●味噌煮込みうどんが名古屋の名物になったのは、武田信玄と徳川家康のおかげ
 
徳川家康の地元 岡崎城近くの八丁村で作られていた八丁味噌を
家康はこよなく愛し、何にでも使って食べていた
 
武田信玄は、太い麺と野菜を煮込んだ山梨の名物ほうとうを陣中食としていた
 
信玄亡き後、武田家は滅び、その家臣たちは、
ほうとう作りの技と共に徳川家に仕えると
そのほうとうを家康が大好きな八丁味噌で
煮込んだことで味噌煮込みうどんが誕生した

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ふぐの水揚高の1位は石川県、山口県は9位
たいして水揚高のない山口県の名物が、ふぐになったのか?
 
●ふぐが下関の名物になったのは、伊藤博文のおかげ
そもそも毒を持つふぐは、
400年前、豊臣秀吉の河豚食用禁止令によって食べることが禁じられてきた
明治20年、下関にある老舗旅館 春帆楼に
初代内閣総理大臣:伊藤博文が訪れる
女将は盛大にもてなそうとしたが、
海があいにくの大しけで漁に出られず、魚が用意できなかった
困り果てた女将は、禁じ手のふぐを振舞った
大いに気に入った伊藤博文は、「この魚は何だ?」と聞いた
「ふぐでございます」死罪も覚悟した女将だったが、
「なぜこんなに美味い魚を禁じてるんだ」
あまりの美味しさに感動した伊藤博文は、下関限定でふぐ食を解禁した
そのため下関には、ふぐを扱う店が次々と誕生
そして料理人や加工業者が集まり、下関はふぐの名所に

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戦国時代、島津家は当時の日本では珍しく、
歩く野菜と言われたほど栄養豊富な豚を育て、
兵糧のため戦場に連れて行っていた
その甲斐あって、島津軍は連戦連勝、
西日本最強と謳われるほどに
 
そして1609年、島津家が琉球に侵攻した際、
現地の豚を連れ帰り、
薩摩の豚と交配させ、現在の黒豚が誕生した
 
その後、薩摩だけで食べられていた黒豚を徳川慶喜に献上
一橋出身の慶喜は、豚一様と呼ばれるほど、豚好きだった
薩摩に度々、黒豚を催促したという
その噂が、やがて世に広まり、黒豚が鹿児島の名物となった

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●みかんをよく食べる人は、生活習慣病の発症リスクが低下する
みかんをよく食べる人は、血管年齢が若い
 
静岡県浜松市北区で同志社大学 杉浦実 教授は、
住民1073人を対象に10年間の追跡調査を行い、
シーズン中、みかんを食べない、1~2個食べる、3~4個食べる人を比べた
すると毎日みかんを3~4個食べる人は、動脈硬化、
糖尿病、骨粗しょう症などの生活習慣病の発症リスクが低下することが分かった
 
動脈硬化は、食べない人と比べて、発症リスクが45%低く、
糖尿病は、食べない人に比べて、発症リスクが57%低く、
骨粗しょう症は、食べない人に比べて、発症リスクが92%低く、
肝機能は、食べない人に比べて、発症リスクが49%低く、
高脂血症は、食べない人に比べて、発症リスクが33%低かった
 
その秘密は、みかんの果肉に多く含まれているβ-クリプトキサンチン
β-クリプトキサンチンを多く摂取している人は、
肺がんのリスクが低下するという研究報告もある
●温州みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンは、オレンジの約10倍
 
さらに、
●β-クリプトキサンチンは、甘ければ甘いほど多く含まれている

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●読めないくらい汚い字の郵便物でも読み取れる書状区分機
書状区分機は、どんな字でも読み取ることができる
ほぼ全国を網羅する430か所分の郵便番号に対応する受け口が設けられている
郵便物をセットすると超高性能カメラが、
1通0.1秒、1時間3万通の速さで郵便番号を読み取り、自動で郵便物を仕分ける
達筆な字も癖字も、丁目や番地、部屋番号から建物名まで
その読み取り率は、約95%
 
