1919年、日本初の乳酸菌飲料として「カルピス」が誕生
 
Asahi:岡本正文によると
●大正時代に誕生したカルピスは、その原液を約100年間 継ぎ足しながら作っている
うなぎ屋のタレのように、原液をすべて使うのではなく
少し残して、また増やす、継ぎ足して作っている
カルピスは、カルピス菌を使って作られる
それは創業者がカルピスを作る時に、偶然 発見したモノ
このカルピス菌が無くなると、もう2度とカルピスは作れない
 
●カルピスの製造工程
カルピスの原料は、牛乳
カルピスの白さは、牛乳の色
新鮮さにこだわり牧場から毎日搾りたての牛乳が届く
牛乳を遠心分離器にかけ、脂肪分と脱脂乳に分離させる
脱脂乳にカルピス菌を入れて、発酵させる
発酵が始まるとカルピス菌が増えるので、
その一部を次に作る時に使用する
約2週間かけてカルピスを2度 発酵、熟成させる
1回目の発酵では、ヨーグルトのような酸味が生まれる
それに砂糖を加えてタンクで寝かせると2回目の発酵が始まる
2回目の発酵でカルピス特有の
爽やかな香りと甘酸っぱい味が生まれる
 
●飲んだ後に白い痰(たん)のような塊ができるのは、
カルピスに含まれるタンパク質:カゼインと唾液が反応してできるモノ

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1964年に発売された「かっぱえびせん」
カルビー:江藤真治によると
●かっぱえびせんの筋は、10本と決まっている
筋を入れているのは、食感を良くするのと
塩と油が絡みやすくするため
何度も試した結果、10本がベストと判断したが、
生地の端の方は、11本や9本が存在する
 
●全て天然のエビを頭から尻尾まで丸ごと使用
使用されるエビは、甘エビ、赤エビ、サルエビ、キシエビの4種類
鯵の違うエビをブレンドすることで独特な風味を生み出している
 
●かっぱえびせんの「かっぱ」の由来
当時流行していたマンガ「かっぱ天国」の人気にあやかろうと
「かっぱあられ」という商品を発売
その20代目くらいに当たるのが「かっぱえびせん」
「かっぱ」の人気にあやかって名付けた

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1985年に発売されたシャウエッセン
日本で最も売れているソーセージ
本場ドイツのソーセージを徹底的に研究
パリッとジューシーな食感を生んだ
 
日本ハム:黒木貴彰によると
●シャウエッセンは、フォークでさすより、箸で挟んで食べた方が美味しい
シャウエッセンの最大の特徴は、パリッとした食感
パリッとした食感を楽しめるのは、最初で歯で噛んだとき
中に肉汁がパンパンに詰まっているので
フォークでさしてしまうと肉汁が出てしまう
 
●ポトフの切られたシャウエッセンを見ると悲しい
なので切れ目を入れたり、タコさんカットはやめてほしい
 
●シャウエッセンは3分間 ボイルして食べるのがオススメ
フライパンで焼くと熱を均等に入れるのが難しく
焦げたり、皮が破れることがあるのでオススメはしていない

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1975年に「きのこの山」が誕生
4年後の1979年に「たけのこの里」が発売
meiji:山内義教によると
●きのこの山は、たけのこの里よりも1.4倍チョコの量が多い
人気があるのは、たけのこの里
売上の差が倍近くまで開くことも
きのこの山とたけのこの里は、チョコレートも配合も生地も全て違う
 
●チョコレートの違い
どちらも味の異なるチョコで2層構造となっている
・きのこの山のチョコ部分は、カカオ感が強いチョコレートを使用
上の部分は、カカオの香りが引き立つようなチョコ
下の部分は、ミルクで仕上げた甘めのチョコ
・たけのこの里のチョコは、ミルク感の多いチョコを使用
上の部分は、ミルク感の強いチョコレート
下の部分は、より甘くさらにミルク感の強いチョコ
 
●生地の違い
・きのこの山は、カカオ感が強いチョコに合うようにクラッカーを使用
小麦粉、砂糖、練乳パウダーなどを練り込み、軸の形に切り抜く
オープンできつね色になるまで焼き上げる
・たけのこの里は、ミルク感の強いチョコに合うようにクッキーを使用

