大金持ちから盗んだお金を貧しい庶民に
配るヒーローとして描かれているが、
●ねずみ小僧は、庶民にお金を配っていない
10年間で99カ所、122回も盗みに入り、被害総額は3000両
3000両は、現在の金額で3億円に相当する
 
当時の取り調べの様子が、御仕置例類集に記されている
盗んだ大半のお金を、酒、女、ギャンブルで使ったと供述している
 
●なぜ ねずみ小僧が、江戸庶民にヒーロー視されたのか?
それは武家屋敷だけを狙い、盗みに入っていたから
当時も格差社会で、武家と庶民の格差が問題になっていた
 
武家屋敷は警備を厳重にすると幕府に
謀反の疑いをかけられてしまうため警備が手薄だったと考えられる

(160)

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●エレベーターが故障したことで開かれた明治時代のミスコン
 
明治23年、現在の花やしきの近くに建てられたショッピングビル:凌雲閣
高さ52m、12階建て
当時 日本一高い建物で、東京を一望できる展望台として人気を得た
さらに日本初のエレベーターが作られたことから話題になった
 
しかし、エレバーターが故障し、翌年に使用中止になる
そのため12階にある展望台の観光客が激減した
客を取り戻さなければならないと
起爆剤として企画されたのが、ミスコンだった
展望台に東京中の美人芸妓100人の写真を貼り、
入場券と引き換えに投票券と交換
芸妓の名前を書いて投票するシステム
当時も大ファンの男性が1人で
50枚分の入場券を購入した記録が残っている
見事、1位に輝いたのは、新橋にあった玉川屋 玉菊(17歳)
 
その後、凌雲閣は、1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊した

(119)

1964年(昭和39年)に開通した東海道新幹線
丸みを帯びた先頭形状、
青と白に塗り分けられた流線形の外観
 
そんな新幹線の青と白の配色は、
煙草のハイライトのパッケージがきっかけ
 
旧国鉄の内部資料:東海道新幹線電車技術発達史によると
1962年、国鉄や車両メーカーの担当者、外部の画家や
グラフィックデザイナーらが参加した会合で、
たまたま机の上にあった煙草の
ハイライトのパッケージがヒントになっている

(645)

●空海が堀った冥界に続く井戸
 
唐から帰国した空海は、平安京を訪れた
そこで疫病や飢饉で苦しむ人々を目の当たりにした空海は、
唐から持ち帰った技術で井戸を掘った
そして苦しむ人々のために日々祈祷した
 
釘抜地蔵 石像寺(京都市上京区)には、
空海が掘ったと伝わる井戸が残り、
今もこんこんと水が湧き出ているという
古来、井戸の底は、冥界につながると信じられていた
 
井戸があるのは、境内一番奥にある墓地の中

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●叙々苑の看板文字を書いたのは、爆笑問題 太田光の父
1976年、六本木に1号店を開店した際、
太田光の父:大田三郎が内装を手掛けた
元々、建築家であり書道界であった大田に、看板の書を依頼した
 
●叙々苑が最初に始めたモノ
・無煙ロースターを東京で初めて導入
1980年代半ばに大阪の焼肉店が使用していた無煙ロースターを
焼肉チェーン店として東京で初めて導入
 
・諸説あるが、タン塩の発祥
タン塩が叙々苑でメニュー化されたのは、1980年前後
当時、ごく一部の焼肉店では、味噌ダレを付けた牛タンや
タンシチューのメニューは存在していた
「塩振って焼いて食べると美味しいよ」と業者の食肉店に勧められ、
メニュー化してみたら好評を得た
 
・1980年ころ、布エプロンの導入
多少タレが飛んでも服まで染みないものをという女性客の要望から
 
・タン塩にレモンダレは、叙々苑が発祥
タン塩にレモンダレを付けて食べるのは、ホステスのわがままから生まれた
1980年ころは、何もつけないで食べることが多かった
深夜にアフターでタン塩を食べに来たホステスから、
「美味しいけど熱くて食べられない。タン塩用のつけダレはないの?」
「レモン好きだからマスター レモン持ってきてよ」
レモンを切って持っていったところレモンを搾ってタン塩を食べ始めた

