ニンニクに含まれるアリシンは、血流を促進し、
血行を促すため、体を温める働きがある
 
アリシンは元々、ニンニクの中にあるわけではなく
ニンニクの細胞が壊れる時に、アリシンが生成される
細胞をなるべく粉々にした方が生成されるので、
切るよりもすりおろしたほうが良い
 
●ニンニクに含まれるアリシンは、加熱しないと効果を発揮できない
アリシンは過熱しないと その効果を発揮できない
アリシンを加熱するとアリシン同士が結びつき、
スルフィドという物質に変化する
スルフィドこそが、疲労回復、高血圧予防、血液サラサラ、
風邪予防、食欲増進、がん予防など、
ニンニクに期待できる健康効果のほとんどを担っている物質

(161)

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認知症・高齢者総合内科:眞鍋雄太によると
●納豆に含まれるナットウキナーゼは、血栓を溶かす働きがある
脳梗塞の原因となる血栓を溶かす働きがある
 
在宅医・脳神経外科:米田浩基によると
●大豆に含まれるレシチンやリノール酸は血液を良化する
リノール酸は、適度に摂ると血液中のコレステロール値を低下させ、
血液をサラサラにする効果がある
 
脳神経外科:長谷川洋によると
岐阜大学が高山市民3万人を対象に16年間 食習慣の追跡調査を行った
それによると、
●納豆を良く食べている人の方が、食べない人に比べて脳梗塞のリスクが38%低かった
 
納豆を食べると脳梗塞や心筋梗塞などの患者が
服用する血栓を溶かす薬:ワーファリンの効果を下げてしまう
 
内科専門医・循環器専門医:池谷敏郎によると
血栓が出にくい薬を服用すると
血が止まりにくかったりアザができやすいが、
納豆を習慣的に食べた人が、鼻血が止まらない、
アザができやすいといったことは見受けられない
とすると納豆には、その程度の効果しかないのでは?
魚のEPAにも血をサラサラにする効果があると言われている
EPAを服用した際、アザができやすかったり、
鼻血が止まりにくいことを経験したので、
納豆よりも効果が高いと思われる
●納豆よりも魚のEPAの方が、血をサラサラにする

(176)

総合診療外科:川本徹によると
●玉ねぎに含まれるイヌリンは、善玉菌を増やす効果がある
 
玉ねぎに含まれる食物繊維の一種のイヌリンは、
消化されずに大腸まで届き、
善玉菌はこれをエサにして増えるので
腸内環境が良くなる効果がある
玉ねぎのほかにも、ゴボウや菊芋などにもイヌリンは含まれている

(145)

内科専門医・循環器専門医:池谷敏郎によると
油の摂り方は、アレルギーに関係していると考えている
 
●EPA・DHAとアラキドン酸の比率が、白血球の働きを変える
 
魚に多いのが、EPA・DHA、
肉やサラダ油に含まれるのがアラキドン酸
私の外来で、スナック菓子や油っぽい食べ物をやめ、
魚の脂をしっかり摂るだけで鼻炎が良くなる人が多い

(130)

皮膚科:山崎まいこによると
寝起きに水を1杯 飲むと胃腸の働きが良くなる
 
15℃の水と65℃のぬるま湯を飲んだ時の
胃の動きを調べたデータがあり、
65℃のぬるま湯の方が、胃の動きが活発になった
 
●寝起きは、冷たい水よりも65℃の水を飲んだ方が、胃の動きが活発になる

(170)

統合医療:御川安仁によると
●食事で野菜から先に食べると血糖値の上昇が緩やかになる
先に野菜を食べるのと同時に野菜を食べるので比較したところ
先に野菜を食べた方が血糖値の上昇が緩やかだった
 
内科・皮膚科:日比野佐和子によると
●野菜よりも肉を先に食べるほうが血糖値の上がりにくい
という臨床データがある
 
脳神経外科・神経内科:清水俊彦によると
先に野菜を食べるに異論はないが、
それよりも良いのが、大豆ファースト
 
●肥満の予防には、炭水化物を最後に食べるのが効果的

(117)

抗加齢医学:白澤卓二によると
群馬県中之条町の高齢者に歩数計を5年以上つけて大規模な追跡調査を行った
すると1日の平均歩数と病気にかかる関係性が判明した
1万歩 歩いている人にメタボリック症候群は少なかった
 
内科・皮膚科:日比野佐和子によると
●1日1万歩 歩いている人は、認知症が予防できる
という研究報告がある
 
形成外科:桑原靖によると
足が強い人は、どれだけ歩いても怪我しないが、
足が弱い人は、ちょっとした運動で簡単に痛めてしまう
1日1万歩に駆られて運動したが、怪我をして運動できなくなる人も多い
 
●1日1万歩にとらわれる必要はなく、心拍数が上がる適切な運動をするとよい

(136)

疲労・睡眠:梶本修身によると
●早寝早起きは健康にいい、に医学的根拠はない
 
スペインの調査では、
●遅寝遅起きの人の方が、将来 名声 収入が高い職に就く
というデータがある
 
早寝早起きがいいのではなく、規則正しい生活が良いとされる
そのために早寝早起きを一つの例に出しているだけ
 
例えば、早朝は気温の差が激しい
心筋梗塞や脳卒中は、早朝に多い
高齢者の人は、早朝 非常に危険なので寝ている方が良い
早寝早起きしている人の方が成績が良い、とよく言われているが、
それはたまたま学校の試験が朝 行われているから
学校の試験を夜10時から始めたら遅寝遅起きの人の方が結果が良くなる
記憶力の向上は、生活リズムが安定していることが大事
 
●生活リズムを整えるための早寝早起きは大切だが、早寝早起きだけで健康になれない

(133)

整形外科:神戸克明によると
糖質を制限すると脳細胞、筋肉、骨にも良くない
●老化が進む可能性がある
 
内科専門医・循環器専門医:池谷敏郎によると
血糖値の高い患者が糖質を制限すると確かに良くなるが、
代わりに肉食に偏り、脂質データが悪化する
 
総合医療:御川安仁によると
ダイエット=脂肪を燃焼させる
人間の体にある60兆個の細胞全てで行われているTCAサイクルは、
生きていく上で必要なエネルギーを生み出すサイクル
細胞にタンパク質、脂質、糖質が合わさることではじめてTCAサイクルとなる
脂質や糖質も脂肪を燃焼させるTCAサイクルにある程度必要

(120)

下北沢周辺には、芝居を楽しめる施設が11か所もある
下北沢が演劇の街になったきっかけは、俳優:本多一夫にある
 
本多一夫は、本多劇場など8つの劇場を持つ実業家
 
本多は、1955年、新東宝ニューフェイスで
映画界デビューしたものの
仕事が少なかったため下北沢でバーを経営
そこには知り合いの女優が飲みに来ていたので、女優と飲める店として大繁盛
実業家として大成功を収めた
 
下北沢がある小田急沿線には、東宝スタジオや東映スタジオがあったこともあり、下北沢には若手俳優が多く住んでいた
だが彼らが映画に出られる機会は少ない
そこで若い俳優のためにアパートを改築
1981年、下北沢で最初の劇場 ザ・スズナリを造った

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