企業/商品」カテゴリーアーカイブ

●ガリガリ君ソーダ味の青色は、スピルリナから抽出している
スピルリナとは、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど
栄養成分が豊富で健康食品として注目されている藻の一種
 
またクチナシや紅花などの天然素材も使用し、
人工着色料を一切使用していない
 
●ガリガリ君の製造工程
マイナス32℃の型の中で外側だけ凍らせる
その後、凍っていない中のシロップだけを吸い出し、
そこへシャリシャリのかき氷を注入、
棒を差し込んで冷やしている

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開業の初年度をピークに入場者数は、どんどん減り続け、
約20年で客は、半分に落ちた
しかし2014年からV字回復
2017年には、過去最高の入場者数を達成
 
●サンリオピューロランドをV字回復させた小巻亜矢の改革
1983年にサンリオに入社
寿退社後、子供3人を生むもバツイチに
東京大学大学院で心理学を勉強
2014年、ピューロランドに赴任、改革を始める
2016年、功績が認められ初の女性館長に就任
 
1、ターゲットを変えた
改革前のターゲットは、子供とその家族
少子化時代、子供だけをターゲットにしていては、頭打ち
ターゲット層を広げるために
・ミュージカルを大人向けに
イケメン俳優が演じる2.5次元ミュージカルに
・パレードを大人向けに
子供向けのパレードをエンターテイメントのプロが手掛けるパレードに
衣装・装飾の監修を増田セバスチャン、音楽をヒャダイン、振付をMIKIKOが担当
 
2、従業員を変えた
小巻が復社した当時、業績悪化のため社員のモチベーションも低下していた
何かを褒める朝礼を実施
物事を注意深く観察する力が養われ、
お客さんの求めていることを察知する力につながる
他にも英会話、館内クイズ、グループディスカッション、
ジェスチャーしりとりなど日替わりで朝礼の内容を変えた
・従業員のトイレをピンク色に変え、鏡には女優ライトが備え付けた
 
3、キャラクターの輪郭線を無くした
黒い罫線のあるキャラクターが溢れると幼稚に振れてしまう
 
4、インバウンド対策の強化
・空港から最寄りの駅直通のラピングバスを運行
・中国のモバイル決済サービス アリペイを導入
・松竹が監修したキャラクターと歌舞伎を融合させたショー

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●読めないくらい汚い字の郵便物でも読み取れる書状区分機
書状区分機は、どんな字でも読み取ることができる
ほぼ全国を網羅する430か所分の郵便番号に対応する受け口が設けられている
郵便物をセットすると超高性能カメラが、
1通0.1秒、1時間3万通の速さで郵便番号を読み取り、自動で郵便物を仕分ける
達筆な字も癖字も、丁目や番地、部屋番号から建物名まで
その読み取り率は、約95%
 
さらに読み取ると同時に、住所のバーコード情報を印字している
ブラックライトで照らすとバーコードが浮かび上がる
 
仕分けた郵便物は、それぞれの管轄の郵便局に届けられ、
機械に通すと、自動で郵便物を配達する最短の道順に並べ替えてくれる
 
読み込めなかった5%の郵便物は、
職員が一枚一枚目で確認して手作業で郵便番号のデータを打ち込む

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海苔も一緒に売るお茶屋は多い
●お茶屋がお茶だけでなく海苔も販売しているワケ
 
お茶の旬と海苔の旬が異なっているから
新茶のお茶が採れるのは4月~5月、その後、10月まで生産される
11月~12月に旬を迎える海苔は、
翌年の3月まで採れるため年間を通して利益が得られる
 
さらにお茶の保存条件は、日が当たらず涼しく湿気が少ない所
その保存条件と同じなのが、海苔だった

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JR東日本が販売しているミネラルウォーターは、
上越新幹線のトンネルの掘削途中で出た湧き水
 
出てきた水の量は、毎分38トン
当時、作業員が湧き水を飲んで、美味しいと評判になった
 
トンネルの湧水をくみ取るには、
トンネルの外までパイプを通さなければいけなかった
職場の活性化につながるとの理由で
作業することになったのが、当時の国鉄社員
電車の整備士など専門でもない社員が、約16㎞のパイプを敷いた
 
