作業療法士:菅原洋平によると
●自分に適した睡眠時間は、起床後4時間後で見極められる
起きてから4時間後は、脳の働きが一番活発なはず
この時間に眠気が無ければOK、
眠気があれば前日10時間 寝ても
質の悪い睡眠だった証拠になる
 
●人の脳は15分で寝付けなかったら1時間は眠れない構造になっている
眠れなかった場合、部屋を暗くしたままベッドから起きる
あごの筋肉を含む、体を支える抗重力筋が緩むと眠くなる
座った状態で、あごを上に突き出し、
あごの下の筋肉を伸ばして
5秒数えて、ゆっくり戻す
3回くらい繰り返すと、体の力が抜け、眠くなってくる
 
●寝る1時間前に、足首を温めると熟睡できる
足首をシャワーで温めると、
いったん上がった深部体温が下がりやすくなる
ベッドに入る1時間前に足首をそれぞれ10秒ずつ温めるのが効果的

(297)

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作業療法士:菅原洋平によると
●夜ベッドに入って すぐに眠れる寝つきの良い人は、睡眠障害の可能性が高い
あまりに寝つきが良い人は、
その人に必要な睡眠量が足りていない証拠
 
行動誘発性睡眠不足症候群という障害になる可能性が高い
その症状は、
・昼間に急激な眠気を感じる
・強い疲労感やダルさが抜けない
 
改善するには、1日15分早寝する
1か月で累積7.5時間の睡眠を稼げるので改善する
 
人の脳は、ベッドに入って10分くらいで眠る構造になっている
モヤモヤまどろんで徐々に意識を失っていく
まどろむ、ちょっと気持ちよい時間があるくらいがベスト

(663)

疲労専門医:梶本修身によると
●紫外線が目に入ると疲労する
紫外線が目に入ると体内で活性酸素が発生
体が戦闘態勢のような状態に
結果的に疲労する
紫外線を防ぐためにUVカットのサングラスをかけると夏バテ防止になる
 
五輪でもマラソン選手は、みなサングラスをかけている
あれは眩しいから、カッコつけたいからではなく
疲労を減らして良い成績を残したいから
 
●夏バテ防止に効果的なイミダペプチド
鶏の胸肉、マグロやカツオなどの回遊魚の身に含まれている
これらを摂取していると疲労回復が望める
飲み物では、甘酒
江戸時代から夏バテ予防として飲まれてきた

(395)

内科医:今井一彰によると
●朝起きるときに喉が渇いている人は、長生きできない
 
朝起きるときに喉が渇いているということは、
寝ている間、口で息をしている証拠
人は、鼻で呼吸するのが正しい
口呼吸を続けていると免疫力が落ちてしまい
長生きすることができない
 
鼻は呼吸する器官なので外気から吸い込んだ
細菌やウイルスを鼻毛やせん毛でこし摂り、
キレイな空気を体に送り込むことができる
しかし口は そのまま細菌やウイルスが体内に入り込んでしまう
さらに口呼吸すると口内が
渇いてしまうため免疫力が落ちてしまう
 
ある大学病院で、65歳以上の高齢の人に
「普段 口が渇きますか?」というアンケートを取ると
7割以上近くが口が渇いていると答えた
同じ質問を80歳以上の人にすると、
口が渇いていると答えた人は、3割しかいなかった
 
寝ている間の口呼吸を防ぐために口にテープを貼るのがオススメ

(315)

●刺身のツマが死の危険を招くオゴノリ食中毒
東京海洋大学:藤田大介 准教授によると
海藻のオゴノリは、刺身のツマとしてよく用いられている
本州から九州にかけてごく当たり前に見られる海藻
食品として流通しているオゴノリは、業者が加工を施したもの
 
東京医療保険大学大学院:野口玉雄 教授によると
オゴノリを生で食べると食中毒の危険がある
だがオゴノリ自体には毒はない
オゴノリ食中毒の原因は、食べ合わせ
オゴノリの持つ酵素が、
一緒に食べた魚の脂質の成分と体内で反応し、
プロスタグランジンE2という中毒を起こす物質を作る
採れたての新鮮なものほど酵素の働きは活発
さらにプロスタグランジンE2は、
女性に強く影響し、死に至る可能性もある
国内で3件起きているオゴノリ食中毒の死者は、すべて女性
市場に出回っているオゴノリは、
石灰水に浸け、酵素の働きをなくしてある
その過程でオゴノリは緑色に変わる

