●人が死ぬメカニズム
1995年に東京理科大学:田沼靖一 教授が発見した死の遺伝子
この死の遺伝子が働きだすとDNAが切断され、細胞の機能が停止し、結果 死に至る
 
●死の遺伝子が存在するワケ
大腸菌やビフィズス菌などのバクテリアには死は存在しない
生物は不老不死と引き換えに有性生殖によって遺伝子を組み合わせる道を選び、
その結果、陸海空の様々な環境に適応して反映できるようになった
 
実は、ウイルス感染や紫外線などによって日常的に遺伝子に傷を負っている
傷は、子孫を残す生殖細胞にも蓄積していく
世代を超えて傷が蓄積すると、種が絶滅する恐れもある
それを回避するために日々傷を負った細胞の消去が行われている
 
●細胞死
ネクローシス(壊死)→外的要因により細胞が破裂し、死に至る現象
アポトーシス(自死)→細胞自ら判断してDNAを切断して死ぬ現象
死んだ細胞は、免疫細胞のマクロファージが食べる
毎日、3000億~4000億の細胞が死んでいる
死ぬ細胞を集めるとステーキ1枚分になる
 
●人の寿命は、120歳が限界
・再生する細胞(皮膚や血液など)の細胞分裂は60回が限界といわれている
DNAには細胞分裂の回数をカウントするテロメアと呼ばれる部分がある
テロメアを使い切ると新しい細胞はできなくなる
テロメアが減る原因は、ストレス、酒、タバコ、孤独など
一方、
・再生しない細胞(神経細胞など)は耐用年数が来ると死んでしまう
再生する細胞と再生しない細胞のどちらかを使いすぎると死んでしまう
  
●がん細胞は、死を忘れてしまった細胞
アポトーシスが正常に作動せず、無限に増殖してしまう病
東京理科大学:田沼靖一 教授は、
がん細胞にアポトーシスを起こさせる化合物を作り、
がん細胞を殺すのではなく、
自ら死んでもらう新しい抗がん剤を開発しようとしている
 
アルツハイマーは、アポトーシスによって神経細胞が早く死んでしまう病
アポトーシスを抑制する薬があれば、根絶できる可能性もある

(211)

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心理カウンセラー:五百田達成によると
●さ行から始まる名前は、清潔感があるイメージを与える
「さしすせそ」を丁寧に言うと、
「すぁ」「すぃ」「すぅ」「すぇ」「すぉ」のように
必ず「す」の発音から始まる
「スー」は風が通り抜ける音として認識しているので、
清潔感の印象を持ちやすい
「清潔感」「爽快」「爽やか」「清楚」「清々しい」と全てさ行
 
●濁点がつく名前は、強そうなイメージを与える
濁点は舌や唇を強く弾いて発音しなければいけないので強そうなイメージを与える
小さい頃から「ガンッ」「ゴツンッ」「バッ」の音が刷り込まれているから
男性が買う缶コーヒーの名前は「ボス」「ジョージア」「ワンダ」「ダイドーブレンド」と濁点のイメージを利用している
 
●ら行から始まる名前は、キレイで高根の花のイメージを与える
ら行は、外来語が多く、海外のイメージが強い
海外=かっこいい、華やか、高根の花、キレイ
 
●あ行から始まる名前は、安心感、親しみやすいイメージを与える
あ行は、母音なので、発音される機会が多く親しみ、安心感を与える

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●祝日と祭日の違い
祝日とは、土日以外の休みの日
祭日という休みは、戦前にあったが、現在、祭日という休みはない
祭日を廃止したのは、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)
 
●祭日とは、皇室の大切な祭事が行われる日
祭日は明治時代に定められた休みの日
元始祭(1月3日)、孝明天皇祭(1月30日)、春季皇霊祭(3月21日頃)、神武天皇祭(4月3日)、秋季皇霊祭(9月23日頃)、神嘗祭(10月17日)、新嘗祭(11月23日)
GHQは、当時の日本国民の極端な天皇崇拝思想が戦争を悪化させたと判断し、
その思想を取り除くために皇室の祭事に関心を呼び起こす祭日を廃止した
休みの日が減ってしまうので新たに国民からアンケートを取り、祝日を設けた
それが、元旦(1月1日)、成人の日(1月15日)、春分の日(3月21日頃)、天皇誕生日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、こどもの日(5月5日)、秋分の日(9月23日頃)、文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)

(106)

「なすび」は「なす」の方言ではない
●「なすび」の呼び方
ナスは奈良時代に中国から日本に入ってきた
当時はとても貴重な食べ物だったので、
天皇や貴族など身分の高い人しか食べられていなかった
平城京の跡地から出土した木簡には、「奈須比(なすび)」と書かれている
「なすび」の由来は、ナスの味と関係している
当時のナスの味は、酸っぱかったという
「中が酸っぱい実」ということから
「なかすみ」→「なすみ」→「なすび」と呼び名が変化し、
奈須比という漢字があてられた
都があった関西地方を中心に「なすび」という呼び方が広まった
 