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●ピーマンは、もともと唐辛子だった
 
ピーマンは唐辛子の一種です、と図鑑にも書かれている
 
コロンブスが中南米から持ち帰った唐辛子は、
ヨーロッパで品種改良され、
ピーマンが生まれた、と考えられている
 
同様に ししとうやパプリカも唐辛子の仲間
 
●日本語のピーマンの由来
ピーマンはフランス語、もしくはスペイン語のピメント、
トウガラシを指す
明治期では西洋とうがらし、甘とうがらしと言われていた

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寝ている間にかいた汗で汚れた髪を
しっかり洗ってから出かけるのがたしなみ
 
マブチメディカルクリニック:馬渕知子によると
●朝シャンプーをして外出してはいけない
 
寝ている間に頭皮から皮脂が分泌され、
庇護膜という薄い膜が作られている
庇護膜が紫外線やホコリ、汚れなどから
髪や頭皮などを守るバリアの働きをしてくれる
 
しかし起きた後にシャンプーをすると
庇護膜が洗い流され、紫外線によって頭皮に負担がかかり
髪を痛めたり、抜け毛につながる可能性も
再び膜が再生するまでに数時間かかる
 
朝 どうしても髪を洗ってから出かけたい人は、
帽子や日傘、紫外線防止用スプレーなどで頭を守れば良い

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マブチメディカルクリニック:馬渕知子によると
気にしすぎると髪は抜けやすくなる
●頭皮の健康度チェック
 
・枕に細い毛をチェックする
髪の毛は女性で4~6年くらい、
男性で2~5年くらいかけて太く成長してくる
成長しきって役目を終えた太い髪の毛が
抜けることは特に問題ない
しかしまだ成長途中の細い髪の毛が抜けるのは良くない
細い毛が1本でもあった場合、頭皮の健康に問題ある
 
・毛穴に毛が1本
髪の毛は一つの毛穴に1本ではなく2、3本生えているのが正常
毛穴に1本しか生えていない場合、
髪の毛を作る機能が衰えているか?
栄養が十分に行き届いていないか?
薄毛、抜け毛のしるしになる
 
・抜け毛の毛根が細い
健康な毛根は、ふっくらしているのが正常
毛根が細い場合は、十分に機能が働いていない、
栄養が十分に行き届いていない証拠となる
自然に髪の毛が抜けたら毛根をチェック
 
・頭皮が動かない
頭皮が動かないと、頭皮の血流が悪い証拠
毛根に栄養がいかず、機能が衰えてしまう
お風呂など温かい場所でマッサージすることで頭皮の柔らかさは改善する

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マブチメディカルクリニック:馬渕知子によると
●白髪は、黒に戻る可能性がある
元々、生まれたての髪は白い
白い髪が徐々にメラニンによって色付けされて黒くなっていく
メラニンが髪に入らなくなると白髪になる
メラニンが髪の毛に入るメカニズムを回復させると
白くなった髪の毛も黒に戻る可能性がある
 
●貧血になりやすい人は、白髪になりやすい
女性の3、4人に1人は、貧血と言われている
鉄分、ビタミンB12、葉酸を摂って
貧血を治すと髪も黒くなる可能性がある
 
●血流が悪いと白髪になりやすい
血液が頭皮の毛根に栄養やエネルギーを送っている

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マブチメディカルクリニック:馬渕知子によると
●薄毛こそ帽子を被るべき
ムレ過ぎは良くないが、
それよりも怖いのが、紫外線
紫外線でダメージを受けた頭皮は、
ガサガサになり毛も細くなる
さらに紫外線は、頭皮だけでなく神にもダメージを与える
髪を保湿するキューティクルがボロボロに
髪の成分が失われ、枝毛、切れ毛の原因になる
 
●帽子は通気性の良い素材がベスト
髪のセットを崩したくない人は、日傘
さらに
●頭皮に日焼け止めを塗ると良い
サッパリタイプやスプレータイプの日焼け止めがベスト
髪の毛用の日焼け止めも販売されている

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●新幹線の「のぞみ号」の名付け親は、阿川佐和子
 
当時、阿川は新しい新幹線の名前を決める
命名委員のひとりだった
 
名前を一般公募し、たくさんの名前からJR東海が厳選
一番人気が「希望」という名前だった
 
そこで阿川が
「希望ね。希望を大和言葉にすると「のぞみ」ですね」
と言い残し、会場を後にした
 
すると「のぞみ」に決まりました、と後日 聞かされたという

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