そんな苦労の甲斐あって1984年に商品化された
 
現在は「From AQUA 谷川連峰の天然水」という商品名だが、
その前は「大清水 谷川連峰の天然水」という商品名だった
湧き水が出たトンネルの名が、大清水トンネルだったため

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●てりやきバーガー誕生のきっかけは、アメリカ大統領選挙
てりやきバーガーのてりやきソースを開発したのは、キッコーマン
 
高度経済成長で多くの企業が成長し、家庭のお金も増えた
しかしお金が増えたから醤油をたくさん買うわけがない
醤油は売る範囲を広げるしかない
醤油が浸透していないアメリカにどう宣伝すれば効果が出るのか?
1番 視聴率が高い番組にCMを流すのがベスト
そして1番 視聴率が高い番組が、大統領選挙だった
1956年、大統領選挙の開票速報番組にCMを放映し、
醤油がアメリカ国民に認知された
その後、アメリカで生まれたてりやきバーガーを、
たまたま現地で食べたモスバーガーの創業者:櫻田氏が日本に持ち帰り、
1973年に日本で初めてモスバーガーがてりやきバーガーを販売した

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1984年に発売されたコイケヤの「カラムーチョ」
激辛ブームの火付け役となった
人気の秘密は、辛くて美味しい中毒性の高い粉
一度食べたら病みつきになってしまう
 
●カラムーチョの癖になる粉には、辛味と相性が良い白菜が入っている
 
460名いる社員の中で粉のレシピを知っているのは、たった3名のみ
白菜キムチのように、辛味に相性の良い白菜を含め、
4種類の野菜の粉末が入っている

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普通の消しゴムは、良く消えるのに
シャープペンについている小さい消しゴムは、消えにくい
 
●シャープペンの消しゴムが消えにくいワケ
 
ぺんてる株式会社:岡井禎浩氏によると、
普通の消しゴムとシャープペンの消しゴムは、素材が全く違う
 
普通の消しゴムは、プラスチック製
ゴムが繊維の隙間に入り、鉛筆の粒子をくっつけて取り除く
 
一方、シャープペンの消しゴムはゴム製
紙の表面ごと削り取っているため
隙間に入った鉛筆の粒子を上手く取れない
 
プラスチック製の消しゴムには、
可塑剤が入っているため他のプラスチックを溶かしてしまう性質を持つ
消しゴムを裸で置いていると定規にくっついたりする現象が、それ
さらに普通の消しゴムは柔らかいため、
シャープペンの消しゴムに使うとすぐに折れてしまう
 
そのためシャープペンは、どれだけ進化しても
可塑剤の入っていない消えにくい消しゴムを使わざるを得ない

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焼肉店では、焦げがこびり付いた網の交換をしてもらえる
その焦げがこびり付いた網は、店内で洗っていない
 
●焼肉店の焦げた網は、専用の業者が工場で洗っている
 
網は、洗剤が入った90℃のお湯に1時間 つけ置きする
網洗浄用の大量の石を網と
一緒に回転させて振動をかけることで
網が石に擦られて、焦げと汚れを落としている
さらに一回り小さい大量の石で細かな汚れを落とし、網に光沢を出す
網を一枚一枚手洗いし、100度以上の熱風で殺菌、乾燥
 
汚れた石は1日の作業終わりで洗浄し、再利用している
 
1枚当たりの洗浄料金は100円以下

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1993年、世界で初めて保湿ティッシュを開発した河野製紙
最初は、柔軟剤を入れてみたが、思った以上に柔らかくならず、
そんな失敗を繰り返し、開発には2年の歳月がかかった
 
●保湿ティッシュは、しっとり柔らかくするために甘味料が入っている
ジュースやお菓子などを作るときに使用する甘味料
甘味料をティッシュに塗ることで保湿ティッシュになる
 
甘味料には、空気中の水分を吸いつける吸湿性がある
 
砂糖を棚に置いておくとカチカチに固まる
それは砂糖にも空気中の水分を吸う性質があるから
保湿ティッシュは、この原理を利用している

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