美容/健康/医療」カテゴリーアーカイブ

2016年、女性の胃がん死亡者数は、1万5677人
対し、男性の胃がん死亡者数は、2万9854人、約2倍
これは喫煙習慣が影響する
発がん性物質を含む、タバコのヤニは、唾液と共に飲み込まれることで
がんが起こりやすくなると考えられている
●タバコを吸わない人と比べて、1日21本以上吸う人は、胃がんになる確率が2.5倍高い
また胃がんの大きな原因になっているのが、ピロリ菌
日本人は2人に1人がピロリ菌を持つ世界でも有数のピロリ菌保有民族
ピロリ菌は、胃の表面を覆うように棲みつき、
胃酸を中和するアンモニアを出す
感染したまま放置しておくと慢性胃炎、胃潰瘍、
最悪の場合 胃がんを引き起こす危険性がある
ピロリ菌は、大人になってからの日常生活では感染は起こらない
ほとんどが幼児期に感染すると言われている
特に5歳以下の子供のいは、酸性が弱く、ピロリ菌が生き延びやすい
ピロリ菌を保有している大人からの食べ物の口移しは、注意が必要

(136)

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●40歳以下の男性は、女性よりも動脈硬化のリスクが、4倍も高い
動脈硬化のリスク(40歳以下 1000人あたり)
女性:1.3人
男性:5.7人
男性は、女性よりも女性ホルモン:エストロゲンが少ないため
女性ホルモンのエストロゲンには、血管をしなやかにする作用がある
男性は、その恩恵をあまり受けられないため血管が硬くなる動脈硬化になりやすい
 
●心臓病の予防に効果的なのは、緑茶
イギリスのランカスター大学とリーズ大学の研究によると
緑茶の苦み成分であるカテキンは、
動脈硬化を引き起こすタンパク質を減少させることが分かった
 
東北大学の研究によると
緑茶をほとんど飲まない人に比べ、緑茶を1日5杯以上飲む人は、
心臓病の死亡率が、男性で22%、女性で31%減少することが分かった
 
2018年8月、フランスのトゥールーズ大学が発表
●額のシワが深いと心臓病の死亡率が10倍
年のわりに深いシワを持つ人は、シワが全くない人の心臓病の死亡率が約10倍
シワも動脈硬化も酸化ストレスが関係していると考えられている

(106)

夜に食べてもいい果物と、食べてはいけない果物がある
●ブドウとリンゴは、夜に食べない方が良い
 
グレープフルーツ:1.8g(100gあたり)
イチゴ:2.1g(100gあたり)
ブドウ:7.3g(100gあたり)
リンゴ:7.7g(100gあたり)
ブドウとリンゴに含まれる果糖は、
グレープフルーツやイチゴの比べ、3倍以上
 
血液を巡りエネルギーとして使われる他の糖分に比べ、
果物の糖分 果糖は、肝臓で代謝され、中性脂肪を多く作る性質がある
朝食べれば日中エネルギーとして消費されるが、
エネルギーを消費しない夜に食べすぎると中性脂肪が体内に溜まる

(105)

森田によると、呼吸は1日3万回もするんです
ちょっと呼吸の質が変わるだけで3万回の呼吸の質も変わる
結果、未来が変わってくる
下腹ぽっこりの原因は、浅い呼吸にある、という
 
●うずくまり呼吸
1、イスに浅く座る or 正座
2、手を前に出し、手のひらを外側に返して肘をお腹につける
3、そのまま体を前に倒す、両手の間に顔を入れるように
4、顔をうずめたまま鼻から息を吸い込む
背中の方に空気が入るように意識するのがポイント
5、口から息を吐きながら体を伸ばす
息を吐ききるまで体は伸ばしたまま
1回7秒×5セット行う
体を丸めることで呼吸の逃げ場を無くし、
体の中心で深く息を吸うことができる
 
●背中の緊張をほぐす手ゴロゴロ
1、仰向けに寝て、左手を右手に沿うように伸ばす
2、右に横になった上半身をおしりから順番に元の体勢に戻す
背中の緊張がとれ、取り込む空気が増える
左右10回ずつ行う

(134)