●「なす」の呼び方
「一富士 ニ鷹 三なすび」は江戸時代にできたことわざ
これは徳川家康が好きだったモノの順番で、
それくらい家康は、なすびが大好物だった
しかし、ナスは関西地方を中心に作られていたため、
江戸では なかなか手に入らなかった
そこで家康の命により江戸でも ナスが作られるようになり、
次第に「なすび」という呼び名は江戸でも広まっていった
当時は、ナスの生産が少なく値段が高いため、なかなか売れなかった
商人は、ナスを「成す」縁起の良い野菜として
「なすび」を「なす」として売り出した
「なす」に変えたことで商売が繁盛する縁起の良い野菜として
人々が買うようになり、「なす」という呼び名が広まった

(1689)

内臓脂肪が基準値の100㎠を超えると、
1、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病を招く危険性がある
 
2、心筋梗塞、脳梗塞などの突然死につながるリスクが高くなる
 
3、ハーバード大学の研究によると、ガンの30%が内臓脂肪が原因
 
4、40歳から内臓脂肪が基準値以上だと認知症になる確率が3倍高まる
 
内臓脂肪が多い人が、水を飲まず脱水を起こすと
心筋梗塞や脳梗塞など血管の重篤な疾患を起こすリスクが高まる

(162)

1901年、京都
アメリカの大富豪ジョン・P・モルガンの
甥:ジョージ・モルガンは芸妓をしていたお雪と出会う
美しい踊りや細やかな気配りに惹かれたジョージは、
その日にプロポーズするも、お雪は断った
その後、ジョージは4年に渡って来日して、プロポーズを続けた
熱意が伝わり、世界的大富豪と芸妓の玉の輿婚が成立
そのニュースは世界中を駆け巡った
 
プロポーズを断っていたのは、お雪には心に決めた男性がいたから
その男性は、京都帝大生の川上俊介
お雪は、川上を献身的に支え、結婚を見据えていた
ジョージの熱烈なプロポーズに困り果てたお雪は、
断る方法を友人の牧野省三に相談
津川雅彦の祖父で、日本映画の父と言われた人物
牧野は、ジョージに諦めてもらうために見受け金を吹っ掛ける案を提案
牧野と相談した金額は、4万円、今の価値で8億円相当
 
「4万円いただければあなたと結婚します」
諦めるかと思いきや「もちろんお支払いします」
ジョージはあっさりと支払ってしまった
これで後には引けなくなったお雪は、結婚を快諾した
 
1907年、2人はフランスへ移住
世界的大富豪の妻としてパリの社交界にデビュー
1915年、ジョージが心臓麻痺で他界
結婚から11年目のことだった
その後、第二次世界大戦が勃発
お雪は、一通の手紙をモルガン一族に送った
“京都を爆撃しないでほしい”と
この懇願が伝わったかわからないが、戦後の祇園では、
お雪のおかげで京都は助かったと語り継がれている

(209)

ニューヨークでの女優経験を生かし、
無理なく痩せるトレーニングを考案した石村友見
 
●ゼロトレとは?
縮んだ首、肩、背中、腰、足指の各部位が
本来の位置(ゼロポジション)に戻ることによって
基礎代謝が上がり、脂肪を燃やすトレーニング
 
●基本の呼吸法
頭の位置を高くして仰向けになり、3秒吸って、7秒かけて吐く
呼吸だけで肋骨を広げ、背中と腰の縮みに効果的
息を吐ききった後、咳をした時のお腹の筋肉を維持したまま、
脇腹に手を当てて、再び息を吸い、筋肉を下すようにゆっくり吐く

(185)

カップのゼリーを開けると、必ずシロップがこぼれてしまう
●ゼリーのシロップをこぼさずに開ける方法
 
ゼリーの蓋を手前から奥ではなく、
奥から手前に開けるとシロップがこぼれない
 
手前から奥に開ける時、
ゼリーを抑える支点は、親指以外の4本の指になる
不安定な状態のため思わず力が入る親指は、
作用点となって容器を握ってしまいシロップがこぼれる
奥から手前に開けると親指が支点となり安定するため、
つぶれずシロップはこぼれない

(294)

自宅や職場、学校など特定の場所の地震のリスクが知ることができる防災科学技術研究所の地震ハザードステーション
 
地震ハザードステーション
 
知りたい住所の緯度経度を入力するだけで
250m四方ごとの地盤の弱さ、各震度の遭遇確率など
 
緯度経度を調べるには、こちらが便利です

(139)

東京医科大学病院:小田原雅人によると
近年、内臓脂肪を減らす画期的な方法が明らかになってきた
それは体の中にあるBATという細胞群を刺激して内臓脂肪を燃やす方法
 
●内臓脂肪を燃やす細胞:BAT
通常、筋肉を動かした場合の燃焼効果は、数字でいえば4程度だが、
BATが活性化した場合の燃焼効果は、300~400
筋肉の70~100倍の燃焼効果があるという
 
●BATとは?
脂肪を燃やして体温を保持するために細胞
燃料として内臓脂肪を多く使う
全身の脂肪燃焼と大きな関係があることが分かってきている
 
●BATは、年を取ると減ってしまう
以前は減ってしまったらもう戻らないと考えられていたが、
最新の研究でまた増やせることが分かった
 
●BATと増やす方法
1、身体の皮膚に寒冷刺激を与える
人の身体には寒さを感知し、BATを増やすセンサーがある
長期間、センサーが寒さを感知し続けるとBATが増えることが分かった
 
2、BATを増やす3グループの食材を摂る
・とうがらし、ショウガ、黒コショウ、青魚
・わさび、にんにく、たまねぎ、からし
・ミント

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