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歴史学者:磯田道史によると
●二重まぶたの整形手術は、関東大震災がきっかけ
 
1923年(大正12年)に発生した関東大震災
死者、行方不明者 約10万人にのぼった未曽有の大地震
長野県出身の天才眼科医:内田孝蔵は、
関東大震災で被災した人たちの治療にあたっていた
被災者の中には、火事による顔に火傷をおった人が多数いた
傷を治すのに何とかしたいと容姿について考えていく中で、
美人とは何かの研究を始めた
当時の日本は、西洋の映画やファッションの流行で
西洋人の美に憧れが高まっていた時代
そこで内田は、美人スターと呼ばれる人たちの写真を集め、
美人の条件を数値化
 
内田はひとつの結論に達した
目が大きい美人は、二重まぶたである人が多い
 
関東大震災をきっかけに、
内田が世界で初めて考案したのは、二重まぶたの整形手術だった

(491)

●肩凝りを放っておくと目が小さくなる
カイロプラクティック理学士:檜垣睦子によると
個人差もあるが、肩凝りを放っておくと
大体5歳ほど老け顔に見られる
人の筋肉は、肩から顔までつながっているため、
肩が凝ると後頭筋も固まってしまう
後頭筋が固まってしまうとリンパの流れが滞ってしまう
すると顔がむくみ、腫れぼったくなり目が小さくなる
さらに後頭筋には、おでこのシワを
緩めて元に戻す働きがあり、
肩凝りによって後頭筋が凝ってしまうと
おでこシワが残りやすくなるので、老け顔の原因になる
 
●目が大きくなる頭筋ストレッチ
1、指の腹で頭皮全体のストレッチ:30秒
意識するのが、ザビエルゾーン
2、フェイスラインから側頭部にかかるカチューシャゾーン揉みほぐし:30秒
リンパが流れているので、ほぐして血流を良くすることが重要
3、カチューシャゾーンのナックリング:1分
指の外側で円を描きながら引き上げる
4、カチューシャゾーンのリフトアップ:1分
10本の指で圧迫しながら3回まわして5秒間引き上げる

(146)

●缶コーヒーの微糖には、2種類の基準がある
 
同じ微糖でも、2種類の基準があり、
知らないと糖を摂り過ぎてしまう恐れがある
 
それは、絶対表示と相対表示の違い
絶対とは、超越という言葉に等しい
相対とは、関係の中で決まる
 
通常、缶コーヒーは、100gあたり7.5gの糖類が含まれている
絶対表示の微糖は、100gあたり2.5g以下
相対表示の微糖は、標準的な缶コーヒーと比べて少ないだけ
絶対表示と相対表示では、
100gあたり2.5g以上の差が発生する場合もある

(241)

繰り返し声に出しても、付箋引いたりしても
暗記できない人は少なくない
 
それらをクリアしてきた東大生の意外な共通点が
アップテンポの曲を聴きながら勉強することだった
 
●アップテンポな曲を聴くと脳の働きが活発になる
 
京都大学:久保田競 教授によると
アップテンポの曲などで
快感を得られ、ドーパミンが分泌される
したがって処理能力が上がり、考えることがはかどる

(377)

●とりあえず机にむかえば集中力が出る
 
諏訪東京理科大学:篠原菊紀によると
何か行動を始めると、やる気に関係する線条体が活性化する
始めさえすれば、やる気のスイッチが入るようにでている
 
少しの間、集中するだけで
作業興奮という状態になり、スムーズに作業ができる
やる気が出るまでマツ、というのは、
手順として頭の良い方法ではない
最初の始めができるかどうかが、成功の分かれ目かもしれない
 
●長時間の勉強で集中力が低下した時は、片足立ちする
バランス感覚を保とうとする行動が、
集中力を復活させる効果があるという

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