●味覚には感じる順位がある
 
砂糖と塩を同じ量だけ入れた水は、しょっぱい
塩と酢を同じ量だけ入れた水は、酸っぱい
 
刺激が感じやすい味の方がより感じやすくなっている
甘味→塩味→旨味→酸味→苦味
 
なので料理の際も、調味料を入れる順番が大事
先に塩系の味をつけ過ぎてしまうと
甘味をどれだけ足しても甘くならない

(10324)

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●居酒屋やバーでは、瓶ビールを栓を抜いて出さなければいけない
 
お酒を出すお店では、自分で栓を抜いてはいけない
 
お酒を販売するのには、
酒税法に規定される酒類販売免許が必要
 
飲食と販売は違うので
酒類販売免許がない居酒屋などでは
栓を抜いて提供しなければならない
 
代金は、仕入れ値+栓抜きということになる

(347)

ヒゲを持たない魚は目で見て、鼻で匂いを嗅いでエサを探す
ヒゲを持つ魚は、目で見えない海底にヒゲを突っ込み、エサを探す
 
●魚のヒゲは、味を感じることができる
ヒゲには、味が分かる味蕾細胞がある
味蕾は味を感じることができる器官
人には、舌に1万の味蕾がある
 
コイやナマズなど、ヒゲのある魚は、
ヒゲで味を感じることができる

(254)

●鮨と寿司の違い
鮨は、元々魚を発酵させたもの
寿司は、現在の江戸前寿司と同じで酢飯の上に魚の切り身を乗せたもの
 
最初に使われたのは、鮨
鮨は中国から伝わった文字
紀元前500年頃、魚を塩で発酵させた食べ物を
鮨や鮓の2つの文字で表していた
その魚を発酵させた食べ物は、
奈良時代 鮨(し)や鮓(さ)として中国から日本に伝わった
鮨(し)や鮓(さ)は、現在の鮒ずしに近い
魚を発酵させた食べ物は、酸っぱかった
当時の日本人は、酸っぱい物を酸し(すし)と言っていたため、
 
魚を発酵させた食べ物を「すし」と呼ぶようになった
魚を発酵させた鮨は、作るのに2年以上かかる
もっと早く同じようなものはできないかと考え、
江戸時代に誕生したのが、押し寿司
魚を酢でしめることで発酵させた鮨と同じような味わいになる
しかも短時間で作れた
さらに江戸時代後期になると酢飯の上に
魚の切身を乗せた現在の江戸前寿司が誕生
その時、江戸っ子が、縁起の良い「寿」と「司」を鮨の字に当てた

(198)

●しらすとちりめんじゃこの差は、水分量
漁で採れた生しらすは、1日で傷んでしまうので、
すぐに釜で塩茹でにする
約3分 塩茹でしたのを釜揚げしらすという
釜揚げしらすを網に広げて天日干し
天日干しを10分したのを、しらすと言う
さらに3時間 天日干しをしたのを ちりめんじゃこと言う
 
しらす→乾燥させて水分量70%程度
ちりめんじゃこ→乾燥させて水分量50%程度
 
しらすの賞味期限は、4日程度
ちりめんじゃこの賞味期限は、10日もある
 
庭に白い砂利が敷かれていたことから、
領主の裁きを受ける場所を白州と呼ばれていた
白く見える魚が白い砂利に似ていたから、
しらすと呼ばれるようになった
一方、魚の色や形が、
京都丹後の縮緬に似ていたことから ちりめん雑魚
さらに転じ、ちりめんじゃことと呼ばれるようになった

(480)

多くの人が勘違いしているが、ヨー!タンは、一本締めではない
 
●一本締めと三本締め、一丁締めの違い
一本締めは、ヨー!タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
ヨー!タンは、一本締めではなく一丁締め
気の短い江戸っ子が、一本締めを省略したもの
 
一方、三本締めは、
ヨー!タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
ヨ!タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
ヨ!タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
と一本締めを三回繰り返すのが、三本締め
 
