やし過ぎないように注意
 
●スイカに塩をかけてはいけない
昔のスイカは、糖度が少なかったため、
塩をかけて甘さを引き立てていた
しかし現在のスイカは、糖度が高く改良されているため、そのままで食べられる

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新橋日比谷通りクリニック:吉原秀樹によると
●ビールを飲みながらスイカを食べると危険
 
ビールに含まれるアルコールと
カリウムには利尿作用がある
さらにスイカにも利尿作用のあるカリウムが多く含まれている
 
気付かないうちに体から水分が
排泄されてしまい脱水症状になりやすい
 
体に必要な水分が奪われると血栓ができやすくなる
 
夏は脱水症状による熱中症にも注意が必要

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