さらに読み取ると同時に、住所のバーコード情報を印字している
ブラックライトで照らすとバーコードが浮かび上がる
 
仕分けた郵便物は、それぞれの管轄の郵便局に届けられ、
機械に通すと、自動で郵便物を配達する最短の道順に並べ替えてくれる
 
読み込めなかった5%の郵便物は、
職員が一枚一枚目で確認して手作業で郵便番号のデータを打ち込む

(690)

足が疲れた時は、ふくらはぎを揉むと疲れがとれる言われてきたが、今は、
●足が疲れて時、ふくらはぎを揉むのは危険であることが分かった
ふくらはぎは第二の心臓と言われている
 
心臓から足まで流れてきた血液を ふくらはぎの筋肉が
ポンプのような働きをすることで再び心臓に戻している
 
少し前までふくらはぎを揉むと
ポンプ機能が促進され血行が良くなると考えられていた
ふくらはぎには、心臓に繋がっている大静脈がある
この大静脈は、血の固まり、血栓ができやすい場所であることが分かった
血栓ができてもその多くは非常に小さなモノなので心配はないが、
ふくらはぎを揉むことで血栓が一気に剥がれてしまう
剥がれた血栓は肺などの血管に詰まることで
呼吸困難などの命にかかわる様々な症状を引き起こす可能性がある
座って仕事している人、運動不足、肥満の人は、特に注意

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●陶器の底を欠けるようになったワケ
陶器の底が、欠けている部分を切り欠きという
そのルーツは、萩焼にある
江戸時代初期、長州藩の藩主:毛利輝元は、
萩焼を気に入り、全ての萩焼を献上品として作らせた
その結果、萩焼は、庶民の手に渡らなくなった
困り果てた職人は、わざと底に傷をつけて献上品にできなくすることで
庶民の手にも萩焼が手に渡るようになった
 
献上品として萩焼は有名となり、切り欠きのある萩焼が庶民に出回り、
切り欠きがあることが素晴らしい陶器の目印となり、
萩焼以外の職人も切り欠きを真似て、
様々な焼き物に切り欠きをつけるようになった

(399)

海苔も一緒に売るお茶屋は多い
●お茶屋がお茶だけでなく海苔も販売しているワケ
 
お茶の旬と海苔の旬が異なっているから
新茶のお茶が採れるのは4月~5月、その後、10月まで生産される
11月~12月に旬を迎える海苔は、
翌年の3月まで採れるため年間を通して利益が得られる
 
さらにお茶の保存条件は、日が当たらず涼しく湿気が少ない所
その保存条件と同じなのが、海苔だった

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●魚屋が威勢よく売るワケ
魚屋が威勢よく売るのは、すでに江戸時代に定着していた
当時は冷蔵技術は発展しておらず、獲った魚は、
腐ってしまうのでその日のうちに売り切らなければいけない
道行く人の足を止めるために威勢よく売っていた
その名残で現代でも威勢の良い掛け声で売っている
●肉屋が静かに売るワケ
日本では江戸時代まで牛馬犬猿鳥の肉を食べるのを禁止されていた
どうしても肉を食べたい庶民のために
肉は店頭にはおかず、店の裏で取引されていた
そのため大きな声を出さず静かに売っていたため、
その名残で現代でも静かに売っていると言われている

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●ヨガでは痩せない
 
ヨガは、呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、
心身の緊張をほぐし、心の安定と安らぎを得るもの
痩せることを目的としていない
そのため消費カロリーも少なく、ダイエットには不向き
 
ヨガの消費カロリーは、1時間でたったの約100kcal
10分間のジョギングの消費カロリーと同じ
 
ヨガで痩せた人の多くは、意識が変わって、
食事にも気を使うようになったり、筋トレを始めることが考えられる

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