美容/健康/医療」カテゴリーアーカイブ

酵素ドリンクは、生きている酵素をとりこめるため、
体内の酵素量が増加、その分、新陳代謝が活発になると
健康や美容を気にする女性の間でブームとなっている
 
しかし、
●酵素ドリンクの酵素は、飲む時にはとっくに死んでいる
酵素は、働くのに適切な温度がある
人間の中で働く酵素の適切な温度は、体温前後
しかし日本では65℃以上、海外で85℃以上、
加熱殺菌しなければ飲料として販売できない
一般的な酵素は、60℃以上で死んでしまう
 
つまり、
●酵素ドリンクの酵素は、食品衛生法の加熱殺菌で死んでいる
店で生野菜やフルーツをミキサーでドリンクにしたモノは、
加熱殺菌する義務がないため酵素は死な無い

(105)

スポンサード リンク
トキソプラズマとは、寄生虫の一種
 
ダートマス大学医学部:デビッド・ブジーク教授は、
トキソプラズマを利用して、卵巣がんやすい臓がんなど治療に取り組んでいる
 
トキソプラズマは、免疫細胞に指令を出す樹状細胞に優先的に侵入する
トキソプラズマは、たんぱく質を出して機能を調整、
するとがん細胞を攻撃する免疫細胞、T細胞が活性化することが分かった
 
このトキソプラズマの性質を利用し、
活性化したT細胞にがん細胞を攻撃させてがんを治療する
 
しかしトキソプラズマは、免疫力が落ちると体内で増殖してしまう恐れがある
そこで遺伝子組み換えで体内で増殖しないトキソプラズマワクチンを開発
このワクチンを卵巣がんのマウスに投与したところ、
がんの増殖を抑えることに成功した

(94)

オランダの大学生に行った研究
空腹状態の男女110人を2つのグループに分け、
グループAには、マインドフル・ダイエットをレクチャー
グループBには、何も指示しなかった
そしてチョコレートやクッキーを渡し、行動を観察
するとレクチャーされたグループAの学生は、あまり食べなかったのに対し、
レクチャーを受けなかったグループBは、食べ続け、
グループAの60倍のカロリーを摂取した
いくら食べてもまだ空腹だと脳が勘違いしていたため
そんな脳の勘違いを起こさなくするのが、マインドフル・ダイエット
ストレスが溜まって、ついつい食べ過ぎてしまうことがある
それはお腹が空いているからではなく心が満たされていないから
 
●食べる前に間を作る
脳は間に弱いので、食べたいと思ったときに一拍待つだけで
無駄食いがなくなり太らなくなる
 
●ボディスキャン
足やお腹など1つ1つに意識を向けるトレーニング
なぜ食べたい?どれくらい食べたいのか?のセンサーを鍛える
基本姿勢:背中を背もたれから離し、浅く座り、
手のひらを上にして、太ももの上に置く
1、左足の裏、床を感じる。左足の全体にも意識を向ける
2、同様に右足に意識を向け、状態を確認する
3、お腹の感覚に注意を向ける
お腹が空いているか?グルグル鳴っている?内臓の感覚に意識を向ける
4、最後に呼吸に意識を向け、心を落ち着かせて終了
1回5分、朝晩行うのが理想
ボディスキャンは、食事量の調整に効果があるとTIME誌に掲載された
 
●食前セレモニー
1、食べ物をよく観察し、この肉がどこで育てられたのか?どんな味なのか?を想像する
2、今現在どれくらい空腹かを10段階評価で表す
3、食べ物をよく見たり嗅いだりした時の、全身の変化を確認する
4、なぜ食べたいのかを考える
5、食べることに意識を向けて食べる

(108)

●1日1~2杯のアルコールを飲む方が、死亡率が低い
 
2018年2月に発表されたカルフォルニア大学が、
1600人以上の高齢者を定期的な追跡調査をしたところ
毎晩1~2杯のビールやワインを飲んでいた場合と
お酒を飲まない場合のそれぞれの死亡率を比較
その結果、お酒を毎晩飲んでいた方が、
死亡率が18%も低いことが分かった
 
218年4月、医学雑誌ランセットに掲載
イギリスの研究によると、1週間に摂取するアルコールの量が、
100gを越えなければ、脳卒中、動脈瘤、心臓疾患、死亡のリスクが低下する
アルコール100gとは、ワインをグラスで5杯、ビールなら缶7本

(170)

栄養が豊富な納豆だが、生卵と一緒に混ぜると大事な栄養素が損なわれる
 
●納豆に卵白を入れると美肌効果のあるビオチンの吸収を阻害する
美肌効果があるビタミンBの一種:ビオチンには、
体内のコラーゲン生成の補助や頭皮の血行を促進させる役割がある
卵白に含まれるタンパク質のアビジンは、
ビオチンを強く結合する性質を持ち、
ビオチンの吸収を阻害する
 
納豆と卵白を混ぜてしまうと、納豆本来の栄養素が消えてしまう
 
納豆には黄身だけを入れて食べる方が良い

(251)