●一本締めと三本締めの使い方
一本締めは、顔馴染みの仲間だけが集まる会で行う
三本締めは、客を招いた場で行うのが正しい
三本締めの場合、1回目は自分たち仲間に向けて、
2回目は会に来てくれた客に向けて、
そして3回目は会に来られなかった欠席者に向けられる意味がある

(142)

●人間の足首は90度なのに靴下の角度が135度になっているワケ
 
手編みだった時代は、90度だったが、
機械化された以降は、135度に転換した
 
1580年ごろ、イギリスの牧師 ウイリアム・リーが、
妻のために手動の編立機械を開発した
これをきっかけに機械編みが
世界的に普及し、135度になっていった
靴下は、履き口から回転しながら筒状に編む
かかとは、筒状の半分だけを往復で編み、
かかとを編み終えると回転しながらつま先まで筒状に編む
 
より多く生産するためには、かかとが小さく作れる135度が都合がよかったから

(339)

聖徳大学心理・福祉学部 心理学博士:山岡重行によると
血液型の性格判断の発祥は日本
1927年、お茶の水女子大学の古川竹二教授が、
親族11人を調査し発表した「血液型による気質の研究」が原点
A型:消極的、B型 O型:積極的、AB型:内面はA型 外面はB型
研究のきっかけは、B型に関する決めつけ
 
1900年ごろ、各国ごとに血液型の調査が行われ、
西洋人より東洋人の方がB型が多いことが判明
ゴリラなどの動物もB型が多く、
ドイツのE・フォン・デュンゲルン博士が
「B型が多い東洋人は、野蛮だ!」と心ない発表をした
それを知った古川教授は、B型であっても優れた部分はあると
証明しようと性格をよく知る親族11人の調査を開始
積極的か?消極的か?に分けたところ、
偶然にもA型は消極的、B型 O型は積極的という結果に
しかし親族にAB型あいなかったため、
その後、AB型を追加調査し、内面はA型、外面はB型と分析し、
血液型の性格判断を発表した
 
その50年後、1973年、古川教授の研究を
基にした能見正比古の「血液型人間学」が
発売されると血液型占いなどと呼ばれ、大ブームとなった
100年経った現在、その内容に科学的根拠は一切無いと考えられている

(633)

生まれてからの努力でイケメン 美女になれる分岐点が科学的判明した
●イケメン 美女になれる分岐点は、関節の柔軟性が決まる10歳まで
ミス・ユニバース公式コーチ:佐久間健一によると
体の柔軟性は、関節の柔らかさは、10歳までに決まる
柔軟性は筋肉が50%、関節が50%
筋肉は大人になってもストレッチで柔軟になるが、
関節の柔軟性を司る神経系の発育は、
10歳までで終わってしまうことが研究で明らかになっている
 
運動の消費カロリーは、重さ×運動距離で算出される
関節が柔らかいと可動域が広がり、運動距離が増える
 
関節が柔らかい人と関節が硬い人では、歩幅に大きな違いがある
股関節が柔らかいことで1歩の距離が増え、
同じ運動でも消費カロリーが大きくなり、スタイル維持には必要
 
●関節を柔らかくするために必要な習い事は、水泳
水泳は、体の関節をバランスよく動かしている

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待ち合わせに必ず遅刻してくる友人がいる
●友人の遅刻を改善させるタイムサブミッシブ
 
「明日の待ち合わせは、2時59分でお願いします」
 
立正大学 心理学部:川名好裕 教授によると
タイムサブミッシブとは、
約束の時間を3時ちょうどではなく、
中途半端な時間に設定すること
そうすることで遅刻を減ると考えられる
 
遅刻しやすい人は、時間がアバウトに捉えがち
3時と約束すると3時ごろの大よその認識になり、
3時5分、3時10分でもいいと思ってしまう
しかし中途半端な時間に設定すると
無意識に細かい時間間隔になり、普段より時間を気にして遅刻が減る

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