3枚におろしたアジの身を叩いて細かく切る
アジは、骨が多い魚で小骨を抜くのが面倒なため、
小骨も叩き切り、食べやすくしている
叩いて切ることから、アジのたたきに
 
一方、カツオのたたきは、叩いているようには見えない
5枚におろしたカツオに塩を振り、
臭みを消すために藁で焼く
焼き色がついたところでカツオを切っていく
そして、塩とポン酢をかけて、カツオを手で叩く
叩くことで、カツオがまろやかになるという

(227)

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最長11mまで成長する細長い魚:リュウグウノツカイ
その脳の大きさは、2.5㎝ほど
口の中に鼻腔があり、匂いを感じることができる
額と顎の2カ所が発光し、エサをおびき寄せる
 
あまりにも空腹になると驚くべき行動をとる
 
●リュウグウノツカイは、空腹になると体を切り落とす
エネルギーを節約のため重要な臓器を残して体を切り落とす

(922)

宇宙飛行士:山崎直子によると
●宇宙には、宇宙の匂いがある
船外活動をした後、宇宙飛行士が船に戻ってくると
宇宙服から宇宙の匂いがするという
それは、テフロン加工していないフライパンでラズベリーを炒めたような匂い
宇宙飛行士の間では、スメル・オブ・スペースと呼ばれている
 
真空の宇宙だが、多少の粒子が存在する
その中のギ酸エチルが、甘酸っぱい香りがする
さらに焼けた金属のような匂いと合わさり、
焼けたラズベリーの匂いがすると考えられる
 
●宇宙では毎日 オーロラが見られる
地上でオーロラを観られるかどうかは、気象条件に左右されるが、
宇宙からは、基本的に ほぼ毎日見える

(634)

本州と九州を隔てる関門海峡に浮かぶ舟島(巌流島)
1612年、29歳の宮本武蔵と
細川藩剣術指南役、18歳の佐々木小次郎の決闘が行われた
 
定説によれば、
通常 刀の二尺四寸(70㎝)だが、
小次郎の刀は三尺(約90㎝)の長刀
長い刀を操り、必殺技 燕返しで相対した
武蔵は心理戦に持ち込み、
わざと遅れて島に到着、小次郎を苛立たせた
そして船の櫓を削った木刀を振り落とし、絶命させた
 
●武蔵は遅れず、小次郎よりも長い刀を用いて勝利した、という説がある
細川家にまつわる資料が展示されている八代市立博物館
そこには、小次郎を倒した木刀を武蔵自身が再現した木刀が保管されている
細川家 家老 松井寄之が「佐々木小次郎と決闘した時の木刀はどんな形をしていたか?」と武蔵に聞くと、武蔵は即座に作りましょうと、自分で削った渡した木刀と伝えられている
その長さは、四尺、127㎝
武蔵は、小次郎よりも40㎝も長い刀を使っていたことになる
武蔵の戦歴を息子 伊織が残した小倉碑文には、“両雄同時に相会し”と記されている
この石碑は、武蔵の死後ほどなくして建てられている
 
●巌流島の決闘の真相
さらに近年の研究で巌流島の決闘の真相が分かってきた
武蔵が晩年に身を寄せた細川家 家老 沼田延元の功績を記した書、 巌流島の決闘から60年後に書かれた「沼田家記」には、巌流島の決闘にふれた記述がある
 
“1対1の約束だったが、武蔵の弟子がひそかに島に来ていた。武蔵の一撃で小次郎は倒れるが、死に至らず、ほどなく息を吹き返した小次郎を武蔵の弟子たちが撲殺した”定説とされる吉川英治の宮本武蔵の元となった「二天記」が
巌流島の決闘から120年後に書かれている
それよりも早い沼田家記の方が、信憑性があるのではと考えられている

(626)

●アスパラガスにはオスとメスがある
メスはオスよりも芽を出す数が極端に少なくなるため、
その分1本1本に栄養素が多く分配され、
甘みや旨みが凝縮しているので美味しい
 
●アスパラガスのオスとメスの見分け方
穂先がキュッとしまっているのがメス、
バラバラになっているのがオス
市場に出回っているアスパラガスの大半がオスなので、
キュッとしまったアスパラガスを見つけたら
メスの可能性が考えられる
 
●アスパラガスは、2日で20㎝以上伸びる
普段食べているアスパラガスは、茎
茎の下には大量の根が張っている
その根から蓄えた養分を一気に吸い上げるので成長が速い

(1028)

昔は、鉄分のために ひじきを食べなさいとよく言われた時代があった
●鉄分が多いと言われていた ひじきだが、実はそうでもない
 
鉄分が多かった原因は、調理で使っていた鉄鍋
昔の鍋は鉄鍋
鉄鍋の鉄分を、いっぱい吸収していただけ
 
改めて、ひじきの成分量を調べたところ、
ステンレス鍋で調理をすると、鉄分はそうでもないことが分かった
 
ひじきの鉄分量
鉄鍋で調理した場合、100gあたり58.2㎎
ステンレス鍋で調理した場合、100gあたり6.2㎎

(134)

●遠い場所での落し物は、簡単な手続きで警察が送ってくれるように
 
今までは現地まで引き取りに行き、
申請書を書くなど面倒な手続きが必要だった
 
しかし返還率が4割以下と低く、保管にもコストがかかる
 
2017年4月から落とし主の負担を軽くするため
本人確認が取れれば全国どこでも
電話だけで送ってもらえるようになった

(203)

レタス何個分の食物繊維と例えに使われがちのレタス
●食物繊維が豊富なイメージのあるレタスだが、実はそんなに多くない
 
100g中の食物繊維量は、レタス:1.1g
しらたき:2.9g
ごぼう:5.7g
干し柿:10.8g
干しシイタケ:41.0g
他の食材と比べても、明らかに少ない
 
日本人  1日の食物繊維 摂取目標量は、
成人男性20g以上、成人女性18g以上
レタスだけで摂ろうとすると、レタス5玉~6玉 食べなけらばならない

(163)

●野球のエースピッチャーのエースは、トランプのAのことではない
エースは、1860年から活躍し、アメリカで
年間65勝をあげた大投手エーサ・ブレイナードが由来
良い投手を、まるでエーサのようだと
例えたことから、エースのようだに転じた
 
●フォークボールの名の由来
バッターの前でストンと落ちる変化球フォークボールの名の由来は、
投げるときに指を大きく開き挟む形が、食器のフォークに似ているから
 
●甲子園球場の観客席アルプススタンド
白いシャツを着た生徒たちが観客席を埋め尽くしている様子が
雪に覆われたアルプス山脈に見えたことから名付けられた

(240)

●宇宙に納豆を持ち好むのは禁止されている
 
1992年、秋山豊寛に次ぐ、
二人目の日本人宇宙飛行士となった毛利衛さん
毛利さんは、宇宙に納豆を持っていこうとし試みた
しかし納豆のネバネバの糸が宇宙空間で機材に付着し、
故障の原因となるという理由でNASAに持ち込みを断られた
 
以来、宇宙に納豆をを持ち込んだことは無い

(665)

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