10万人あたりのすい臓がんの患者数、
女性は25.5人、男性は29.1人と男性が多い傾向にある
すい臓がんになる原因のひとつが肥満
 
●BMIの数値が30を超える人は、正常値の人に比べて、すい臓がんの発症リスクが3.5倍も高い
 
●タバコを1日40本以上吸う人は、吸わない人に比べ、すい臓がんの発症リスクが3.3倍も高い
 
医師は、すい臓がんを診断する時、患者の目を診る
●すい臓がんになると白目が黄色くなる黄疸が出る
すい臓に腫瘍ができると消化液を運ぶ胆汁の管が圧迫される
すると胆汁が流れなくなり、血液の中にあふれ、
黄色い色素が全身に広がり、白目が黄色くなる
白目が黄色いと感じたら、病院に行った方が良い

(120)

●女性は男性よりも2.7倍もアルツハイマー病を発症しやすい
アルツハイマー病の患者の脳を調査したところ
女性ホルモン:エストロゲンが、普通の人よりも少なかったことが分かった
エストロゲンは、アルツハイマー病の原因物質から脳を守っている
女性の方がアルツハイマー病になりにくいと思われがちだが、
女性は、閉経後、エストロゲンの量が一気に減少、
男性よりも量が少なくなってしまう
 
軽度認知障害(MCI)と言われる認知症予備軍の段階で発見できれば
対応次第で発症を防げる可能性がある
 
●家庭でチェックできるスマヌ法
スマヌを背中に書き、何が書かれたかを当てるテスト
MCIの特徴として感覚の情報が脳に届きにくくなる
そのため似た文字も正しく判断できなくなる
6回行って半分以上間違えたらMCIが疑われるレベル
 
●卵を1日1個以上食べると認知症のリスクが低下する
認知症の原因の一つとして考えられているのが、
記憶と関係が深い神経伝達物質アセチルコリンの減少
卵には、アセチルコリンのもとコリンが豊富に含まれている
最新の研究によると、
1日1個 卵を食べたグループは、食べていないグループに比べ、
認知症発症リスクが22%も低下したことが分かった

(220)

●肝機能が低下した男性は、胸が大きくなる可能性がある
男性にも女性ホルモンが作られ、骨の強化や抜け毛予防など様々な働きをしている
体内で作られた女性ホルモンは、最終的に肝臓で分解される
肝機能が低下すると女性ホルモンが分解されず体内に蓄積する
溜まった女性ホルモンによって乳腺が発達し、胸が大きくなることがある
 
●男性は長期間 強いストレスを受けると肝臓がんの発症リスクが高まる
 
決められた容量以上に薬を飲む、病気が治っているのに薬を飲み続ける など
薬の間違った使い方をする若者が増えている
体内に入った薬は、最終的に肝臓で分解される
しかし決められた以上の薬を飲むと肝臓に負担がかかってしまう
最悪の場合、急速に肝細胞が壊死していく劇症肝炎になることも
そうなると肝臓移植しないと助からない場合が多い

(157)

日本人女性の11人に1人が乳がんにかかっている
●背の低い女性より、高い女性の方が、乳がんになりやすい
国立がん研究センターが、5万人以上の女性を対象に行った調査によると
身長148㎝未満の女性に比べて、160㎝以上の女性は、
閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍も乳がんのリスクが高いことが分かった
背の高い女性は、成長ホルモンの分泌が多いからと考えられている
 
●胸の大きさと乳がんのリスクに相関関係はない
 
●毎日お酒をいっぱい飲む人は、乳がんになりやすい
アルコールを分解した際に発生するアセトアルデヒドに
発がん性があると考えられている
 
●乳がんは、痛みを感じない場合が多い
胸が痛くて病院に来る人がいるが、ほとんどの場合、女性ホルモンの影響
 
●運動すれば乳がんのリスクは下がる
毎日適度な運動をしている人は、そうでない人に比べ、
乳がんのリスクが10~20%減少することが分かっている
 
●座っている時間が長い人は、乳がんのリスクが上がる
海外で女性約2万9000人を対象にした調査によると
座っている時間の長いデスクワークの多い女性は、
立ち仕事の女性より、乳がんのリスクが高くなる
 
●みそ汁を毎日食べると乳がんの発生率が40%低下する
国立がん研究センターが、日本人を対象に行った調査によると
みそ汁を飲む頻度が1日1杯未満の人に比べ、
1日2杯の人は26%、3杯以上飲む人は40%も乳がん発生率が下がることが分かった

(122)

肺の病気の種類を確認するには、痰の色を見ることが大切
赤茶色の場合、血液を含んでいて肺がんや結核の可能性が考えられる
 
●非喫煙者の場合、男性よりも女性の方が1.3倍も肺がんになりやすい
その原因は、女性ホルモン:エストロゲン
エストロゲンには、肺がんのがん細胞を増殖させる作用がある
 
フィンランドのヘルシンキ国立公衆衛生研究所の調査によると
●リンゴを1日1個食べると肺がんのリスクが低くなる
リンゴに含まれているポリフェノールの抗酸化作用によって
肺がんのリスクを下げると考えられている
フィンランドで1万人を24年間追跡調査した結果、
リンゴを1日1個食べている人は、全く食べない人に比べて、
肺がんのリスクが58%も下がることが分かった

(155)

スポンサード リンク