●炭酸水は、ちびちび飲まない方が良い
 
再石灰化は、一旦溶けたカルシウムが、歯に戻って歯を作る
その際に、炭酸飲料に含まれる酸が、
再石灰化を妨害し、歯のミネラル成分を溶かす原因になる
 
その結果、第3の疾患と言われる酸蝕歯を引き起こすことになる
酸が口内にとどまらないように、ぐびぐび飲む方が良い
 
この症状は、ワインでも起こる
炭酸水やワインを普通に飲む分には、
唾液に含まれるたんぱく質が歯を守っている
しかしダラダラ、ちびちび飲んでいくと、その効果がききにくくなる

(114)

東京歯科大学 武田友孝 教授によると
●ガムを噛んで運動するだけでダイエット効果が高まる
 
運動中にガムを噛むことによって
脳の運動を司る運動野に伝わり活性化、
運動野が全身の筋肉にもっと活動するように指示が出る
 
筋肉の活動量がアップし、消費カロリーを増えるので、
ダイエット効果が見込める

(275)

福岡大学スポーツ科学部:柿山哲治 教授によると
●排ガスが多い場所でランニングすると活性酸素が大量に発生する
 
緑に囲まれたグランドと皇居周回コースを5キロ走り、
ランニング直後に血液を検査したところ、
皇居周回コースを走った方が、
病気や老化の原因となる活性酸素が体内で大量に発生していることが分かった
 
さらにアメリカの研究者の論文によると
●1週間に48キロ以上走る人は、心臓病のリスクが高まる

(141)

肥満の数値として使われているBMI
身長と体重から算出される肥満度を表す体格指数
18.5未満は痩せ型、18.5~25.0は標準、25.0以上は肥満とされる
ジャーナリストのジャック・ペレッティ氏が、BMIのタブーを公表した
●BMIは、金儲けのために1人の男が広めた適当な数値
 
そもそもBMIとは、医学的な裏付けが何もない数値
1835年、ベルギーの数学者アドルフ・ケトレーが、統計手法を導入し提案した数値
BMIは、筋肉量や脂肪量を全く無視した数値である
ケトレー自身も肥満度を算出するには曖昧なモノと言っていた
 
1945年、アメリカ ニューヨーク、保険会社メトロポリタン生命の
統計担当のルイ・ダブリンは、ある日、保険の顧客リストを確認していた
すると体重が重い人は、保険料の支払額が大きい傾向があることを知る
太っている人が増えれば、もっと保険料を稼げる、と思った
標準に分類されている人を肥満に分類できれば、
より高い保険料を払われられるのではないかと考えた
それを裏付けるために引っ張り出したのが、ケトレーが作ったBMI
当時 BMIは、ほとんどの人が知られていない指標
BMIを使ってより多くの人と肥満と定義付け、保険料を多く支払わせようとした
 
たった一人の思惑のために、標準だった半数のアメリカ国民が、瞬く間に肥満に分類された

(1046)

岩盤浴はデトックス効果があると謳う記事や看板が多く見られる
●岩盤浴にデトックス効果は期待できない
 
汗をかいてデトックス効果があるのなら、
汗の中に色々な毒素が混ざっていて臭くないとおかしい
人間は体に溜まった毒素を肝臓と腎臓で解毒し、尿や便で排泄する
汗は基本的に体温調整機能
汗をかいても毒素は排出されないため、
岩盤浴にデトックス効果は期待できない
 
1日にでる汗は、2リットル
その中に含まれる毒素は、0.1ナノグラムで1/100億g
岩盤浴は血流が良くなることで、むくみ解消には効果が期待できる

(124)

腎臓がんの場合、4㎝以下の比較的初期のがんに限られる
直径1.5㎜以下の細長い針を使用する
がんの大きさによって針の本数は変わる
針を皮膚の上から直接腎臓のがんに刺す
針の先端は超低温になる
がんに刺して、10分~15分で凍らせたら一度解凍
さらに10分~15分凍らせて、もう一度解凍すれば、
がん細胞を破壊することができる
 
メスを使ってガンを切除するよりも体への負担が少なく、
体力のない高齢者に向いている
通常の手術の場合、最低1週間必要だが、
凍結治療は3泊4日程度で退院できる
保険適用で3割負担の場合、入院費込みで約23万円~

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