(712)

鈴鹿医療科学大学:長村洋一によると
うなぎと梅干しの相互作用で健康を害する要素は見当たらない
梅干を食べると評価液を分泌されるので、
むしろ一緒に食べた方が良い
 
●うなぎと梅干しの食べ合わせが悪いは、間違い
 
300年前から全国各地を回り、
薬を売り歩いていた富山の薬売り
彼らは薬を売るだけでなく、
健康のために注意すべき食べ合わせ表も配っていた
その食べ合わせ表には、迷信も含まれており
その間違った迷信のひとつが、うなぎと梅干だった

(238)

医師:大竹真一郎によると
●玉ねぎを枕元に置くと寝つきが良くなる
 
玉ねぎを切ると独特の匂いがする
匂いの元は、硫化アリルという成分
 
硫化アリルは、脳を落ち着かせて
睡眠を促す効果があると言われている
 
ただ可燃性があり、引火点が
46°C であることから、消防法における危険物に当たる

(313)

●金魚の仲間には銀魚もいる
昭和30年代に他の品種と共に中国から輸入された
 
しかし今ではほとんどその姿を見ることはできない幻の魚
 
尾びれが長いものと短いものが存在し、
頭小さく銀色の鱗が光る
背びれの無いオランダシシガラ型
 
他の品種と交配されることなく現在に至っている

(537)

千葉県市原市にある養老川
そこには研究対象の地層:千葉セクションがある
茨木大学:岡田誠 教授によると
そこには、地球の磁場が逆転した記録が残っている
 
地球は大きな磁石
長い歴史の中でS極とN極が反転する現象が、
過去 数十万年ごとに何度も繰り返してきた
そんな地場の逆転が、最後に起こったとされるのが約77万円前
 
その時代の地層を調べると、
細かい磁石の粒が南に向かう層と、
現在と同じ北に向かう層があることが判明した
約77万年前に起きた地場の逆転を示している
その時代の境界を示す地層の変化が
みられる世界で唯一の代表的な場所に選ばれると、
その場所の名前が時代目として命名される
 
約250万年前:ジェラシアン
約180万年前:カラブリアン
約77万年:千葉時代(チバニアン)
約12万年前:上部・後期
千葉時代。ラテン語でチバニアンと呼ばれる可能性がある

(227)

●林修による社会に出て活躍できる人の条件
 
1、解決力と創造力
何かの問題を解決する能力、何か新しいものを想像できる能力
社会に出て活躍するには、この能力が不可欠
この2つを手に入れるのは、社会に出る前の行動が重要
それは、失敗の実験
失敗の実験を得て、活躍できる場所を探す
そのために必要なのが、
 
2、群像の感覚を持つ
群像とは、多くの人々の姿
群像の中に自分を置いて、自分がどういう状況で、
どのポジションだったらできるのか?
それは社会に出たときに、自分の強みや実力を客観的に見定める力
自分ができると思い込んでいることと、
本来自分ができることとの間にズレが生じていることが多々ある
群像の感覚を学ぶには、歴史
自分に近い歴史上の人物を見つけると、
その日との失敗、その人の成功から学べる
 
3、最も大切な科目は数学
林修いわく、英語の勉強は軽視していた。イギリスやアメリカの若者は、英語を勉強だと思わない。英語を勉強とカウントしていたら、彼らに勝てるわけない。英語は当たり前のもちろんやる。英語が終わったところから勉強だと思っていた
圧倒的に大事なのは、数学
話が分かりやすい は、使っている言葉ではなく、
言葉にする前の情報処理の仕方、
要素の組み立て方が数学的ですっきりしていること
モデル化:物事の仕組みを単純化し、グラフなどで表す
センスや感覚が重要なジャンルであっても
数学が得意だと論理的に説明できる
社会に出てから直面するトラブルを数学的に整理する
トラブルや問題は、言葉で発生する
それを解決していくとき、モデル化し、
単純な解決案を作り、もう一度 言語化する

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